こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

成田空港VS羽田空港

2010-10-22 10:25:19 | ニュース

昨日、羽田の国際線ターミナルと4本目の滑走路がオープンした。

いよいよ、羽田空港が国際空港として本格的に再出発することになったわけだ。

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上記写真は羽田国際線ターミナル内部。

成田空港の乗り入れキャリアに勤める者としては、その動向が気になってしょうがない。

首都圏の人口とそこを訪れる人達の利便性を考えると、羽田利用の方が良いに決まっているから、どう考えても成田空港の将来的な地盤沈下は避けられないと思う。

救いは、羽田だけでは日本の玄関口として抱える需要のすべてを賄えないということだろう。

そこに活路を見出して、羽田との棲み分けをしない限り、成田の行く末は厳しいものになってしまう。

当面は近場の東南アジアとビジネス需要の欧米路線のフライト中心が羽田、それ以外を成田という位置づけになるだろう。

しかし、これは単純に羽田の24時間オープンと首都圏からの近さのメリットによる運用ということに他ならず、この棲み分けだけでは首都圏のニーズには応えられないから、発着枠が増えるにつれ、どんどん羽田においしい路線を取られていくという不安が尽きない。

そうなると成田空港が生き残るには乗り入れ先空港の多様さとトランジット空港に徹する道しかあるまい。

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上記写真は成田空港第二ターミナル。

乗り入れ先の主だった所は羽田に取られるけど、全部は到底無理だから、日本への乗り入れ希望のある所をどんどん受け入れて、その路線の種類の多さを売りにするしかない。

とはいえ、どのエアラインも羽田希望だろうから、それに漏れたのを拾いまくるしかないんだろうな。

もうひとつは成田空港を始点・終点として考えるのではなく、成田空港を拠点にして真のハブにするということだろう。

首都圏の国際空港というより、日本の空の玄関という位置づけが望ましい。

つまり地方から海外、海外から地方へ行く際、成田乗り継ぎで行ける利便性を高めるということだ。

現在、日本の地方空港から韓国の仁川空港経由で海外へ行くルートが確立されていて、日本のお客さんが相当数奪われっぱなしになってる。

まずは、これを取り返すのが急務だろう。

日本国内便への乗換えや首都圏への客は羽田へ行けば良いし、海外へ行く客は成田で拾うカタチにすれば良いと思う。

勿論、羽田も国内・国際線が併設してるので競合するけど、国内線と国際線のターミナルが離れているから、同じターミナル内なら、断然成田のほうが有利になるはず。

他には世界各地から客を集めて成田乗換えで世界へという部分もあるはず。

最近注目されてるローコストキャリアーなんか、客を集めるには、まさにうってつけだろう。

是が非でも成田空港は存続させていって欲しいね。

当然中身が伴っての話だから、官民一体となって知恵を絞って欲しいものだ。

羽田に負けるな、なーんてね。


分かるんだけどねぇ・・・

2010-10-15 10:01:01 | ニュース

チリの鉱山での救出劇、見事でした。

10週間ぶりに作業員33名全員を無事に助け出して、世界中を沸かせた。

Chiri救出の順番を譲り合い、カプセルで上がってきた人を囲んでの盛り上がりは、いかにもラテン系の人たちらしく、見てる方も確かに盛り上がる。

彼らは一躍、時の人になったわけだ。

これから映画製作や出版物の取材のオファーが殺到するだろうとのことだった。

おそらく世界中で熱狂的な報道がされたんだろうと思いつつも、私は違和感を禁じえない。

日本での報道の過熱ぶりがちょっと過ぎていたと思うからだ。

各局で、熱心に報道していたし、全員の名前と顔まで並べ立てて、今誰それが上がってきていますと詳しくやっていた。

本当にそこまでTV中継が必要?

救出用のカプセルのトンネル工事が出来たあたりで、ほぼ全員の救出は保障されたようなものだったはずだし、一番手とラストを飾ったリーダーあたりの救出劇で十分だったのではないか。

むしろ、この鉱山が小さい事故を繰り返し起こして、死亡者が出ていた劣悪な環境であった事や、救出劇をめぐって各国が色んな援助をしていて、その思惑が入り乱れていたなんて裏話のほうがはるかに私にとっては興味深かった。

延々と繰り返される安全な救出劇のシーンに、さすがに退屈して、他のチャンネルに変えたが、同じ報道をするTVにちょっとガッカリ。

トップニュースとしてのニュースバリューがあるのは十分に分かるんだけどねぇ、報道の仕方になんか納得がいかなかったなぁ。


お前はツマラン!

2010-10-13 19:38:08 | ブログ

Kozouさんが先のエントリーのコメント欄に残してくれた言葉が印象的で気になっていた。

それは”明治時代あたりの小説で、「あいつはタバコも嗜まないつまらないやつだ」というような文章が出てくる”というくだりだった。

というのも、つい最近そんなに親しくない別セクションの同僚と立ち話をした時に、禁煙の話が出た。

その同僚は自分はタバコはやめないですよ、意思が固いですからと軽く冗談を言った後、いきなり私にお酒は?と聞いてきた。

いや、下戸だから飲まないよねと答えると、ギャンブルは?と畳み掛けてくる。

そういやぁ、ギャンブルも基本嫌いだからやんないよと言うと、じゃぁ、何が楽しみで生きてんの?って突っ込まれた。

言われてみれば、そうだ。

女遊びもやらないから、昔で言ういわゆる”堅物”ってということに私はなるようだ。

でもそれは、違うだろうと思いながらも、言い返すには説明が必要になるし、面倒だから、適当に受け流してしまった。 笑

しかし、昔ならまさに、面白みに欠けて、しゃれっ気のない、文字通りつまらないやつってことになるんだなぁと妙に感慨深かった。

現代は生き方や趣味が多様性に溢れ、それぞれ価値観が違う。

だから、タバコやお酒を嗜まないから、ツマランやつだと一概には言えない。

でも、生まれてこの方一度もタバコを吸った事がないという人は、明らかに自分とは異種なるものを感じるのも確かである。

あんまりグダグダ言ってると、それこそお前の話はツマランって言われそうなので、この辺でやめとこう。 笑

Tumaran


あれから5年

2010-10-08 09:23:59 | 禁煙

ダイエットと禁煙目的でこのブログを立ち上げて5年が経過した。

つい先日のタバコの大幅値上げで、自分がタバコを吸ってたことを思い出した。 笑

何回も挫折しながらも、ここ3年は完全に絶煙に成功していて、今では吸いたいとも思わない。

どんなにニコチンが恋しくても、最終的にやめたいという意志さえあれば、挫折を繰り返しながらもやめることができるはず。

吸わない期間をどれだけ長くしていって、吸わない事をどれだけ習慣づけるかがカギとなるだろう。

館ひろしがTVで禁煙CMやってるくらいだから、時代も変わったよね。

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その彼がCMで、タバコを吸ってるのがカッコイイと思ってましたというセリフがあるが、正直今でもタバコはカッコイイと私は思ってる。 笑

タバコとライターは男を演出する小道具だし、一服する姿も工夫次第で”絵”になるはず。

が、百円ライターでチマチマ吸ってるようではカッコ悪いし、痰はからむは、口は臭くなるは、さらに健康に悪いとなれば、メリットは0になっちゃう。

そしてついに価格も400円以上となり、コスト高。

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まさに今が止め時でしょうな。

吸わない人より余分な税金払わせられてると思ったら、ムカつくわけでそれを止める事へのエネルギーに変えればイケるかも。

会社でも同僚がこれを機会に禁煙に挑戦してる。

さて、私の方は相変わらず、このペースで日々の生活を淡々と過ごしながら、たまにブログで思いつくままに書いていくつもり。