こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

揺らぐ長寿大国

2010-08-30 08:37:37 | ニュース
ちょっと、大袈裟なタイトルをつけちゃったけど、長寿者が多いって言っても実体が掴めてないんだったら、全く意味がないよね。

各地で100歳以上の高齢者の所在が分からない件が多発しているようだ。

県レベルで千人超なんてことは珍しくもないらしい。

実際は亡くなっていても家族が届出を出さないってのも信じられないけど、年金をもらうためだったりしてるから悪質だ。

中には全く家族の交渉がなくて、ホントに知らないなんてこともあるらしいけど、そこまで家族関係が稀薄というのにも驚いた。

そして、戸籍上200歳がいるっていうニュースには、もう唖然。

関係者が誰も居ないせいなんだろうけど、なんで死亡届が出てなかったのか、あるいは出したのに、記載漏れがあったのか、その辺がさっぱりわからない。

そもそも、その方の戸籍には住所や生まれた月日は記載されてなかったらしい。

戸籍上の問題と住民登録とは別だから、単に戸籍管理がズサンという事が浮き彫りにされただけなのか、その辺もよく分からない。

だけど、年金不正受給事件は明らかに住民登録上も生きてることになってるわけだから、完全に国に対する詐欺犯罪だろう。

家族が亡くなって、葬儀を行って死亡届を出すという、普通に慣習になってる事をやらないというのが信じられない。

戦時中や戦後の混乱期ならあり得るかもしれないが、この現代にそんなことが多発してるとはとうてい理解できない。

おそらく、役所側だってそんなことは、あり得ないと思ってるから、生存確認はしてないわけだしね。

却って1人暮らしのほうが、公的サポート・ヘルパーさんが見回りに行くだろうから、実体把握が出来てるに違いない。

日本が長寿大国だなんて言ってるけど、その調査対象は住民票なのか戸籍なのか分からないけど、極めて怪しいもんだと疑うようになった。

変に長生き(100歳超)しようものなら、子供に先立たれ、義理の子供や孫には軽んじられ、生死の確認すら怠られるわけだから、長生きは絶対にしたくないね。 笑

何事もほどほどが一番ってことで、平均寿命で終われるようにしたいなぁ・・・・。


民意は何処へ

2010-08-27 08:54:27 | 国際・政治

小沢氏が次期民主党代表戦へ立候補するという。

しかも、鳩山氏も支持するというから、私は思わず自分の耳を疑ってしまった。

小沢氏の政治と金の問題と自身の普天間問題を絡めて、相打ちさながら、表舞台から降りてまだ3ヶ月しか経ってない。

3ヶ月経てば、もう禊は済んだというのか、全く理解に苦しむ。

しかも代表戦に出馬するということは、次の首相を目指すことをも意味するから、いよいよ何で?という疑問符が付く。

別に管直人氏が首相に相応しいとは思ってないが、3ヶ月で変える必要は全然ないだろう。

Kan001

厚労相時代の薬害エイズに対する功績は評価するが、社会主義に根付いた彼の国家観には大いなる疑問がある。

それでも官僚が支配する日本なら問題なく首相が勤まるはず。

右翼団体から売国奴とまで言われてるそうだが、それは言いすぎだろう。

金と政治の問題で、あれだけ世間を騒がして、幹事長を辞めた小沢氏が、たった3ヶ月やそこらで首相を目指すって本当におかしくないか?

今現在、管氏の支持率は40%前後で不支持の方がそれを上回るとはいえ、続投を支持する声はその不支持を上回る。

その民意を無視して、また首相の首を挿げ替えるというのか、仮に管氏が勝っても小沢グループが党を割るとか言ってるし、もう末期的症状と言える。

Ozawa

同じ議員内閣制を採用するイギリスでは党首が任期満了となっても、首相である場合はそれを優先させるという規約があり、日本のように民意を計らず首相が交代することはない。

かねてから私は、首相選びに国民が関われないことに強い不満があった。

今の現状で大統領制を導入できるとは到底思えないが、工夫次第で首相公選はいくらでもできるはずだ。

イギリスの例でもあるように、政権を取ってる場合は党首の任期は4年とし衆議院議員の任期と合わせるべき。

そうすれば、任期満了で新しい党首を選んだ後、総選挙となり、首相と政権を選ぶ選挙が展開できる。

また、途中で汚職や問題が発生して、辞任した場合は、党内で選びなおして選挙で民意を問うというスタイルにすればいい。

こうすれば、選挙をするというのが大変なのは、みんな分ってるから一々小さいことで騒いでコロコロ党首=首相を変えるということは少なくなるのでは。

ただもう1つの見方として、管氏が代表戦で勝って、負けた小沢が党を割って、再び総選挙・政界再編という流れもある。

政界再編を強く希望してる私としては、安心して任せられる2大政党の枠組に収斂するなら、それもアリかなとは思う。

どう展開するか、代表戦に注目したいものだ。


グアムで夏休み

2010-08-19 09:35:37 | 旅行記

グアムへ3泊で行って来た。

物凄く久しぶりで、10年ぶり4回目。

子供が小さい頃は時差がない(1時間)、飛行機で3時間という近さもあって、重宝してたリゾート地だった。

朝一で行き、夕方の便で帰国すれば、3泊だったら4日間丸々使えるというのも、近いからこその利点だね。

でも、どうしてもハワイと比べちゃうと田舎過ぎて、見劣りがするので、子供が生長するにつれ、次第に足が遠のいてしまった。

気候がハワイに比べて蒸し暑くて過ごしにくいというのも、一因かも。

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自然の豊かさ・海の綺麗さなど、決してハワイに負けてないんだけどねぇ。

10年ぶりに行ったけど、ほとんど変わってない感じがした。

さすがに高級ホテルが集中してるタモンの中心部はすっかり垢抜けて、見違えるほど変わっていたけどね。

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ただ、いかんせん人が少なくガランとしてるのが、寂しく感じた。

今回は直前まで行けるか、ハッキリしなかったので、めぼしいホテルは既に予約でいっぱいで取れなかった。

安価でそれなりという事でサンタフェホテルに3泊した。

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なんてたって、安いのが魅力。

1部屋、1泊7500円台、12歳の子供がいるので、エキストラベッドを入れてもらっても3人で9000円台。

遠浅のプライベートビーチもあり、水上バイクやカヤックなどのレンタル・アクティビティもある。

小さいながらもプールだってあるし、こじんまりとノンビリしたい方にはお勧め。

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ビーチに面したレストランも併設されていて、晴れていれば美しい夕日を眺めながらの夕食が楽しめる。

今の季節(6月から10月)は雨季なので、雲やスコールが多いので、チャンスは少ないけどね。

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値段は1人2000円~くらいだから、決して安くはないけど、生演奏も聞けるし、場所代と思えばリーズナブル。

ホテルとして全体的に不満な点が随分あったけど、この料金じゃ文句も言えない。

一応目についた不具合や不満点を挙げると下記のようになる。

〇コーヒーメーカーが壊れている。

〇貴重品を入れる金庫がない。

〇各フロアーにアイスマシンがあるはずなのに、故障中とかで機械そのものが撤去されていて1台もなかった。

〇部屋の掃除に来るのが遅く、タオルの交換も言わないとやってくれない。

通常気の利いたホテルはタオルを床に置いてあるときだけ交換しますってなってるけど、このホテルはそんなこと関係無しに全然やってくれてなかった。

〇館内のあちこちで照明などの備品が壊れてるけど、修理されてないなど。

冷蔵庫・電子レンジはあるので、備え付けのコーヒーカップに水を入れてお湯を沸かすことは可能なので、カップ麺とかインスタントコーヒーなどを部屋で飲食出来る。

普通に泊まる分には、なんの不具合もないので、この値段なら全く問題ないと思う。

場所はハガニャ湾に面したタムニン地区でオンワードビーチリゾートホテルの隣にある。

一番の盛り上がりを見せるタモンの中心街までは結構あるので、車がないと無理。

空港でレンタカー借りて、ノンビリホテルで過ごして、時折クルマであちこちへ出かけるというのが一番いい過ごし方のような気がする。

子供が小さい内は遠くへ行くより、近場のグアムで外国リゾートを楽しむというのは大いにアリだと思うので、子連れなら是非グアムに行かれては?


常識の枠

2010-08-15 12:19:38 | 日常生活

人は知らず、常識の枠に囚われてしまってる事が多い。

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実は8月の3・4日と渓流釣りに行ってきたのだが、宿泊はキャンプだった。

キャンプというと、普通キャンプ場でテントを張る事だと殆どの人がそう思ってる。

私も当然そういう受取り方をしていた。

なので、行く場所を福島のいわきと決めた時から周辺のキャンプ場をネットで検索したくらいだ。

ところが、一緒に釣りをした相手、仙台在住のネットの友人・Kozou氏はそんな場所に囚われることもないし、車中泊でもいいのではと提案。

彼とは、昨年の渓流釣り以来、2回目だが、そのあまりにも素直な意見に感心した。

彼にしてみれば、釣りがメインで宿泊は二の次、だったら少しでも安くという考えだったのだろう。

私はそれでも何処かしらテントを張る場所くらいあるだろうと装備は一式持って行った。

所詮、私は渓流釣りの経験は浅いし、フライでの挑戦は初めてだし、釣果がダメだったらキャンプくらい楽しまなくては損というのが私の考え方だったからだ。

いわきの鮫川水系で釣りをしたが、前日までの雨のせいかどうかしらないが、水が濁っていてどうにも芳しくなかった。

ひたすら、上流へ行ってみたり、支流の入遠野川へ入ってみたものの、ついに私はアタリもなく、ボウズに終わってしまった。

Kozou氏は小さいながらもテンカラでヤマメを3尾ほど釣り上げたので、さすがと言う外ない。

私は全てにわたって経験不足、普段止水域の管理釣り場しか知らないから当然と言えば当然なんだけどねぇ。

まぁ、釣果はさておいて、渓流で釣りというのは、なかなかいいもんだ。

この暑い季節、涼やかでいいよね。

釣りをしながら、鮫川の川原でテントを張るいい場所を見つけておいたので、夕方そこに設営することにした。

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上流にダムが無い事を確認して、雨が降ったら即、全てを捨てて、逃げ出す覚悟を決めてのキャンプである事は言うまでもない。

雨が降って、増水した川に流されたんじゃ、ホントにシャレにならないからねぇ。

キャンプ場でない所でキャンプというのは、買出しに近くの小さい食料品店に寄った時も、お店の人にも驚かれた。

そして、偶然川原に4WDで遊びに降りて来たカップルも、”こんな所でキャンプして良いんですか?”って本当にビックリしていた。

結構なアウトドアー好きの中年のカップルに見えたが、彼らの辞書にも川原でキャンプの文字はなかったようだ。

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川の流れる水音しか聞こえず、満天の星を見ながらのKozou氏との会話も面白かった。

特別に何かについて語り合ったわけじゃないけど、仕事でのつながりや利害関係が全くない人とこうやって、話せるというのも、なかなかに楽しいものだ。

普段出来ないことを、やれる非日常というのも、このシチュエーションならではの楽しみ方なのかもしれない。

他に誰も居ないのは怖くもあるが、自分たちしか居ないっていう雰囲気も味わえてなかなかのもんだったと付け加えておこう。

考えてみると、いつからキャンプ場でキャンプが常識になったのかな。

本来は野営だし、野宿だから、私有地や公共の場所で他人に迷惑になる公園等を除けば何処でも出来るはずなんだけどねぇ。

飲料水やトイレの問題、食器などを洗う施設、設営地のテントの張りやすさ(芝生)、そして何より安全上の問題から、キャンプ場でキャンプが常識になってしまったんだろうね。

その全てにおいて、自己責任の覚悟と不便さを逆に楽しむ余裕さえあれば、キャンプ場でない所でのキャンプも充分楽しい。

思い起こせば、子供が小さい頃は私が家族を引き連れて、年1回くらいのキャンプをしていたが、成長にするにつれ、アウトドアーが嫌いな家族にそっぽを向かれて、もうここ4年くらいキャンプなどしていない。

アウトドアーに飢えた私が一番喜び、楽しんだのが、今回のキャンプだったのかもしれないね。 笑

来年もKozou氏と渓流釣り&キャンプをやることを約束して別れたので、来年こそは、しっかり釣って、川原で塩焼きにして食べれる程の釣果も目標にしたいと思う。 笑

ちなみに、入遠野川には遠野オートキャンプ場があって、きわめて世俗的ではあるが、野営的キャンプはどうにも苦手と言う人にはピッタリな施設だ。

HPのアドレスはこっち ---> http://www.iwaki-tohno.jp/camp/ 

しかも、キャンプサイトだけでなく、コテージタイプやトレーラータイプの設備もあり、自分でテントを張らないという選択肢もありだ。

カタチだけでも自然に触れ合いたい人には持ってこいだと思う。

ここなら、アウトドアー嫌いなウチの家族も連れて来れそう。 笑