「共産党は、なんでこんなに調査力があるのか」と、話しかけれるのが日常になってきました。
2日、参議院安保関連特別委員会で、日本共産党の仁比そうへい参議院議員が、自衛隊(防衛省)の内部文書を示して追求しました。
その内容をざっくり言えば、昨年12月(総選挙の直後)に自衛隊の河野統合幕僚長が米軍幹部に対して「(安保法案は)来年夏までには終了する」と答えていたというのです。
その内部文書は、河野統合幕僚長らが訪米して会談した時の議事録で、幕僚長の「了」という印もあります。
仁比議員がこの問題を取り上げた時、委員会室からは「またか」という声が聞こえます。
例のごとく、この内部文書を突きつけられた中谷防衛大臣は「いかなる資料か承知していないのでコメントすることはできない」とくり返すばかり。後方で、天を仰ぐ岸田外務大臣の姿は、完全に追い詰められている安倍政権の姿を象徴するものでした。
この内部文書の中には、「集団的自衛権の行使が可能になった場合は米軍と自衛隊との協力関係はより深化するものと考える」「今回F35(ステルス戦闘機)のリージョナルデポ(地域の整備工場)が日本に決まり…オスプレイのリージョナルデポについても日本に置いて頂けると更なる運用性の向上となる」「オスプレイに関しての不安全性をあおるのは一部の活動家だけである」などと発言した痕跡が残されています。
これらの発言は、シビリアンコントロール(文民統制)が機能していないことを認めるようなものです。
防衛省は文書の存在を認め、内容について明らかにすべきです。また、言いたい放題の河野統合幕僚長を国会に招致して徹底的に審議することはまったなしです。
聞かれたことにはまったく答えず、ごちゃごちゃと関係ないことを答える中谷防衛大臣に対して「質問時間これで潰すなんてひどいですよ」と怒りをあらわにするシーンを始め、理路整然と法案に即して矛盾を明らかにしていく質問。絶対に敵には回したくない一人です。
仁比質問、ぜひごらんください。
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