こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

誰のための夏祭りか?

2009-08-27 22:43:48 | まち歩き

もう殆ど1ヶ月前になるけど、地元の夏祭りの話をエントリーしたい。

成田市には成田祇園祭というかなり大きなお祭りがあるが、それとは別に私が住む町内にも小さいお祭りがある。

成田祇園祭に遅れること20日あまり、毎年7月下旬の週末になると、その季節がやってくる。

お祭りって、とっても伝統的で古き良き日本を感じさせる行事だよね。 (^-^

20090725dashi2

でも、何の為にやってるんだろう?

確かに昔は、五穀豊穣や無病息災を祈って、神に感謝し、奉るのが主で、他に娯楽のない民が普段の生活の鬱憤を晴らして、どんちゃん騒ぎする位置づけもあった行事だったとは思うんだけどねぇ・・・・。

だけど、その当時の殆どが農民で、生活も価値観も同一だった時代のものを、そのまま伝統という形で未来永劫引き継いでいく事はかなり難しい気がする。

世の中の仕組みが劇的に変わり、職業も千差万別、多岐に亘って、価値観も生活も趣味も多様化して、そんな中で昔っからの伝統ある行事であるお祭りをうまく維持運営していくのは、大変なのは当然といえる。

だけど、不思議に全国のメジャーなお祭りには、この種の悩みはあまりないようで、参加者集めにも困らない感じがする。

が、小さい町ではどうだろう?

いっそ、そういう伝統に縛られない新興住宅地の方が現代風のお祭りで大いに盛り上がってるケースが多いのではないか。

神社や仏閣とは関係なく、地域住民が1つになって触れ合う現代のお祭りはいくらでもある。

まぁ、模擬店やカラオケ、ミニライブショー、なんかが中心だと思うけどね。

わが町の伝統ある祭りは、年々参加者が減って甚だ盛り上がりに欠け、何もかもが中途半端になっちゃってる。

運営の中心は生え抜きの地元で生まれ育った人達。

しかも、自営業や商店主ばっかりでサラリーマンはお呼びじゃない。

そしてそれをサポートするのが子供会。

20090725tekomai

今回は娘が山車の先陣である”てこ舞”を務めるということで、参加したがあくまでオブザーバーという立場。

まぁ、娘はともかく私とカミさんは、参加者というより見物人に近い。

こっちがどうしても祭りに本格的に参加したいといえば、決して拒絶はされないと思うが、私のようなよそ者には、何か見えない壁のようなものがあって、なんか居心地が悪い。

そして、頼まれもしないのに、そこまでこっちから積極的に入り込もうとする情熱も理由もない。

20090725dashi1

この祭りを地域住民のために、もっと盛り上げていくにはどうしたらいいか、オープンな形で協議するような機会があれば、いくらでも協力したいとは思うんだけどねぇ・・・・。

所詮、わが町も小さな村社会の延長線に過ぎず、閉鎖的なんだねぇ、残念だけど。

今後は子供会も少子化で益々、少なくなって、この先が思いやられる。

新規世代が育たなかったなら、老人会祭りになっちゃって、山車も引けなくなる。

地域住民の1割も参加しない祭りって、本当に誰の為のモノなのか、改めて疑問に思った夏祭りだった。


記録より勝負に負けた女王

2009-08-24 14:16:05 | スポーツ

昨日の世界陸上の女子マラソンで尾崎好美選手が銀メダル獲得!

Mrthn20090824

久々に日本選手の気持ちのいい走りを見せてもらった。 (^-^

37km過ぎでスパートして、そのまま優勝かと思ったけど、しぶとい中国の選手に敗れてしまった。

ちょっと、残念だったけど、尾崎選手の快走に拍手だね。

今大会はボルト旋風が吹き荒れたけど、それ以外はもう1つ盛り上がりに欠けた感じだ。

オリンピックに比べればどうしても見劣りするねぇ。

2年に一度の陸上競技だけというのが、オリンピックと違って盛り上がりに欠ける理由なのかなぁ。

それにしても、見ていて残念に思ったのは棒高跳び女王のイシンバエワの敗退だ。

Isnbewa

世界記録保持者だけに周囲の期待も凄かったけど、記録に固執しすぎたのでは。

観衆が観ている競技だということを忘れちゃったのかって感じ。

黙々と記録更新をだけを意識した種目っていう風に思われがちだけど、その時その時の体調や対戦相手の様子を見ながらの勝負だという点を忘れちゃってしまったらダメだろう。

Isnbe20090818選手間の駆け引きだってあるし、ある意味立派なレースと言っていいのでは。

攻め方を間違って、記録無しはあまりにもヒドイ結果だった。

競技終了後、あんなに泣いたのは作戦失敗を嘆いたのか、自分の不甲斐なさなのか、多分両方だろうけど、見てるほうもガッカリだった。

記録更新だけでなく、誰がどういう風な作戦で跳んで、どう勝ち進むかそれも観る方の楽しみなのに、あれはないよ。

確かに、4m80を超えてりゃ、すんなり大逆転で優勝でケリがついたんだろうけど、それだけの調子が出てなかったんだから、それなりの作戦があったハズ。

観てる方も全然納得がいかなかったし、残念至極。

それに比べてボルトは凄かった。

Bolt200

まだまだ余裕がある。

あえて記録は押さえ気味にしてる感すらある。

周りを見渡す余裕もあるし、そのレースに勝てれば良しってのが、イシンバエワと対照的で、勝負師みたいで、したたか。

自分の世界記録は自分が抜くっていうとこが、ニクイね。

そういえば、小5の娘が100m走のトラックと並走して走ってるカメラの人大変だねぇって感心してた。

おいおい、あれは無人のロボットカメラだぜ。

そんなカメラマンがいたら、ボルトより速くなっちゃうよ・・・・。 Σ( ̄ロ ̄lll)???


出口はもう直ぐ?

2009-08-19 08:12:28 | 社会・経済

Cgo_2米国のサブプライムローン問題に端を発した未曾有の経済危機が全世界を襲って、はや10ヶ月余り。

私は経済学者じゃないので、この暗く長いトンネルの出口を完全に抜けだせるのが、いつなのかは、皆目分からない。

しかし、国際物流の最前線にいる身には、ここ1ヶ月、日に日にその物量が拡大していってるのが実感できる。

今年の1月から7月初めくらいまで、ヒドイ状況だったので、その対比がはっきりしてる。

確実に貨物が戻りつつある。

100年に1度の経済危機だと、大きく騒がれたが、落ちた景気は必ず立ち直る。

これは歴史が証明してるし、経済の摂理でもあろう。

ずっと消費者が買い控えするなんて考えられないから、当たり前の事だよね。

アメリカ向けの輸出貨物が好調になってきた。

Cgo2

上の写真はウチの飛行機ではありません。(イメージ画像)

なんだかんだいっても、日本の経済は米国経済に依存してるから、輸出が回復すれば、日本の企業も力を回復して、その波及効果が日本市場まで広がるだろう。

別に麻生首相を批判するつもりはないけど、政府が行った経済政策が効いてるようには、思えない。

全ての歯車がうまくかみ合うようになるまでには、もっと時間がかかるとは思うが、出口は近いと感じる。

ただ、景気が回復しても、昔のようにモノを作れば何でも売れるという時代はもう2度とは来ないでしょうね。

生き残るというのは、何かと大変な時代になってきたと言える。

ウチの飛行機は夏休みで連日お客さんでパンパンだが、儲けは殆どないそうだ。 涙

航空自由化で運賃値下げ競争、必死でお客を繋ぎとめる為に、あの手この手でサービス合戦を展開。

仕事はメチャクチャ忙しいが、それが会社の利益に繋がらないとは、なんとも力が入らない話だ。

私の貨物の方も似たり寄ったり。

会社は生き残りをかけ、11月に新しい事業を展開するそうだ。

その準備に、この秋はあたふたしそうだ。

忙しくなるなぁ。 (^-^;


初体験、ターザニア

2009-08-14 20:28:55 | スポーツ

さて、翌日一番楽しみにしていたターザニアに挑戦。

殆どの方が知らないと思うので、一言で表現すると、木登りとフィールドアスレチックを組み合わせたようなモノと言って良い。

木の上のアスレチックと理解していただければと何となくイメージが湧くと思う。

木をよじ登り、ロープを伝って木と木を渡り歩き、時にはターザンのようにロープで別な木へ飛び移るなんて事もする。

最後はロープに滑車を付けて、勢い良く滑り落ちてくる。

木の高さは2~3mくらいの初級者コースから始まり、段々とハードになるにつれ、木も高くなって20m近くまでになる。

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上の写真は初級コースなので、高さは5mくらいだろうか。

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段々ハードルが上がって、これはどうみても15m以上はあるだろう。

これが、怖いけど怖くないんだな。 笑

誰だって落ちたくないので、目の前に視点が行きがちで、意外に木の高さを意識しない。

だから、結果的に2~3mも20mもあんまし変わらないですよ。

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ここで装備(カラビナ・ベルト)を受取り、コーチによる講習を受けるのだ。

簡単な装備の説明を聞いた後で、模擬コースでトレーニングとなる。

始まる前の講習に15分くらいかけて、徹底的にカラビナの使い方を学ぶのでルールを守れば安全については心配する必要はない。

20090731krbn

これがプレーヤーの安全を守るカラビナ・システム。

カラビナと滑車の2つが装備され、状況に応じて使い分ける。

おへそ辺りにあるのはリング。

これは木に取り付けられた方のカラビナを付ける為のものだ。

20090731tzna2

つまり、2重のカラビナシステムに守られていて、たとえ足を滑らせたとしても、絶対に落下しないようになっている。

講習が終わると、いよいよ本物のコースへ出て行くことになるのだ。

徹底した安全対策(落下防止の2重カラビナと開始前の安全講習)で、安全とは分っていても、スリルと緊張感がたまらない。

実際のコースでは、サイトと呼ばれる施設を1つ、1つクリアーしていく達成感も楽しく、あっという間にゴールへ到達してしまった。

高所恐怖症でアクティブな事が苦手なカミさんでも、苦労しながらだけど楽しいと言っていたし、小5の娘も目を輝かせて、面白いと興奮していた。

私も久々に童心に返って楽しんだ気がする。

一番怖いのは滑車を付けて、一気に木から滑り落ちてくる所だ。

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これはどうしても、まともに木の高さを意識せざるを得ない。

一瞬でも飛び降りるという感覚があるので怖さが付きまとう。

これには、コース上で克服できた良い方法がある。

絶対に下を見ない事、ゴール地点の上辺りを注視して、滑る前に体重を滑車に掛けて、落ちるという感覚を無くす事だ。

ロープに体重を掛けてぶら下がるという感触が感じられれば、安心して滑り降りる事が出来る。

とはいえ、最初はビビッたね。

1歩を踏み出す勇気、慣れるまでずっと必要だった。

老若男女誰でも楽しめる素晴しい、スポーツだと思った。

このコース中、もっとも怖いと感じたターザンスイングのサイトの動画がターザニアで公開されてるので、リンクしておきます。 → http://www.tarzania.jp/coursemap/movie/index2.html

ここは、回避するコースが用意されてるので、ご安心を。

コースを回るのに、およそ2時間くらいかかる。

さて、ターザニアはとても人気があるので、予約していく事を奨める。

そうしないと、現地で待たされることになるので、時間が惜しい。

一番のお奨めは朝一である9時のスタート。

前に誰もいないので、自分のペースで伸び伸びと出来る。

おかげで2時間という時間を大幅に短く回れたのも、トップバッターだったからだ。

同様の施設は他にはないと思うので、是非挑戦されてみたらどうだろうか。

面白いと絶対の自信を持ってお奨めできると思う。


日本エアロビクスセンターで夏休み

2009-08-11 09:32:33 | 旅行記

話が前後してしまうが、仙台日帰りの前日に実は家族3人で1泊旅行してきたのだった。

といっても、行き先は日本エアロビクスセンター

自宅から車で1時間半だから、旅行というには近すぎるね。

今年は、なんと安近短な夏休みだこと。

4時間超の仙台が日帰りだったことを考えると、なんとも好対照。 (^-^;

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ここは色んなスポーツ施設があり、オリンピック選手やらプロスポーツ選手、そして学校の部活の合宿も行われることで有名な場所だ。

古くは有森 裕子、最近では石川遼選手が昨オフ調整していたようだ。

行くとロビーにそういった沢山の選手の写真とサインがズラリと並んでいる。

ミーハーの私はそれだけで喜んで見ていた。 笑

400mトラックの施設やテニスコート、各種運動場になんとアーチェリー場まである。

今回ゴルフはしなかったが、45Hある真名カントリークラブも併設していて、殆どのスポーツがカバーできる。

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室内にも200mトラックがあって、マシンジムに卓球台、バドミントン施設、そして室内プールまである。

家族で行っても、こういった施設を利用でき、思う存分汗を流して気持ちよく過ごせる。

この日は今夏一番といって良いほどの暑さ。

手始めに卓球を楽しんだ後、灼熱の日差しの中で、2時間テニスをやって、大汗をかいた。

球筋が安定しないので、追っかけ回して打ち合ってると、物凄く体力を消耗する。

木陰のベンチで休んでる時間の方が長かった気がする・・・。 (^-^;

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その後の室外プールが気持ち良かったこと。

こんな田舎なのに?と疑問を持つような混雑だったが、とっても涼む事が出来た。

大汗の後のプールは良いね、プールの為のテニスだったみたいな感じ。

流れるプールでもないのに、細長い形状をしていて、レマン湖をイメージしてるそうな。

その名もラク・レマンプール、なんでレマン湖?と思ったが良く分からない。

Photo_trinitys01

さて、適度に遊んで飽きたところで、いよいよホテルへ。

部屋へ入ってビックリ。

Photo_trinityslivg

メチャクチャ広いゾ、これは。

海外のリゾートホテル並みだったね。

キッチンとリビング、ゆったりとくつろげる。

ソファーベッドがあって、寝室以外にも、ここでも2人寝れる。

Photo_trinitysbed

そして、これが寝室。

写真では狭く見えるけど実際はそうでもないです。

リビングと合わせて定員4名ということのようだ。

Photo_trinitysding

そして、これがリビングと一間続きのダイニング。

ここのキッチンは電磁調理台が備えられているけど、調理器具が一切置いてなく、換気扇もないので、実際に自炊する事は不可だね。

だから、このダイニングはあまり意味がないけど、スペースが広いと気持ちにゆとりが出る。Photo_trinitysbs

お風呂もゆったりとしていて、トイレは別にある。

なんだか、1泊では勿体ないような造りだ。

これで、1泊2食付きで1人、確か1万円くらいだったと思うから安いのでは?

プールが2日利用できて、テニスコート2時間利用券がついてだからお得だと思う。

同じ様な間取りでコテージもあって、そっちは自炊も出来て、値段もこのホテル棟より3000円くらい安いそうだ。

私はさらに会社の健康保険組合の保養施設に指定されているので利用補助が出たのでもっと安く利用できた。

ちなみに朝・夕食は全てバイキングで食べ放題。

朝は普通レベルだけど、夕食は和・洋・中と種類も量も豊富で中々美味しかった。

なんと”しゃぶしゃぶ”まであって、一番人気だった。

夏休みという事もあって、子供が多くそれが気になる方は勿論NG。

静かな静養地という所ではないので、部屋以外ではちょっと騒がしいかも。

それとホテル・レストランなどの施設が点在してるので、車以外の利用客は徒歩で動かないといけないのが面倒かもしれない。

今回、受験モード突入で参加しなかった息子はバスケの部活の昨夏の強化合宿で訪れた事があり、ひたすらトレーニングに明け暮れていて、思い出したくもない所だそうだ。

身体を動かして、いい汗をかき、そしてのんびりしたいのなら、こんな所もあるっていうレポートでした。

次は翌日行った、ターザニアについてレポートする予定。

メチャクチャ面白かったと、前振りしときます。 (^^)v