こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

目覚めちゃったのね!

2010-07-30 08:57:16 | 国際・政治

”社民党・辻本清美氏が離党!”

結構大きくマスコミで取り上げられてたね。

このままだと、次の総選挙で落ちる可能性大なので、離党を決断したっていう話。

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そういう計算が働いたのも事実だろうけど、その前に与党の反対ばっかりしてる社民党に嫌気が差したっていうことじゃないのかな。

結局、彼女は現実の政策を色んな困難を乗り越えながら、確実に実現させていくということが、いかに大事でやりがいがあって面白いかってことに目覚めたということでしょう。

それこそが現実の政治だし、反対ばっかりしていては何も始まらないことに気が付いたのではないか。

民主党が政権を取ったことで、55年体制は完全に終焉したけど、このこともそれを象徴するかのような話だと思う。

いわば政策を担当してきたプロ集団である与党とその暴走を防ぐ役割の野党という図式はもうその役割を終えたということに他ならない。

これからは、万年与党や野党であってはならず、政権担当能力のある政党がその時その時の民意を受けて、時代に則した政治を行わなければならなくなったわけだ。

国民を置いてけぼりにするような政治をすれば、次の選挙で政権の座から落ちてしまうから、常に緊張が伴なうそんな政治運営が強いられるはず。

今回、そういう意味において民主党に大いなる期待が寄せられたけど、現実はまだまだだっていうレベル。

実際、期待ハズレもいい所だったけど、初めての政権運営だったわけだし、まぁこんなもんかなという気はする。

でも、あのまま自民党で良かったはずもないしね。

ただ、民主党は、日に日に官僚に取り込まれていってる様が透けて見えてる所が情けない。

どんなに適切な仕分け業務を行ったところで、縮小された分は他で使われるだけ。

公務員法改正を行い、公務員もリストラでクビに出来る環境を整えなければ、本当の意味において無駄金を削ったとは言えないのだ。

ここまで来れば、察しのイイ方はピーンと来るはず。

そう、結局”みんなの党”が躍進を遂げた理由はそこにあるんだと思う。

勿論、自民も民主もだめなので、しょうがないからという消極理由で選んだ人も多いだろうけど、政策を聞けば聞くほど、彼らの主張はブレがないし、もっともなことを言ってる。

本当に政権を取ったらとてもじゃないが、官僚を敵に回して本当にその政策を実現できるかは”?”だけど、是非貫いて欲しいと思う。

ただ、法人税を引き下げたら景気が回復して、暫らくは増税なくとも財政赤字の悪化が緩和されるというシナリオにはかなり疑問だし、いささか無責任かなという気もする。

こうも腰砕けでブレまくりの民主党にガッカリさせられてるわけだから、彼らを最後の砦としたい気持ちはみんな一緒ってことだね。

だからこそ、”みんなの党”ってわけかな。

でも、もうコロコロ首相を変える事はやめて欲しい。

ここ4年ちょっとで安倍首相から5人も変わっていて、落ち着きがなさ過ぎ。

マスコミ自らが世論調査して、何か失敗をすると、すぐに責任問題を煽って、辞任に追い込むような報道も考え物。

米国では世論調査はマスコミはやらないそうで、専門会社に任せているみたい。

今の日本じゃぁ、まるでマスコミ辞令で首相が変わってる感があるのは、やっぱり問題でしょう。

ようやく、政権交代可能な政党による日本の新しい政治の枠組が生まれようとしてる時だから、無理もないだろうけど、あまりにもヒドイ。

しかし、逆に言うと、それだけ首相が変わろうとも、そして政権すら変わっても、結局日本の基本的根幹政策は何も変わらないわけだから、誰でもいいという印象は確かにあるよね。 笑

この国を動かしてるのは、やっぱり官僚という証明をしてるようなもんでしょう。

首相なんて、飾り物くらいの位置づけにしかならないのかな。

”みんなの党”には頑張って欲しいけど、単独では政権取るまでにはいかないだろうから、やっぱり政界再編は必至だと思う。

次の総選挙までのあと3年半、大いに注目したいね。

それまで、民主党で持つのかな?


シリーズ物の出来

2010-07-25 06:59:24 | 映画

シリーズモノの話題作を2本観て来た。

「踊る大走査線3」と「トイストーリー3」である。

くしくも、両者共にシリーズ3作目に当たる。

それぞれ全く趣向の違う映画なので単純比較なんて出来っこないが、私の基準である映画にどれだけ感情移入してハマって見れるかという尺度で計ると、優劣はハッキリする。

「トイストーリー3」の大勝利だ。

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エンターテーメントとは何かを知り尽くしてる出来に大満足。

最初っから最後まで主人公達の目線で観てしまい、映画が間延びすることなどなく、時間を感じさせなかった。

脚本なのか、演出なのか、観る者をグイグイとスクリーンに引きつける魅力があった。

いかにも、アメリカ映画、ディズニー映画らしくて、子供も大人も楽しめる。

一方、踊る大走査線の方は、なんだか焦点がボヤケ過ぎて、最後まで盛り上がることなく、見終わってしまった。

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7年のブランクがあり過ぎたのか、テレビシリーズや前作の設定やイメージを引きずりすぎてしまったのか、主人公ががんじがらめになってしまって、動くに動けないそんな印象だった。

過去の出演者達の懐かしい面々を同窓会気分で見るのはいいけど、肝心の事件解決への中心的部分に熱いドラマがなく、骨太く描かれてない。

確かに警察のお役所っぽい所を面白おかしく描いたのが新しい視点として、注目されたテレビドラマであったわけで、でもそんな中で、青島刑事がその枠をはみ出して活躍するところが面白かったのに、今回は活躍しきれてない印象が強い。

係長になっても青島は青島であるはずなのに、現実的すぎたのかな。

室井も偉くなりすぎて、青島との距離が離れてしまった。

あまりにも現実的すぎる設定が面白みに欠けたのかな。

まぁ、要するにジーンと感動するような、ドラマを描ききれてなかったと思うし、観る者をそこまで引きこむレベルには、いってないと思った。

不思議とそんな時は、設定や配役なんかに不満が出てしまうもんなんだね。

本当に面白い映画のときは、強引で、あり得ない設定でも、何の抵抗もなく入っていけるのにねぇ。

とはいえ、織田裕二と柳葉敏郎が不仲な為に、そういう設定になったのではと、想像できたりするし、このシリーズをずっと見てきた者には、とにかく彼らが帰ってきたというのが、ホントに嬉しく感激するのも事実。

「トイストーリー3」はそれ単体での完成度が高く、前作なんて見てなくても全く関係ないほどのレベルであったのに対し、「踊る大走査線3」はあくまでシリーズ最新作であって、初めてこれだけを観たのなら、評価はかなり下がるのではないか。

今まで全部見た来たファンに贈る為の映画だといっても過言じゃない気がする。

シリーズモノのコンセプトや出来の対比が面白かった両作品だった。


成田空港の夕焼け

2010-07-21 12:33:19 | 日常生活

今年の夏は梅雨明けとなった日から毎日、猛暑が続いて、バテバテだ。

夏らしいといえば夏らしいけど、さすがにこうも続くと、ツライね。

良く晴れて暑い毎日だけど、そのせいかどうか分からないが、夕焼けがきれいな日が続く。

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税関へ書類提出へ向かう際、ランプであまりに美しい夕焼けに見とれた。

カメラはiPhoneしか持ってないので、解像度は今一だけど、とりあえずパチリ。

まちがいなく7月いっぱいはこの天気続くようだ。

涼しさ求めて、渓流釣りに行きたいものだ。


やっとこさ、マイボートで釣り

2010-07-19 08:04:58 | 釣り

今年の冬に買ったアルミボートだったが、バス釣り用の修理・改造が手間取って、なかなか使えずにいた。

4月に釣りはしなかったが、船外機と船体の不具合を調べる為に、一応進水式は済ませていた。

どこにも不具合がなく、一安心したものの、それから3ヶ月も経ってしまった。 笑

100%改造が終了したわけじゃないけど、とりあえずバス釣りが出来るようになったので、先日茨城県の北浦へ行って来た。

北浦は霞ヶ浦の隣にある縦長の湖だ。

なんで北浦かというと、ボートを降ろすスロープやエリアが広いので、トレーラーのバック操作に不慣れな私には好都合だったからだ。

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ボートでの航行そのものは順調で、何のトラブルも無く快適なボート釣りが楽しめた。

朝マヅメの2~3時間は結構バイトも多かったので、特に楽しめた。

早朝6時から9時くらいまでは、湖面も穏やかだったが、それから風が強くなり、操船も難しくなってくるし、ルアーも流されアタリも感じられないほどになったので、11時過ぎに納竿とした。

釣果はアタリはあっても、私はボウズに終わりガックリ。

同行者のS氏はバス釣り初体験にも関わらず、1尾ゲットできた!

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負けちゃったけど、釣りなんてこんなもんですな。

まぁ、初出撃だったので、無事に釣行を終えたことが重要だと思って、自分を慰めることにした。 笑

でもボートのランチングの段取りなど、手順が一通り把握できたので、次からはもっとスムーズに出来るだろうし、1人でも気軽に行けるだろう。

この夏のボートライフを大いに楽しみたいところだ。


変わっていく常識

2010-07-15 20:29:53 | 日常生活

年齢を重ねるごとに、それなりの常識を備えていってると思ってるのは自分ばかりで、世間の決まりごとや常識はドンドン変わっていく。

若い時は知りませんでしたで通用することも、この歳になって表立って注意されるとちょっと気分が悪くなるし、自己嫌悪になって凹む。

その最近変わった常識とは、ズバリ焚き火のことだ。

実は、抜いた雑草や剪定した枝木を庭に山積にして何日かほったらかしにしていた。

梅雨が明けたかのような、今日はいい天気だったので、休みだし、いつもの様に焚き火処理することにした。

いつもよりは多少大きな火が出て、煙が出たけど、火事になるようなレベルでもないし、通常どうり作業を継続していると、大挙して成田市消防署の人たちが駆けつけてきた。

近くで家事でもあったかと思いきや、何のことは無いウチの焚き火のせいだった。

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どうやら、近所から通報があって消防車に乗って6~7人でやってきたみたい。

滅多に焚き火はやらないが、ずっと今まで時々やってたのに、通報されることは無かったから心底、驚いた。

おそらく、通報の主は最近引っ越してきた方だろうと、何となく予測はついた。

国の方の法律では簡易な落ち葉などの焚き火は認められるハズだけど、考えてみれば、成田には焚き火禁止条例なるものが、確かにあったよね。

ゴミの焼却だけではなく、落ち葉の類いでも焼却処理は全てNGだとのこと。

まぁ、ほんの一時的とはいえ煙も出るし、ニオイや煙被害を考えれば当然と言えば当然かもしれない。

ほんの10年くらい前までは、すこしでも家庭ゴミを減らすために成田市が焼却炉を買うのを推奨して補助金まで出していたのにねぇ、世の中変われば変わるもんだ。

だけど、ダイオキシン問題に端を発し、いつの間にかそれが禁止になり、ついに落ち葉などの自然ゴミすら、他人の家への洗濯物等の被害を考えて、禁止になった模様。

さすがに、この点は全く知らず、自分は常識からズレてしまっていた。

そうなると、もはや落ち葉で焚き火を囲んで暖を取り、焼き芋を焼くなんてことも、出来なくなってしまったわけですな。

なんとも、味気ない世の中になりました。 (^-^;

そればかりでなく、生えてる雑草をバーナーで焼いて枯らせてる作業まで、注意され、ちょっとカッとなって言い返してしまった。

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ほとんど煙も出ないし、バーナーの火だけで、他に燃え広がりはしないし、だいいち自宅内の庭で法律的にも市条例にも違反してないことまで、遠慮してくださいと言われ、合点がいかなかった。

たとえ不満や不安を訴えてクレームをつける方がいたとして、そういう過剰反応まで、消防署で対処したくないと私に押し付けてるくるのはいかがなものか。

そういうクレーマーには行政の方で、毅然と対処すべきだろう。

自分が商売でもしていたら、さすがに気にして、自粛するだろうけど、そんな気はありません。    ←キッパリ

まっ、それはそれとして、焚き火の件は、ホントに迂闊だった。

家族に話すと、誰も知らず、もう焼き芋も出来ないねって娘が嘆いていた。

要するに時代はキッチンで焼けってことなんですな。