先日のエントリーで環境問題への取組みが個人レベルでは難しい事を書いた。
実際その通りだと思うものの、そんな風に堅苦しく考えず、別な発想で自分なりに出来る事をそれぞれの個人が考えてみるべきだろう。
たとえば、燃やすゴミをとにかく減らすよう努力をするとか、使い捨てでなく、リサイクルを考えるとか、個人レベルではタカが知れてると思うけど、自分なりに出来ることがあればそれなりにやることは意義があると思う。
そんな中で私がこだわりたいのはやっぱり、レジ袋の削減だ。
この効果の程は甚だ疑問だけど、殆どの人がやるようになれば、かなりのゴミの減量になるのでは。
とはいえ、マイバッグ持参というそんな簡単な事すらなかなか習慣化しない。
たいがい家を出てから「あっ、忘れた」となっちゃう。
特に出先から買物へ行こうと思ってるときなど100%忘れる。
世の中の役に立ってるという自覚がなかなか持てないばかりか、自分へのメリットもないのでそりゃ真剣になるわけない。
レジ袋有料化になればグッとマイバッグ派が増えるだろうけど、実際の所、スーパーも競争激化な中、声を発すれど中々実現に踏み切れずにいるみたいだ。
マイバッグ推進の一環として、どこのスーパーもスタンプラリーをやっていてスタンプが溜まると、割引してくれるけど、20個も集めて100円じゃ皆さんヤル気が出ないようです。 (^-^;
だったら、発想を変えて買物して直ぐそのまま帰れることを利点にしてマイバッグにすることを考えてみたらどうだろう。
上記のようなトートタイプでは無理である。
これはあくまで小量買うときの為のもの。
少ないときは詰め替えも苦にはならない。
このタイプがカゴにフィットするタイプ。
一回り以上大きく、カゴから多少あふれる位だったら上部にネットがあってこぼれることなく収納出来る。
こんな風に買い物カゴにジャストフィットするタイプなら、レジで精算するときにそのままレジ打ちしてバッグに詰めてもらえるから、支払いが終わったらそのまま帰れる。
これが実にスムーズで気持ちいい。
精算された商品をカゴからもう一回取り出してレジ袋に詰め直すのが、昔からバカらしいと常々思っていた。
時間の無駄だし、スマートではない。
ちなみにアメリカでは会計しながら店員がレジ袋へ詰めてくれるから、支払いが終わったらそのまま、すぐ帰れる。
どうしてこのサービスが日本で取り入れられなかったのか、今だに不思議に思う。
ただレジが混んでる時は店員にマイバッグを空きバスケットにセットしてもらうのは明らかに負担増になるのでやってくれないことがある。
なので、私は並んでる時にさっさと自分で空きカゴにセットして店員にマイバッグに入れてもらえるようお願いしている。
ちょっとした事だけど、これならメリットがあるのでは。
畳めば荷物にもならないマイバッグを持参してレジ袋の削減に努めよう、なんてね。
別に地球環境を守ろうなんてたいそうな意識はない。
自分なりにメリットを感じてやってるだけだ。
それが結果として良い方向へ繋がればもっといいんだけどねぇ。
それでも忘れることもある。
でも、多少のレジ袋なら結構使い道があるんだよね。 苦笑
ゴミ箱の内袋としてとか、靴とかスリッパ入れとして持っていくとか、少しは用途がある。
だから、レジ袋は無くならないのかもしれないね・・・。 (^-^;