11日、町田市障がい者福祉懇談会主催の「みんなで考えよう町田の防災!!」が、和光大学ポプリホール鶴川で開催されました。
市議会の健康福祉常任委員会委員長として、ごあいさつさせていただく機会も与えていただきました。
午前中に続き行われた第2部では、「町田市の災害弱者をどう支えるか」をテーマにシンポジウムが行われました。
直ちに実施すべきこと、議論を重ねていきたいこと、考える上でのヒントなど示唆に富む発言ばかりで、多くを学ばされました。
いくつか紹介します。
例えば、人工呼吸器です。災害時に電源を喪失した場合、人工呼吸器が動かなくなります。まさに命にかかわる問題ですが、これをどうやって解決していくのかは難題だという問題提起でした。その際、誰がどのように支援に行くのか突き詰めていく必要があります。
また、情報共有や個人情報についても問題提起がありました。災害時要配慮者の名簿が作成されています。本人の意思確認をせずどこまで共有すべきなのか、どういう形での情報を共有すべきなのかというものです。事前から情報共有をしないままに、突然災害時だからと知らない人が訪れてきても、必要な支援をどれだけ求められるのかも疑問です。
行政の役割として、災害発生前の仕組み(ネットワーク)づくりについて積極的役割を発揮してほしいという問題提起もありました。
できていること、できていないことを洗いざらい出していくことが、本当に必要なことを見つけ出していくことにつながります。一人ひとりが我が事として考えてもらうことが目的で(これが本当に難しいと感じるわけですが)、そのための手段を考えることが必要です。
このシンポジウムで投げかけられた問題提起を受け止め、いい方向を探っていきたいと思います。
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