新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

日光・鬼怒川の休日〜4

2023-06-09 20:50:11 | 旅行

鬼怒川温泉でのお宿は、鬼怒楯岩大吊橋のすぐ脇にある鬼怒川ロイヤルホテル。鬼怒川温泉駅からバスに乗ってチェックイン時間の前に着いたのですが、チェックインだけ行ってお部屋へ入るのは少し待たされました。

お部屋からは鬼怒楯岩の景色が見えます。素泊まりプランなので、ちょっと休憩してから食料の買い出しに行きます。ちょっと離れていますが歩ける範囲に会津のスーパーであるリオンドールがあるのでそちらへ買い出し。

買い出しに行く途中、東武鬼怒川線の踏切を超えると電車がやってきたので撮影。かなり近すぎですが柵の外です。
リオンドールで買い物を済ませて宿へ戻る途中、線路沿いに花畑のある場所があり、ここで電車を撮るといい絵が撮れそうだと思っているとタイミングよく、浅草行きのスペーシアがやってくる時間。

花畑の向こうをゆくスペーシア。東武特急といえば100系スペーシアですが、いまではすっかり500系リバティに押され、特急きぬ号として鬼怒川線にやってくるのはわずか2往復となってしまいました。ここでSL大樹を撮ったらいい絵になりそうです。

振り向きざまに後追いも。花畑の手前のビニールハウスの骨組みがややうるさい感じもしますが、風景として捉えます。iPhoneでの撮影ですが、なかなかいい写真が撮れますね。
電車の撮影をしてから宿へ戻り、ひとっ風呂浴びてから夕食。夕食の後はのんびりと過ごし、日頃の疲れを癒しました。

翌朝。5時前に目が覚めてしまったので、朝の散歩に出かけます。宿から鬼怒川温泉駅へ向かい、鬼怒川温泉街を歩いて鬼怒川公園駅方面へと向かいます。

ふれあい橋で鬼怒川を渡ります。鬼怒川温泉は鬼怒川の渓谷沿いに旅館が立ち並んでいます。ふれあい橋あたりは鬼怒川温泉駅に近いのでごく普通の温泉街といった感じですが、

上流に向かい滝見吊橋から見る風景は先ほどまでとは一転、廃墟となったホテル群が目につきます。以前は団体客などで賑わっていた鬼怒川温泉。バブル期以後は急速に宿泊客が落ち込み次々と閉館、倒産に追い込まれたホテルが廃墟となって残っています。その傾向は鬼怒川温泉駅から離れているところほど顕著です。東武鉄道の特急きぬ号も鬼怒川温泉止まりが多く、徒歩の個人客は駅に近いところを選ぶので、駅から遠く不便であると集客もうまくいかなかったのでしょう。

上流の方を見ても廃墟となったホテルが目につきます。これらの廃墟群は解体するのにもお金がかかるということでこのままになっているそうです。そんな景色を見ながら再度鬼怒川を渡って東武鬼怒川線沿いへと出ます。

およそ3km近く歩いて鬼怒川公園駅に到着。駅前で休憩して涼んでから宿へ戻ります。フリーきっぷがあるので一駅だけ電車に乗って戻ることにします。

鬼怒川公園0556発の南栗橋ゆき普通電車に乗って鬼怒川温泉駅へ。お隣の新藤原駅始発で鬼怒川公園駅では初電となります。乗り込むと当たり前ですが誰も乗っていません。電車は歩いてきた道をあっという間に走り、鬼怒川温泉駅へ戻りました。駅から宿まで歩いて戻り、温泉で汗を流してから朝食を食べて支度をします。