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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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共産党都議団独自調査!豊洲市場の「黒い粉じん」から高濃度の重金属──都議会予特で和泉都議が質問

2019-03-12 | 東京都政・都議会のこと

 12日から都議会は予算特別委員会がはじまりました。

 初日は、代表総括質疑。各会派がそれなりに時間をとって、知事と一問一答で論戦をします。

■豊洲市場の「黒い粉じん」は強い毒性がある

 共産党都議団は、和泉なおみ都議(副幹事長)が質問に立ちました。

 冒頭、和泉都議が突きつけたのは、豊洲市場の「黒い粉じん」についてです。

 共産党都議団は、東京農工大学の渡辺泉教授に「黒い粉じん」の成分分析を依頼。その結果は、深刻なものであることが明らかになりました。

 今回の結果から、市場で働く人たちの健康リスクを考えれば、都としてただちに調査し、分析することが必要です。

■どのような分析結果だったのか

 予算特別委員会で配布した、「豊洲粉塵試料」の抜粋資料はコチラです。

 自然界値と豊洲市場の「黒い粉じん」を比較すると、アンチモンの170倍をはじめ、その高濃度の重金属が検出されています。

 もっとも高い値が検出されたアンチモン(Sb)は、毒性が極めて強い物質です。

 上のグラフを見ると、銅、亜鉛、スズ、アンチモン、ビスマスが「非常に強い汚染」となっています。

 道路粉じんと比較しても、豊洲市場内の「黒い粉じん」は高い数値が出ています。いうまでもなく、豊洲市場は閉鎖された建物内です。道路と比較しても、健康などに影響を与える可能性があります。

 和泉都議は、市場で働くみなさんの健康を考えても、市場の開設者として実態を調査すべきだと求めたのに対し、小池知事は最後まで「適切に対応していく」という答弁に終始しました。

(参考)

 「豊洲市場の粉じんから高濃度の重金属 タイヤ・路面がすり減り滞留か」(毎日)
 「豊洲市場で健康に影響及ぼしかねない量の粉じん検出」(日刊スポーツ)

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