こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

夜風に吹かれて

2007-06-19 08:27:42 | 日常生活

今の季節、夜風が本当に気持ちいい。

ここ1ヶ月くらい、雨以外のほぼ毎日夜の散歩をしている。

理由は健康の為だったが、やってる内にそれ以外の別な魅力があって、すっかり習慣化してきた。

Sanpo午後7時くらいから、およそ30分近所の小川沿いの遊歩道を歩く。

歩き続けて、うっすらと汗ばんだ体を夜風が優しく包み込むように通り過ぎていく。

ほてった体が適度に冷やされ、暑くもなく寒くもなくとっても気持ちがいいのだ。

暮れなずむ夕刻に、遠くに市街の明かりを見ながら散歩するのも、なかなか面白い。

夕方から夜へとゆっくり変わっていく風景に自分を置いて、一日の終わりを実感するのも悪くない。

散歩は日のあるうちだと決め付けていたが、意外に夜の散歩も趣がある。

同じ場所でも朝や昼間に散歩するのとは全然違う表情があり、別な魅力がある。

そして散歩には連れがいる。

一人じゃつまらない。

ビーグル犬とカミさんだ。

これが意外と散歩が長続きする理由となっている。

普段共働きで生活に追われている我ら夫婦にとって、普段はいわゆる夫婦の会話は殆ど無いに等しい。

家族間では冗談を言い合って笑いがあったりはするものの、夫婦間の会話は業務連絡で終始する事が多い。

夕食後はお風呂にテレビとなるので、会話もできない。

それが、夕食後に連れ立って二人で散歩に行くと普段話さないことを話すようになった。

勿論、日によっては無言でのんびり歩く日もあるが、家で子供がいる状態とは異なり、もっと別な話題が出てくるようになった。

定年まで働くかどうか、定年後はどうするのか、人生の事、今の仕事での問題点や不満など、話題は尽きない。

いかに子供中心の生活で生活に追われているかを改めて気づかされた。

やがて子供は巣立っていくし、最後は夫婦二人だけになっていくのだ。

その時のためにも夫婦での会話は必要だろう。

これから季節は暑くなり、やがては寒くなっていく。

どこまで続けていけるかどうか自信は無いが、せっかく夫婦のいい時間を持てるようになったのだから、頑張ってみようと思った。


寿司食いねー

2007-06-14 08:13:30 | 日常生活

お寿司と言えば、今は広く一般的になっていて誰もが気軽に食べる人気料理のひとつになっている。

しかし、ほんの一昔前までは、これほど回転すしも普及しておらず、今ほど一般的ではなかった。

私など、お恥ずかしい話だが、ちゃんとしたお寿司屋さんには30過ぎるまで怖くて入れなかった。

なにせ、店に入っていきなり値段の書いてない品書きだったらどうしようと考えると、どうしても入れなかったのだ。

今だって入った事のない見るからに高そうな高級店には近づけない。

思えば、自分が子供時代の寿司といったら、「小僧すし」のような寿司販売店での握りやちらし寿司などが普通で本格的な握りズシなんて、大人になるまで食べた事がなかった。

育った家の寿司に対する思いがそれぞれ違うせいなのは勿論だが、今とは時代背景が確実に違っていたのも確かだ。

時代は変わったものだ。

スーパーでも買い求めることが出来るし、格安回転寿司から高級寿司店までニーズに応じて色んな寿司を楽しむ事が出来る。

我が家でも全員が大好きで何かにかこつけて食べに行く定番になっている。

やれ、誰かの誕生日だとか〇〇記念日とか〇〇祝いなどと銘打って、つい足が向いちゃうのだ。

夫婦共働きなので疲れていたり、時間的に夕食作るのが大変な時は楽をしてしまいがちだ。

とはいえ、それは家族向けの回転寿司屋のことで育ち盛りの息子を連れて行くにはその程度がせいぜいである。

息子一人でペロっと平気で30皿以上食べちゃうから、迂闊に高い店なんかに連れて行ったら大変なことになってしまう。

連れて行く前にカップ麺1つ食わせていくなどしていたが、本人から大ブーイングが出て寿司をちゃんと食わせろとウルサイので、結局質より量を重視する結果となっている。

幸か不幸か、まだ味の良し悪しは今ひとつ分っておらず、とにかく腹いっぱい食べる事の方がより重要らしい。

私達夫婦としてはもう一つ、二つ上のランクの寿司屋に行きたいのだが、家族揃っていくには当分先になりそうだ。

Sushi1そんな寿司だが、かねてから是非自分で作りたいと無謀な夢を持っていた。

別に寿司職人になりたかったわけでも、子供の頃に豊かな寿司体験が少なかったからでもなく、なんでも自分でやってみたいからという単純な理由からだ。

まあ、酢飯に魚の切り身を乗せれば出来上がりとまではいかなくても、とりあえずそれで食えるだろうし、作ってみることに価値があると思ったのだ。

とにかく自分が作りたいから作ってみる、簡単なことだ。

手間隙と食材費と味と全てをバランスにかけてみれば、作るより買ってきたり、食べに行ったりした方が遥かに良いに決まっているが、作ってみたいという欲望には勝てなかった。

ネットで調べれば、酢飯の作り方から握りの極意まで、レシピは色々豊富にあり、簡単にその気になってしまうほどだ。

Sushi2さて、トライした結果はどうなったか?

5合のメシを炊き酢飯を作り、刺身として買ってきたネタを握ったシャリの上に乗せる、なかなかに面白いものだ。

握り加減が分らないし、大きさもバラバラになるし、ネタを乗せやすいカタチに整えるのも結構難しい。

イクラは軍艦巻きに、アジはショウガとネギを乗せてとお店と同じようにしてみた。

シャリが先になくなってしまったので、刺身の盛り合わせが半端になっているのは、寿司ネタで使った残りものだ。

たとえ友人でも他人には恥ずかしくて出せないシロモノだったが、家族向けにはそれで充分で家族の評判も上々だった。

4200円のネタ代で家族4人がお腹いっぱいになれたのだから、格安回転寿司より安くついたし、何より楽しく寿司作りを体験できたのは嬉しかった。

これでも家族の前では立派な職人気取りだ。

へい、らっしゃい。

何から握りやしょう?


ゲームで家族団欒

2007-06-06 07:37:07 | 日常生活

とうとう、任天堂次世代ゲーム機「Wii」を買っちゃいました。

ゲームを簡単にというコンセプトで発売されて、瞬く間にベストセラーになって、ついこの間まで品切れ店続出だった、このゲーム機、本当に面白い。

子供からお年寄りまで幅広く遊べて、価格もリーズナブル、これで売れないわけがない。

ゲームコントローラーがワイヤレスというのは次世代ゲーム機の常識としても、Wiiのコントローラーは実にユニークだ。

従来のボタンを押すというタイプではなく、棒状のコントローラーを振ったり、回したりして、ゲームの内容に応じて使い分ける。

さんざんTVコマーシャルで放映されたので、ご存知の方も多いだろう。

マニアックなモノは出来るだけ排除して、シンプルにタイミングだけ合わせればゲームが出来るという仕組みになっている。

余計な力は要らず、面白いようにゲームの世界に簡単に入り込める。

勿論、購入したソフトによってその内容は千差万別ではあるが、全ての基本はそのコンセプトに基づいて開発されたものばかりだ。

我が家ではとりあえず、本体とソフト「Wiiスポーツ」なるものを合わせて購入したが、家族全員で楽しめてウケに受けた。

まず、感心したのは本体に内蔵されたイラスト似顔絵ソフト。

Family顔のパーツが沢山用意されていて、その組み合わせや大きさ、位置を変えることで限りなく本人に似たキャラクターを作る事が出来る。

髪型に始まり、顔の輪郭、眉毛、目、鼻、口、ほくろの位置や大きさ、めがねとヒゲまでが色々と用意されていて驚く。

どういうわけか、耳は無い。

即席マンガモンタージュといったところか。

体の方は背の大きさと体形が痩せからデブまで調整できるくらいだが、イメージキャラとしてはそれで充分だ。

早速、家族4人分を作ってみた。

写真はヒゲオヤジ以下、こだわり家のキャラが全員集合といった所だ。

ちょっと娘だけを実物より可愛くし過ぎたが、娘に甘いオヤジの気持ちがつい出てしまったようだ。

このキャラクター達は見る人が見れば、そっくりだと感心する出来栄えだ。

家族がお互いのキャラを見て笑い合う、これだけでも、充分盛り上がれる。

別売りのソフトが対応していれば、この作ったキャラでゲームをする事が可能だ。

「Wiiスポーツ」はテニス、野球、ゴルフ、ボーリング、ボクシングの4つのスポーツを手軽に楽しめる。

ゲームを楽しむのに余計な機能や実写まがいの画像も要らない。

無駄を省いた簡単操作でそれぞれのスポーツの持つ面白さを直ぐに体験できるので、やっていて本当に面白い。

各スポーツの面白さの原点のみに特化して簡素化しているから、その本質を容易に疑似体験できるわけだ。

例えば野球、コンピュータ相手の投手の投げてくる球を打ち返すわけだが、特別なテクニックは必要ない。

タイミングさえうまく合わせてコントローラーをバットのように振れば、力もいらない。

タイミングとスピードが重要なのだ。

小学生でもホームランが量産できるから、娘が夢中になっていた。

何でもそうだが、芯を食って当てると、とても気持ちがいいのだ。

しかし、力が要らないといっても、興奮してきて、つい力が入ってしまう。

知らずに滝のような汗をかいての全身運動となっていた。

翌日は筋肉痛になるほどだ。

家族で5時間くらい熱中してしまったので、少々やりすぎた。

一番、面白がって熱中していたのは当のヒゲオヤジ本人だったのかもしれない。


いつの間に?

2007-06-01 11:07:25 | 日常生活

寝耳に水って言葉があるが、知らない間に決まっていた法律ってあるんだね。

新聞に折り込んでいた市の広報誌を読んでいて驚いた。

Sh18455消防法改正により平成18年6月1日以降の新築・改築の全ての住宅には早期の火災を知らせるための火災警報器の設置が義務付けられているそうだ。

既存の住宅は平成20年6月1日から平成23年6月1日までの間に設置が義務付けられていて、詳しくは市町村の条例に定めているとのことだ。

わが市では平成20年5月31日までに設置義務があるらしい。

人が住んでいる住居は全て対象となるようで戸建て・マンションを問わないらしい。

例外は設置済みのケースだけって、当たり前だ。

こんな話ニュースで取り上げられていたっけ?

全く記憶がないのだ。会社でも近所でもこの話題を話した覚えが無い。

設置義務って、どれだけの拘束力があるのか、罰則規定はあるのか、サッパリ分らない。

法改正の背景は火災で亡くなる人の6割は逃げ遅れであることに起因しているので、この警報機が役に立つとのことだ。

逃げ遅れ以外で死ぬケースって、焼身自殺?

逃げ遅れ以外で死ぬケースが全く思い浮かばないけどね・・・。

しかし、警報機とセンサーが一体化したものなので、設置する場所を考えないと、まるで役に立たない代物になってしまう可能性もある。

例えば2階の寝室につけても、そのセンサーが感知する頃には煙が充満してきて逃げようがないだろう。

寝室で火災が発生していれば、そこから違う部屋へ逃れる事は出来るが、1階から発生して火が回っては手遅れだろう。

一方、階段や1階では警報機が鳴っても寝てる人が気づかない可能性もあるし、警報音の大きさ次第だと思うのだが・・・。

もっと怖いのは悪質な訪問販売で沢山の人が騙されることだろう。

この法改正を知らず、義務化を強調されて購入を迫られれば、思わず法外な値段でも買ってしまうのでは?

特に年金暮らしの高齢の方など、機械モノがよく分らないし、自分で設置となるとやっかいだし、人に頼らざらるを得ないから心配だ。

ホームセンターなどで1個、5000円から15000円くらいで売っているそうなので、その辺の価格を参考に悪質かどうかを判断されたら良いだろう。

乾電池式なら配線も必要ないので設置が簡単だが、定期的な電池交換が面倒で、電池切れを起こしていたら、いざという時に全く役に立たない。

しかし、ざっとネットで見たところ電池寿命10年保証という商品が6000円くらいで沢山紹介されていた。

簡単さという点で電池式にやや分がありそうだ。

警報器は煙や熱を感知するモノがあるが、煙を感知するのが設置義務化の対象となっている。

詳細についてはお住まいの市町村の広報、もしくはこのサイトをご覧下さい!

ちなみに米国では一足先に1970年代から、住宅に火災警報器設置を法律で義務付けており、火災による犠牲者を半減することに成功しているそうだ。

まあ、住宅の大きさが全然違うので警報が鳴ってからの、逃げられるスペースや余地に違いがあり過ぎる気がして単純に比較するのもどうかと思うが・・・。

いずれにせよ、詐欺や悪質訪問販売にはぐれぐれもご用心を!