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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

カジノより中学校給食──加藤リカさんで、24年ぶりの横浜市緑区の共産党市議を

2019-03-26 | 活動のこと

 横浜市議選(緑区)の加藤リカ候補の応援に行きました。

 緑区は、都議選が終わった後に、若林やすひさ衆議院比例候補とトークセションをやった地域でもあります。

 加藤候補は、前回惜敗した経験を生かして、地域のみなさんとともにあらゆる努力をしてきたことが語られました。

 加藤候補は、横浜市政の大争点である、中学校給食問題での変化を次のように語りました。

 「市民の運動と共産党の市議会での論戦で、ついに学校給食法に基づく給食を実施する方向に動き出そうとしている。でも、ハマ弁を給食にしようという動きもあるがこれではダメ。小学校と同じようにあたたかい給食を実現するために、どうしても横浜市議会に駆け上がりたい」

 共産党横浜市議団の議席増が、どうしても必要です。24年ぶりに議席を目指す緑区で新たに議席を獲得することは、その流れを決定づけると思います。

 私からも、給食という問題では町田とも共通点がたくさんあること、町田市長が横浜市職員だったことで中学校給食を拒否し続けていること、一緒に子どもたちの育ちを支える中学校給食を実現しようとお話をしました。

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東京都予算案に対して、共産党都議団が予算組み替え提案──対案を示すことで、どこに問題があり、どうすればいいのかを目に見える形で明らかにする

2019-03-25 | 東京都政・都議会のこと

 日本共産党都議団は、知事が提出した東京都予算案mp組み替え提案を提出することを記者会見で明らかにしました。(2019年度東京都予算案に対する日本共産党の組み替え提案

 「都民のための『大改革』と言える予算案にはなっていません」と指摘した上で、次の視点から組み替えを行います。

 日本共産党都議団の2019年度東京都予算案に対する組み替え提案は、住民の反対の強い幹線道路整備などの大型開発を厳しく精査・削減し、生み出した財源で、国保料(税)の減免、特養ホームや認可保育園の増設、中小零細企業の支援や雇用の改善、小中学校の給食費の補助、若者支援、住宅耐震の10割助成と土砂災害対策の強化、多摩格差の解消など、福祉や子育て・教育・防災などのいっそうの充実を図る。

 内容は、本文と資料を読んでいただければわかると思います。

 こうすればもっと良くなるという対案を示すことで、どこに問題があり、どうすればいいのかを目に見える形で明らかにすることになります。

 この提案は、26日の予算特別委員会で審議されます。

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町田市少年野球開会式と「怒らない指導」

2019-03-24 | 活動のこと

 24日、町田市少年野球連盟春季大会開会式に出席させていただきました。

 元野球少年としては、野球のシーズンが始まるとワクワクします。

 この日の来賓あいさつは、イチロー選手の引退と春のセンバツ一色。

 たしかに、イチロー選手の引退は、ファンのみならず多くの人たちにインパクトを持って受け止められたと思います。

 長い間、第一線でプレーするというのは簡単なことではありません。

 その意味で、少年野球の時に「とにかく頑張れ」方式の指導によって、怪我をしたり、野球をやるのに支障が出た選手を私も数多く見てきました。

 副会長の報告では、連盟で調査をしたところ「野球肘」の子どもが3割いるということでした。

 ケガも、避けられるものと避けられないものがありますが、回避できるのものは徹底的に回避することが必要です。

■益子直美さんの取り組みから学ぶこと

 今年1月の「朝日新聞」に、バレーボール元日本代表の益子直美さんが「監督とコーチは選手を怒らない」という大会について紹介していました。

 一部、引用します。

 指導者の暴力や暴言、パワハラなどが問題になるなか、バレーボール元日本女子代表の益子直美さん(52)が「監督とコーチは選手を怒らない」というルールで福岡で始めた小学生の大会が、来月で5回目を迎える。
 大会関係者は指導者の意識の変化を感じるといい、神奈川でも大会を開くようになった。(中略)

 最初の半日はゲームやクイズなどで遊び、大人も子供も笑顔になったところで試合が始まる。益子さんは、子どもたち一人ひとりに「監督が怒ったら知らせるんだよ」と声をかける。

 特別ルールのアイデアの土台には、大会をつくった益子さんの経験がある。バレーボールを始めた中学時代のことだ。怒られてばかりで、毎日のようにぶたれていた。怒られないことだけを考えて、言われた通りのプレーだけをしたトスが来なければ怒られない、試合に出なければぶたれない、とも思っていた」。有望選手として選抜され、強化合宿に参加するようになると、他チームの指導者にほめられた。上手にできるからと、見本のプレーをさせられることもあった。うれしさと驚きを感じたが、「自分はダメな選手だと思い込んでいた」。ほめる大人を信じられなくなっていた

 「大人になってもトラウマが残っている。ぶたれた友達を見て、自分がぶたれなくてよかったと思った罪悪感もある。小学生が怒られるところを見ると胸が苦しくなってしまう。だから子どもたちがスポーツを楽しいと思える大会を」と考えたという。

(引用元:朝日「監督、怒らないで」 バレー益子直美さんが広める指導

 こうした動きが広がることを願ってやみません。

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横浜市都筑区から、井下けんじさんで初めての共産党市議を誕生させよう

2019-03-23 | 活動のこと

 統一地方選挙前半戦は、すでに知事選挙が告示され、まもなく道府県議選や政令市議選が告示となります。投票日は4月7日です。

 横浜市議選に都筑区から挑戦する、井下けんじ予定候補の集会に参加をさせていただきました。

 「激励と連帯のあいさつ」をしてほしいという依頼でしたが、参加させていただいた私の方が激励される集まりでした。

 井下予定候補は、16年ぶりに都筑区から市議選に挑戦する決意をされ、昨年9月からトップギアで何としても初議席を実現しようと奮闘されてきました。

 井下さんとともにこれまでやったことのないことのない新しい挑戦を次々とやってきたことが報告されましたが、そのどれもが本当に素晴らしいものだと感じました。

 「カジノより給食を」──という公約を中心としながら、都筑区のくらしの願いを市議会に届けようとする井下さんの活動に、地域の人たちがリスペクトしていると感じる場面も何度もありました。

 私からは、「登山でいうと8〜9合目。疲れている上に、酸素が薄くなり大変なとき。みんなで頂上を目指し、新たな景色を見るために励ましあいながら頑張りましょう。井下さんを横浜市議会に送り、市民と市政をつなぐ架け橋をつくろう」とごあいさつをさせていただきました。

 井下さんは「冬の間、真っ黒になるまで街頭で地域のみなさんと頑張ってきた。都筑区で初めて共産党の議席を実現し、横浜市議団に加わって市民のための仕事をしたい」と語りました。

 統一地方選挙の前半戦。共産党の躍進で、新しい政治を実現するために私も微力ながら奮闘します。

 参考:1月4日「赤旗」 みんなと勝ち抜く 横浜市議選 都筑区(定数5)  井下けんじ予定候補(40)

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「人間はその数だけ、それぞれ、その姿のまま、誇らしくなければならない。」──旧こどもの城について質問しました

2019-03-22 | 東京都政・都議会のこと

 18日の都議会財政委員会で、旧こどもの城について質問を行いました。

 こどもの城は、1979年の国際児童年を記念して1985年に開館したもので、こどもの城の存続を求める声が、国会はもちろん、都議会にも寄せられる中で、二〇一五年に閉館されました。こどもの城を守れと、「万引き家族」など映画界の第一線で活躍をされている是枝裕和監督、俳優の八嶋智人さん、「ワンピース」のルフィを初めとして数多くのアニメの声優をされている田中真弓さんを初め、ここで紹介することはできないほどの多くの方々がその存続の声を上げました。

 こうした中で、旧こどもの城の土地と建物を都が購入をし、解体せず、リノベーションして活用するという方向性が打ち出されたことは重要です。

 旧こどもの城が果たしてきた役割を考えるならば、子どものための機能を重視することが必要です。東京都に認識を聞いたところ、

 「かつてのこどもの城におきましては、次代を担う子どもたちが、心身ともに健やかに成長するための、多彩な遊びのプログラムなどを実践してきたと聞いております。こうしたことを旧こどもの城のレガシーと捉えまして、都民の城においても、子どもの遊び、表現、学びの場や芸術文化活動の場などを提供していくことを検討」

 と答弁がありました。

 こどもの城でスタッフをされていた方が次のように紹介しています。

 「『こどもの城』の活動プログラムの基本は、子どもたちに〝本物〟を提供すること。〝本物〟というのは〝子ども騙し〟で一時的な満足や楽しさ、おもしろさを与えるだけのものではなく、子どもが心の底から感動できるプログラムを提供すること。〝子どもだから〟この程度でよいだろうという妥協をしないこと」  「体を動かす活動でも、音楽部門ではリズムに合わせて動くことに重点があるが、体育部門が担当すると身体を大きく動かすことに焦点があたる。〈あそび〉にも、さまざまな切り口があり、何を意図するかによって異なった展開になる。いろいろな分野の専門家が集まった『こどもの城』だからこそ、多面的に〈あそび〉が深められた」

 こどもの城が担ってきた機能を端的に、わかりやすく伝えている一文だと思います。

 また、『からすのパンやさん』などの作品で知られる、絵本作家のかこさとしさんは、『どろぼうがっこう』という作品のあとがきで次のように述べています。

  わたしは、「子どもたちに与えるものは、子どもたちだから最高ですぐれた水準のものであるべきだ」という主張をいただいていました。しかし、極度に時間のない毎日を送っていた上、ちょうど学位審査があったので、一種の「笑劇(ファース)」としてまとめたこの作品を、こんな乱暴な絵によって子どもたちに見せることになったことを、残念に思っていたのです。
 ところが、わたしのこんなおそれを裏切って、子ども会でみせた最初から、この紙芝居は圧倒的に子どもたちに迎えられました。単色に近い彩色の、しかもデッサンも構図もいいかげんなこの紙芝居を、何かことあるごとに子どもたちは〝みせて〟とねだり〝演じろ〟とせまりました。  何度となく、そのアンコールにこたえながら、わたしはかれらが表面上のきらびやかなケバケバした豪華さにひかれるのではなく、もりこまれた内容の高いおもしろさを求めているのだということを、子どもたちに教えられたのです。 

 この一文から、私たちは多くのことを学びとることができます。ぜひ「もりこまれた内容の高いおもしろさ」を追及して、今後の計画を進めていってほしいと思います。

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