本日(8月28日),電車とバスで小旅行.目的地は「河口湖自動車博物館」.より詳しく書くと,その中の「飛行館」の零式艦上戦闘機二十一型の見学である.情報元は一眼レフカメラの師匠でもあり,戦闘機&飛行機関連の情報元でもある tiptank 様である.
高尾の駅より西に向かって電車に乗るのは久しぶり.ホーム上に天狗が居るなんて知らなかった↓.ここからJR中央本線に小一時間乗った.
大月駅から富士急行線に乗り換えて河口湖駅へ向かった.そこから富士桜高原バスに乗り,京王第一次入口バス停で下車した.この富士桜高原バスだが,時刻表以外何も調べなかったので,バス停が何処にあるのかわからなかった….ので,改札の駅員さんに尋ねたら,違う会社ですが…駅前に見える白いビルの裏にバス停があります…と答えてくれた.ありがたいことである.
そこへ行ってバス停で待っていると,マイクロバスがやってきた.驚いたが,乗車人員をみて過不足なく十分な大きさのバスである事が理解できた.しかも無料であった.うれしい事である.
20分くらいバスに揺られた後,「河口湖自動車博物館」に着く事ができた.歩いて行ける距離ではない事を確認した.
「飛行館」の入口で入場料の1,000円を払うと同時に iPhone で撮影していいのか確認したところ,携帯電話ですよね…と言われて,そうですと答えると,良いですよと言ってくれた.ありがたい.
今回の見学目的の二十一型↓.色合いも好きである.
やはり,コレくらいの凸凹は影響が少ないのであろう.
この骨組みだけのモノは二十一型でも後期型のモノである↓.
後ろに見える緑の零戦は五十二型↓.やはり型式が若い二十一型が気になる.
二十一型の翼の端が折れる事は知らなかった↓.バーリング?の入れ方などは軽量化の参考になる.
↑右上に写っている管はエンジンの排気管出口.左右に1個ずつある.
今回の見学の目的の1つが軽量化のアイデア調査.もう1つ目的があり,それはヘッドレスト形状の確認である.
本当は,脚立を持ってきて,近くでじっくり見たかった↑.
栄十二型エンジンのピストン?とコックピット内の傾斜メータ?↑.
こちらは五十二型用の栄三十一エンジン↓.排気管が各々独立しているのがわかるだろうか?プロペラの色も当時の茶色になっている.
奥にジェットエンジンも展示されていた↓.
レシプロエンジンの展示もあった.固定方法を見てみたら,1960年代の Formula Ford など葉巻車が,飛行機のエンジン固定のアイデアを取り入れていた事を実際に自分の目で確認する事ができた↓.
クランクとクランクケース↓.
エンジンの排気管↓.手づくり感がある.右側の円形のモノは点火系↓だった.
栄十二型エンジン↓.星型って円周方向だけだと思っていたが,前後に2列・互い違いにシリンダが配置されていた事を初めて知った.
スパーチャージャ付きと書いてあったが,見つけられなかった↑.
リング状のモノは何だろう↓…と見ていたら,プッシュロッド根元にあったので,カムである.2個あるのは吸気側と排気側の2個なのだろうか?
この後,自動車館も見学し,十分堪能したので,再び富士桜高原バスに乗車し,河口湖駅へ帰った.富士急行線では,300円追加してフジサン特急に乗った↓.
時間は前後するが,帰りの河口湖駅で食べたのが吉田うどん.
腰があって,美味しゅうございました.