こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

続・今夜がヤマだ

2005-09-04 22:59:34 | たまごっち

鬼門の7日を過ぎてからは順調そのもので、すっかり飽きてしまった7歳の娘の代わりにヒゲ面の中年オヤジとニキビ面の中学生が交代で面倒を見ていた。涙ぐましいホントのたまごっち物語が始まったのであった。この手のものは、やはり小さい子供の手には負えない。結局、無駄にしないように回りの誰かが手を出してしまうのだろう。manual

その物語も無残にそして唐突に終焉を迎える。16歳を迎えた朝、マニュ アルに書いてある、より難しい次のステージ、17歳になれるかどうか、つまり今夜がホントにヤマだね、と息子と話をしたばかりだった。それを乗り越えられれば、マニュアルにも明らかにされてないの正体が明らかにされると俄然張り切ったにもかかわらず、不幸は突然襲って来た。

大体、会社でいい年をしたオッサンが人前でたまごっちを取り出してそうそう面倒を見るわけにいかず、よほど親しい人の前以外ではポケットから出すことすらできない。とても恥ずかしいのだ。その日は飼育レベルが難しくなったせいか、やたら鳴く、がポケットから出せない、仕事も忙しい、ますますアセリながらも、ほっとくより仕方がなかった。やがて、泣き声がピッピッの単音がピーの長音になりついに昇天してしまった。

思えば、この何日か、トイレで隠れて餌やり等の世話をしていたが、その見つかってはマズイという状況とトイレにこもる行為がどこかで体験したような思いがよぎる。何のことは無い、高校時代の隠れ喫煙だ。何十年か経って、しかも煙草をやめて、それと同じ状況に別の事で遭遇するなんて、ちょっと可笑しくもあり、懐かしくもあった。

そういう訳で、あっけなく終わったこの物語だが、いつの日か”新・今夜がヤマだ”でお会いするかも知れない。

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