学校の先生が忙しすぎる──。
ある先生からは「忙しいという時は、心を亡くすと書く。心を亡くした状態で、教師が子どもたちに関わっていていいのか」と。
11月2日、東京都議会文教委員会での事務事業質疑(局の行なっている事業について質問できる)が行われましたが、東京都教育庁に対して教員の多忙化問題について質問しました。
都教委は教員の多忙化について「教員の多忙化や長時間労働の実態は、教員自身の心身の健康に影響を及ぼすとともに、学校教育の質にも関わる重要な問題であると認識している」という認識を示し、小池知事も「教員の過大な負担を軽減していく観点からは、適切に勤務時間を把握し、校務改善等の対応を図っていくことが重要である」と述べています。
私の質問に、教育長は教員の多忙化、長時間労働の解決には「教員を増員していくことが根本的な、理想的な解決の手法」だという認識を持っていることを答弁した一方、都や国の財政状況を見ればむずかしいとも言われました。
根本的な解決を行うことなくして、この問題は解決しません。都教育委員会としてしっかりと対応することを求めて行きます。
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