4年もダラダラ続けてしまった節煙生活をここで少し書いてみようと思う。この体験を踏まえてなかったら決して進まなかったであろう禁煙。触れずにはいられない!?
まあー、節煙というか少煙というか、早い話がやめる気なんて全然なかったわけです。35歳くらいから、はじめて喘息気味になってしまって、本当はもうそれだけで煙草をやめなければならないのに、グズグズと先延ばしにして本数を減らせばいいだろうって勝手な理屈を付けてた。それに昨日述べたとおり、生活の中での小道具である煙草も手放せなかった。
本数を減らしたい、もう一つの理由は煙草を吸い過ぎると口の中が気持 ち悪くなったり、ヤニ臭さが自分でもわかったりした時の自己嫌悪感。当時から愛用していた銘柄はマイルドセブン・ライトだったがそれ以上軽くすると吸った気がしないし、ヘビーな奴にして本数が減ればいいがそんなことはなく、ますます口の中がすぐ気持ち悪くなるだけであった。
それで我慢して吸う一服のうまさに気がついて、本数を減らしてその快感を味わおうとしたわけだ。無論、やめる気は毛頭なかった。
最初にやったのは、吸える場所を少なくする事。家の中、車の中(車通勤)、職場(もともと事務所内禁煙)を全て禁煙の場所とする。 - 事実上、外での喫煙のみとした。これは結構キイタね。
2回の食後(1回は会社の中なので我慢)、駐車場での仕事前と後、起床後と就寝前の6本がベース。上記以外で2本ぐらい中抜きで吸うか、吸える時に2本続けてなんてこともあったりしたものだ。我慢して我慢して吸うから、かなりおいしかったことこの上ない。特に忙しかった仕事の後の一服は格別だったと記憶している。
このペースで収まっていれば、禁煙なんてする必要は全く感じなかっただろうが、そんなに、ニコチン大魔王さまは甘くなかった。ふとしたきっかけで堰を切ったように吸いまくってしまう時があって、何もかもが台無しになることが度々あった。簡単に逃れられないのだ!
そこで、次に考えたのは回りに説得されたふりをして、”禁煙しま~す”宣言だ。この時もホントにやめるつもりはなかった。こう宣言すれば、その人たちの前で吸えなくなるので、上記の状況より更に厳しい監視の下での喫煙となるので、少煙守りきれると考えたが、これも大ハズレ。
飴やチョコレートなどと違って1日に3個とか、やっぱり出来ない!そのペースを守るために毎日余計な神経と我慢を重ねるぐらいだったら、やめたほうが楽じゃない?と気がついたのであった。
こうして振り返ってみると、非常に簡単な結論だが、そこへ到達する前にそんな生活を4年も続けてしまっていたのであった。とても情けない限りだが、今度は逆に腹が据わって、自分自身の禁煙の覚悟というものをすごく感じる。まあ、不器用ですが、さらに一生懸命頑張ってみます。
皆様の応援よろしくお願いします。
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