JR東日本のクルーズトレイン、「TRAIN SUITE 四季島」の運行計画がいよいよまとまり、JR東日本サイトにアップされています。
2017年5月1日より運行開始予定で平日は3泊4日コース。週末は1泊2日コースを運行する予定です。その運行ルートは、
3泊4日コース
上野ー（宇都宮線・日光線）ー日光（日光観光）ー（日光線・東北線・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・津軽線・海峡線・道南いさりび鉄道）ー函館（函館観光）ー（函館線・室蘭線）ー伊達紋別ー登別
東室蘭ー新函館北斗ー五稜郭ー青森ー弘前ー（奥羽線・羽越線）ー鶴岡ーあつみ温泉ー新津ー東三条ー（信越線・上越線・高崎線・宇都宮線）ー上野
＊新函館北斗ー弘前間は北海道新幹線と五能線経由リゾートしらかみ号乗車オプションあり。
1泊2日コース
上野ー（宇都宮線・武蔵野線・中央線）ー塩山（山梨観光）ー（中央線・篠ノ井線）ー姨捨ー（篠ノ井線・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道・信越線・磐越西線）ー会津若松ー（磐越西線・東北線）ー上野
経由路線はあくまで公式発表された図をもとに推測したもので、特に1泊2日コースの上野から中央線に出るルートは武蔵野線経由と推測しましたが、東北旅客線から武蔵野線へ出るには大宮駅まで行って進行方向を変えなくてはいけないので、進行方向を変えなくても中央線に入れる川越線・八高線ルートも考えられます。ただ八高線に10両編成が入れるかどうか…。
しかし、ルートを見ているとJR東日本エリアとJR北海道エリアで押さえるべきところはしっかりと押さえているというか…。朝方の青函トンネルを抜けて、海越しの函館山を見ながら函館へ向かうところや、日のあるうちに駒ケ岳付近や噴火湾を通過するところ。また往路に東北線、帰路に日本海縦貫線経由にするとは憎い演出です。帰路の上越線で湯檜曽ループを通過するところも見逃せませんね。
1泊2日コースでも車窓の山旅が楽しめる中央線・篠ノ井線。そして日本三大車窓のひとつ姨捨のナイトビュー。磐越西線では会津磐梯山なんかも見れますね。
また両者のコースに共通するのが、東日本エリアの並行在来線転換鉄道全てに乗り入れていること。その気になればJR線だけでもコースを組むことができますが、やはり在来線の旅ということで転換路線も組み込んでくれたことに拍手を送りたいと思います。
日のある時間帯に通過する撮影スポットもいくつか思い当たるので、来年の今頃は撮り鉄が沿線に出撃していることでしょう。
今から運行開始が楽しみです。