日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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「胸襟を開いて語り合い、肩を並べてたたかう」──未来ある画期的な動き(2015年党旗びらき)

2015-01-06 | 日々思うこと、考えたこと

 5日、日本共産党の党旗びらきがおこなわれ、志位和夫委員長があいさつをおこないました。(全文はコチラ

 総選挙の結果が、「『国民が主人公』の日本にむけ、新たな時代の幕を開ける重要な成果」だったこと語られましたが、これからが勝負だと強く感じました。

 とても印象深く聞いたのは、次の部分です。

 私自身、沖縄の一連の選挙に参加し、沖縄の保守政界・経済界を代表する方々と胸襟を開いて語り合い、肩を並べてたたかうなかで、同じような保守と革新の垣根を越えた共同が、やがて日本全国で発展しうるのではないかという強い予感を抱きました。

 それはたんなる願望にとどまりません。安倍政権の強権的な暴走、極右化した政治のもとで、すでに全国各地で、日本の前途を真剣に憂うる保守の方々が、「こんな政治は許されない」「平和、民主主義、暮らしを守れ」と声をあげているではありませんか。その少なくない方々が、日本共産党を信頼しうるパートナーとして認めているではありませんか。ここには、統一戦線の新しい広大な可能性が存在していると、私は、確信をもって言いたいと思います。

 日本共産党第26回党大会決議では、「未来ある画期的な動き」として、次のように書いてある部分があります。

 前大会以降の顕著な特徴は、この数年来、原発、TPP、消費税、憲法、米軍基地など、国政の根幹にかかわる問題で、一致点にもとづく共同──「一点共闘」が大きな広がりをもって発展していることにある。広大な無党派の人々、従来の保守といわれてきた人々との共同が各分野で大きく広がっている。文化人、知識人、宗教者が新たに共同に参加する動きも広がっている。これは未来ある画期的な動きである。

 この間、オナガ沖縄県知事がくり返し口にしている「イデオロギーよりアイデンティティ」「保革の垣根を越えて」という言葉に込められた意味を、深くとらえていくことがいま大事ではないでしょうか。

 私の少ない体験の中でも、いわゆる保守と言われる方々の話に共感したことが何度もあります。だからこそ、この一年は町田でも、国政や市政の課題を問わず、一致点に基づく共同を発展させていきたいと強く決意しています。

 同時に、「一点共闘」のさらなる発展──この仕事は日本共産党が試されているのだと思います。その重要なヒントが「胸襟を開いて語り合い、肩を並べてたたかう」という沖縄にあるのだと思うのです。

 沖縄の歴史を学ぼうと、『沖縄の心 瀬長亀次郎回顧録』を読み始めました。

 帯封には、次のような言葉が刻まれています。

 この瀬長ひとり叫んだならば、50メートル先まで聞こえます。ここに集まった人びとが声をそろえて叫んだならば全那覇市民まで聞こえます。沖縄90万人民が声をそろえて叫んだならば、太平洋の荒波をこえて、ワシントン政府を動かすことができます。

 「沖縄の心」に連帯するとともに、沖縄から学び、新しい歴史をひらくたたかいにのぞんでいきたいと思います。

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