こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

電車男

2005-09-22 23:58:00 | テレビ番組

結構、楽しんでいた電車男が終わってしまった。densya

本がベストセラーになり、映画が封切られても全く関心がなかったが、ちょっとした好奇心で見始めたら、意外にハマッてしまった。このドラマはそれなりに楽しめると思う。視聴率1位はだてじゃない。

ストーリーのテーマは今どき珍しい純愛物語という点以外は特筆すべきことはない。むしろ、コミカルにそして大げさに演出していることが照れずに純愛ものを直視できる安心感を生み出している。

オタク男に見事にハマッたチビノリダーこと伊藤淳史、どこまでもエルメスさんらしい上品な伊藤美咲、生き生きとして男を食い続ける迫力ある陣釜さん役の白石美帆、あくまでもカッコイイ2枚目役速水もっこり、じゃなかった、もこみち、普段3枚目なんてやったのを見たことのない豊原功補らが面白おかしく純愛物語を盛り上げていく。

見ていて感動するのは、見知らぬネットの住人達が一丸となって、もてるはずのないオタク男を応援して、幾多の困難を乗り越えながらも最後には幸福の切符を手に入れ、ネットの代名詞ともいえる掲示板を卒業していくという部分であろう。実生活では全く頼れる人がいなくてもネット上にはごまんといる設定がいかにも現代らしい。

その掲示板への書き込みネタがどの程度、事実であったがどうかは知る由もないが、少なくとも世間をこれだけ騒がせ、ベストセラーまでになったのは人を感動させる何かがちゃんとあるという証拠だろう。

曲がりなりにもベストセラーというのは、人々の興味や評価の最大公約数的なものだから、そんなにハズシはしない。

こうなってくると、映画版も原作本も読みたくなってくるから不思議だ。

さて、この話、どこかのオタク男(毒男)の他人事と思っていたら、夜な夜な励ましのコメントを糧にブログネタを書き綴りながら、毎日を生きている私も立派な”電車男”ではないだろうか?

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