卒煙への道

タバコを完全にやめることへの道のりは長く険しい。この卒煙という言葉は造語でどこかの禁煙ブログで見つけた言葉だ。文字通り、タバコからの卒業という意味で真の非喫煙者になれた時に贈られる証書みたいなものだろう。

そのほかにもタバコとの決別を表す言葉は”禁煙”以外にも色々あり、言葉遊びとして私のブログでも紹介しているので、興味ある方はご一読いただければと思います。”貴方はどのステージレベル？”http://blog.goo.ne.jp/u112981/d/20050911

そして、その卒煙に向けて、とりあえず私は７合目まで来れているのだろうか？今まで順調だったのは、周りに吸ってる人が少ないという、ラッキーな環境に恵まれていただけという気もする。それでも懸命に、ここまで来れたのは、どうしてもやめたいと思うその一念に尽きると思われる。その一念をどうやって、育んできたのか？少しでも雑念がある内は目的達成への意欲があっても、どうしても行動を何処かで躊躇させてしまう。スーと全力投球をするためには、一点の曇りもない心にしていくよりほかない。

タバコの害については、充分に理解していたので、やめることについては異論はなかった。しかし、最初はただの確率論でしか捉えることしか出来ず、タバコを吸う意味について百害あって一利ぐらいあるだろうとの思いが頭から離れなかった。実際、食後やハードな仕事の後の一服は本当に旨かったし、精神的にホッとできる面も無視できない。一区切りの格好の小道具としのタバコも捨てがたい。こんな雑念をどうやって払ったのか？

それはタバコは麻薬と同じだと言えるぐらいの、中毒性があり、人の健康を蝕んでいくものだからである。そして、逆に確率論で返していくと、深刻な病気になったらどうするのか？ならないことを前提に考えてる時は確率的に低いと捉えがちだが、なったら取り返しがつかないことになるわけだ。若い時は最悪のことは余り考えない傾向がある。オヤジになると先が短くなったくせに、どうしても先を考えてしまう。家族がいるとしがらみが色々増えるせいもあるだろう。

そういう風に、はっきりタバコを断罪できれば、少なくとも吸わないことにもう迷いはなくなった。あとはその中毒症状との闘いになるわけだ。幸いなことに偶然とはいえ、喫煙するタバコの本数を減らした時期があったり”節煙生活の日々とは？http://blog.goo.ne.jp/u112981/d/20050910”、また何回も禁煙-喫煙のサイクルを繰り返したこと”煙草と私http://blog.goo.ne.jp/u112981/d/20050909”が、いわゆるニコチン依存症を低める結果となり、最終的な禁煙を決意した時点でこれが大いなる助走期間になっていたらしい。

この助走期間について大変興味深いコメントがハリザッコさんのブログ”命の泉へ泳ぎだそう”http://harizakko.exblog.jp/1855534/で紹介されている。彼への助言としてある人が残したコメントだが、それはハリザッコさんの宝物としてどれだけ励みになったかというエピソードとして紹介されている。それ以外にも禁煙を続けるにあたって励みになることがいっぱい書いてあって非常に勇気付けられると思う。ぜひ、ご覧になってみて下さい。

禁煙を続けていくにあたってブログという媒体は非常に適していると思う。周りからのコメントや他の方のブログ上の記事が励みになっていることは前に書いたが、自分の思いの丈をネットの誰かに向かって言えるというのも、実にイイ。なかなか本音を語れない実社会にあって、まるで山頂にて大声で叫ぶが如くストレスが発散されていく。これはネット上の匿名性がなせる技でもあるが、このスッキリ感がたまらない。

今の私にとって最後の頂上を目指す上で杖となり、後から後押ししてくれる力そのものであろう。

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クサイ奴

久々に口のクサイ奴がいた。

勿論、私ではない。普通の口臭でもない。タバコのニオイによるものだ。

会社の出入り業者の２０代後半の男だが、強烈なニオイを放っていた。どうしたらこんなにクサイのかと不思議に思うくらいだ。これは吸いすぎによるものなのか、その時その時の体調によるものなのか分からないが、完全に口害いや公害といってよいだろう。

本人に注意も出来ないし、それとて話は聞かなくてはならないし、相手は全く気づく素振りもなく、とうとうとしゃべっている。映画の１シーンのように相手の音声が突然聞こえなくなって、口がパクパクだけしてるように見えたので、それに合わせて頭の中で念仏のようにクサイクサイを連発していた。思わず口に出そうになったが何とか思いとどまることが出来た。

あの不快極まりないタバコのニオイは最低だと思う。やめてる今、かなり匂いに敏感になっているとはいえ、今日のは強烈なパンチを食らった感じがする。

そうすると、自分が吸ってた時は自分が知らない内に人に相当クサイ思いをさせていたかと思うとゾッとする。ものすごく口の中が気持ち悪かった時は今にして思うとカナリ、クサカったのではないだろうか？

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電車男

結構、楽しんでいた電車男が終わってしまった。

本がベストセラーになり、映画が封切られても全く関心がなかったが、ちょっとした好奇心で見始めたら、意外にハマッてしまった。このドラマはそれなりに楽しめると思う。視聴率１位はだてじゃない。

ストーリーのテーマは今どき珍しい純愛物語という点以外は特筆すべきことはない。むしろ、コミカルにそして大げさに演出していることが照れずに純愛ものを直視できる安心感を生み出している。

オタク男に見事にハマッたチビノリダーこと伊藤淳史、どこまでもエルメスさんらしい上品な伊藤美咲、生き生きとして男を食い続ける迫力ある陣釜さん役の白石美帆、あくまでもカッコイイ２枚目役速水もっこり、じゃなかった、もこみち、普段３枚目なんてやったのを見たことのない豊原功補らが面白おかしく純愛物語を盛り上げていく。

見ていて感動するのは、見知らぬネットの住人達が一丸となって、もてるはずのないオタク男を応援して、幾多の困難を乗り越えながらも最後には幸福の切符を手に入れ、ネットの代名詞ともいえる掲示板を卒業していくという部分であろう。実生活では全く頼れる人がいなくてもネット上にはごまんといる設定がいかにも現代らしい。

その掲示板への書き込みネタがどの程度、事実であったがどうかは知る由もないが、少なくとも世間をこれだけ騒がせ、ベストセラーまでになったのは人を感動させる何かがちゃんとあるという証拠だろう。

曲がりなりにもベストセラーというのは、人々の興味や評価の最大公約数的なものだから、そんなにハズシはしない。

こうなってくると、映画版も原作本も読みたくなってくるから不思議だ。

さて、この話、どこかのオタク男（毒男）の他人事と思っていたら、夜な夜な励ましのコメントを糧にブログネタを書き綴りながら、毎日を生きている私も立派な”電車男”ではないだろうか？

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ひげオヤジの独り言

今日は特にテーマもなく、テキトーに書いてみようと思う。いわゆるネタ切れだし、無理にといえば、あるにはあるが、まとまってないので書けそうにない。最初から気負って禁煙やダイエットネタだけに絞っていたらとっくの昔に挫折していただろう。

さて、ひげオヤジの独り言ということなので、自分のヒゲのことでも書いてみよう。自称ひげオヤジというぐらいなので、私は勿論、ひげを生やしている。口ヒゲとあごヒゲの両方で、ほおヒゲはない。はやすほど濃くはないというだけのことだ。つい最近、プロフィールに写真をUPしたので、もしご興味ありましたら、覗いてみてください。見せられる程の顔ではないのですが・・（笑）

あまり、世間では、ヒゲをはやした人をそう見かけないので、どうなってるの？という部分が多少あると思われるので、自問自答形式で紹介してみたい。

Q：ヒゲを生やし始めたきっかけは何ですか？

A：最初は口ひげだけ、願い事で剃らずにいたのがキッカケ。その肝心な願い事は今となっては何だったか忘れてしまっている。無事成就したのは確かで、１回は剃ったんだが鼻の下が間延びしちゃって、間抜けな顔になっちゃったので、結局、元へ戻した。その後、長期休暇で無精ひげを生やしていて、あごヒゲもついでに生やしちゃえと現在に至る。

Q：ヒゲの手入れはどうしてるの？

A：ほとんど、してません。１週間か１０日に１度トリミングを行う程度です。伸ばしていない部分のヒゲは毎日剃っているが、濃くないので、すぐ終わってしまう。手間なし、楽ちんです。

Q：ヒゲを生やしていて何かメリットがあった？

A：毎日の髭剃りからの開放、はやし始めは”渋い”なんて言われていたが、特にモテルわけでもなく、微妙。単なる自己満足。強いて言えば、鼻毛が多少伸びていても、すぐには判らない事ぐらい。口ひげと一体になれば多少の鼻毛も紛れる？

Q：一般の会社員のようですが、ヒゲをはやしていても問題ない？

A：自由業や業界でもないのに、わが社では全く問題ないようだ。顧客と接する部門もあるが、クレームもない様子。転職する前の商社では、就業規則には違反しないものの、先輩・上司に注意されて、ヒゲをはやせるような環境でなかったように記憶している。

Q：ヒゲに関して最近、何か気になることがありますか？

A：寄る年に勝てず、白いものがポツポツと混ざるようになって、かっこ悪くなってしまっている。いっそ、もっと増えてくれれば、ヒゲと髪のWロマンスグレーになって渋みが増すのではと期待している。

Q：それでは最後にヒゲを通じて何か抱負やメッセージがありましたらどうぞ！

A：ウン、それはいい質問だ。まあ、ちょっとでも、人より違う何かを求めるその姿勢の何かの表れとしてのヒゲであり、まさしくこだわりの原点が云々・・・・

質問者：これは、ちょっと長くなりそうなので、時間も押してきましたので、話の途中ですが、本日はこの辺で失礼させていただきます。

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筋肉痛と戦う日々

最近、体重変化も停滞しているし、なんと言っても７ｋｍを週３回走るのを維持する事に体が悲鳴を上げている。

前にも書いたが、精神的には結構ランニング中毒になっていて、今日も行くぞーってな感じだが、筋肉や関節がついていかない。走ってる途中で攣りそうになるので、かばいながら、それでも、ランニング中止には絶対したくないので、ペースを大幅に落としてでも、走りぬいている。

先日、思わぬ不幸が突然やってきた。

深夜、寝返りをうった拍子にふくらはぎが攣ってベッドで七転八倒の苦しみが私を襲ったのだ。経験した方はご存知だろうと思うが痛みで全く動けない。一生懸命に足の指を伸ばして痙攣を直そうとするが事態は好転せず、絶叫したいのをこらえ、嵐が去るのを待つ。痙攣が引いた後は恐る恐る足を伸ばし寝ようとするが体勢によってはまた攣りそうになるので安眠できなかった。

今までに経験したことのない痙攣で痛みは直らず、翌日ビッコをひく始末だ。さすがにその時はランニングも１回休みにしたが、それ以来、整形外科の医師の勧めもあってサポーターが手離せない日々だ。

　　　　　「何処で折り合いをどうつけるかが結構難しい。」

一度決めたことを軽々しく中止やスキップすると、絶対気持ちが一気に緩んでしまって、逆に全てやめちゃったなんて事が過去に実に多かった。全く、程度を知らないのも困りものである。自己嫌悪・・・・。

それはまた、１本だけならいいやと吸っちゃって喫煙者に戻るようなものでもある。その点、禁煙・断煙は極めて順調なり。もう殆ど煙草を意識することがなくなった。私の場合は本当に恵まれている。家族や仕事場で吸う人が殆ど居なくて、居ても完全分煙されているから目の前でおいしそうに吸う姿を見せ付けられなくて済む。煙い思いもしなくて良い。そして飲み会も少ない。これは仕事がシフト勤務なので、社員全員が休み及び終業なんて事はないからだ。

本当に環境に感謝したい。今度こそ、成功させるぞと改めてここに誓う。絶煙への２文字が少し見えてきた気がするが、ちょっと早いかな？

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