国際援助団体オックスファム・インターナショナルによると、上位１％の富裕層が世界の半数以上の資産を握っているという報告を発表しました。（この問題に対する「赤旗」記事）
さらに、最富裕層８０人で世界人口の下位５０％の富を握っているというのです。
１０年には３８８人の億万長者の保有する富が貧しい５０％の保有する富と同じでしたが、１１年は１７７人、１３年は９２人、１４年は８０人でした。富の集中は加速度的に進んでいます。
しかも、富裕層がタックスヘイブンなどによってまともに税を払わないような事態も起きています。
トマ・ピケティ氏の『２１世紀と資本』が世界中でベストセラーとなっていますが、世界各国がこうした現状に目を向けて対策をおこなうことが急がれています。
そのときに、私が強く思うのは、格差の縮小とともに貧困の撲滅です。貧困をなくすことを政治の責任でしっかりやることが、急速に求められていると思います。
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