新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

道東ドライブ旅〜5

2023-10-30 20:05:36 | 旅行
浜中から道道123号厚岸別海線を走って別海町へと向かいます。

国道44号線から道道に入ると根釧台地の中を走ってゆきます。ほとんど家はなく、牧草地と牛の姿しか目につきません。そのため道路もまっすぐ。起伏もあるのでまっすぐな道がうねるようにアップダウンしています。思わず途中で車を止めて写真を撮ってしまいました。

牧草地の向こうに白樺の森。北海道らしい景色です。ほとんど車も走っていない道を快調に走ります。何もないと思っていましたが、別海町に入り上風連地区へ入ると唐突にナビの地図に郵便局のマークが登場。思わず寄り道をしてしまいました。

別海町の中心部が近づいても牧場があり、道のすぐそばに牛さんの姿が見えたので車を止めて写真を撮ります。牛さんをあまり見ない内地の人には珍しいですよね。別海町役場にはお昼前に到着。マンホールカードをいただいて戻ります。

役場の前の駐車場の付近にはカラーマンホールが。マンホールにも牛さんが描かれているのですね。別海郵便局に寄り道をして今度は道道8号根室中標津線を北上して中標津町を目指します。この道道に沿って1989年までJR標津線が走っていました。廃線から30年以上が経過しているのでほとんど跡は残っていませんが、道道を走っていると跨線橋と書かれた橋もあったので、未だに記憶が刻まれているようです。
中標津に向かう途中、別海町中春別地区にセイコーマートがあったのでお昼ご飯を調達に寄り道。すぐ横に郵便局もありました。セイコーマートでおにぎりを買って中標津へ。中標津市街に入ると久々に大きな街。中標津は鉄道は廃止されていまいましたが中標津空港があるので、この辺りでは大きな街です。そのため郵便局も多く、お昼ご飯も食べずに車で4局ほど回りました。うち2局は簡易郵便局。駄菓子屋さんと併設されている簡易郵便局ではおせんべいをいただきました。ポケットティッシュはよくもらいますが、おせんべいは初めてです。

道すがら中標津町のご当地マンホールを撮ってから、中標津を後に国道272号線を標津方面へと走ります。次第に知床連山の山並みが近づいてきます。20分ほど走ると標津町の市街地。文章で書けば区別できますが、言葉だけだと士別市と区別がつかないので、士別市はサムライ士別。こちらは根室標津とも呼ばれます。とりあえず郵便局へ行ってから町役場近くへ。

町役場のすぐそばには旧標津線の終着駅の根室標津駅があり、廃線から30年以上経っていますが、駅構内にあった転車台とC11型蒸気機関車が保存されています。そしてかつての駅舎にあった根室標津駅の駅名表示も残されています。

もともとこのC11型蒸気機関車は近くの文化ホールに保存されていましたが、地元の保存会の手により、転車台の位置まで移動させて保存しています。コンプレッサーのエアで動くようになっており、時折動いているようです。綺麗に塗装されていて大事に保存されているのが嬉しいですね。
SLを見ながらちょっと遅めのお昼ご飯を車の中で食べます。お昼ご飯を食べてから出発。

標津町のご当地マンホールも撮ってから国道335号線を羅臼方面へと向かいます。

標津からはほぼ海岸沿いを走り、海の向こうには国後島の姿もはっきりと見えます。車を停められる場所があったので止めて北方領土の国後島の姿をカメラに収めます。右には国後島、左手前方には知床の山並みが見えてきます。そんな中を車を走らせて羅臼方面へ。走りながら途中で郵便局を見つけると停車して貯金というのを繰り返して羅臼へ。羅臼町へ入ると不思議な感覚ですが、羅臼へ向かって車を走らせている自分が可笑しくなってきます。まさかここまで車を運転してくるとは思いもよりませんでした。

標津から1時間ほどで羅臼町の道の駅知床・らうすに到着。トイレ休憩をして海岸から見える国後島を撮影します。これだけ近くに見えるとは思いませんでした。道の駅を出ていよいよ知床半島を横断します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿