type46

lotus type46 乗りのブログです.今年は走りまくります~(の予定).

DIY レストア 福野礼一郎 監修

2010年09月25日 01時23分23秒 | type46

本日(9月24日),こりずに再びリンドバーグへ行った.

目的は他にあったのだが…,欲しい本は在庫なしだった.残念.
それとは別に,前回目を付けていた雑誌がコレ↓.

もう一歩で購入するかもしれなかった Ferrari 365 GT4 BB のレストアの様子が載っている.type46 を仕上げる上でも参考になる情報で一杯である.

ひろくん様も購入済みだろうか?


タコメータの調整 #9

2010年09月23日 16時37分25秒 | type46

本日(9月23日),東京は雨.
でも,タコメータの事が気になったので,作業所へ行った.

まずは,自作の AND 回路を外して,タコメータも外し,タコメータを分解した↓.


(画像は,昔のモノ.)

可変抵抗に直列につながっている 10 kΩ の抵抗を外した.ハンダ吸取器が無かったので,要らない配線の中の銅線を使ってハンダを除去した.その後,39 kΩ の抵抗をハンダ付けした↓.

↑画像の左側に外して置いてあるのが 10 kΩ の抵抗.画像の右側の赤い配線の下の水色の抵抗が今回交換した 39 kΩ の抵抗.別の角度から撮影した画像↓.

作業後,タコメータを組み付けて,type46 に組み込んだ.タコメータに入力する信号を以前の 1&4 シリンダ用のイグナイタ信号につなぎ換えた.その後,バッテリのマイナス端子をつないでエンジンをかけた.

スタータはまわるが,なかなかエンジンがかからない.何で? と思い,一度外に出でエンジンまわりを確認するが,大丈夫そうだ.そこで感じたのは寒さだった.まさかと思いチョークを引いてスタータを回すと直ぐにエンジンがかかった.もうそんな時期なのか?!(あとで外気温を測ると18℃だった!)

話をタコメータに戻す.

アイドリング中のタコメータの針は 1000 rpm より少し上を指していた.針の動きはとても安定していた.その時のカムプーリの回転数は 440 rpm 程度.エンジンを 止めて,タコメータ内の可変抵抗を回して再度確認する.するとタコメータの針は 1200 rpm を指した.そこで今度は逆回転方向に可変抵抗を回した.すると, 1000 rpm よりも下を指した.この作業を何回か繰り返し,カムプーリで 530 rpm の時にタコメータの針が 1000 rpm と 1100 rpm の間を指す様に調整することができた.

途中紆余曲折したが,やっと正しいエンジン回転数を表示する事ができた.嬉しい瞬間だ!(雨が降るなか作業したので身体が冷たい.今思うと,嬉しさよりも寒さが勝っていた.)

確認のため,バッテリのマイナス端子を外して,タコメータも外して,再度タコメータを分解した.可変抵抗の抵抗値を測ると 8.49 kΩ であった.可変抵抗と抵抗の値を加えた全抵抗値は 47.49 kΩ.以前の状態では 27.38 kΩ.その比は 1.73 倍.たぶん2倍くらいだろうと予想していたが,約√3倍とは何故なのだろう? …が,事実である.

最後にタコメータを組み付けて type46 に組み込んで,本日は終了.電車が動いているうちに帰宅する予定.(雨が小降りになった時点で帰宅した.)


タコメータの調整 #8 と PEUGEOT 405 GRDT

2010年09月21日 22時08分07秒 | type46

本日(9月21日),仕事を終えてから秋葉原へ行った.目的はタコメータ内の抵抗を交換するための準備.今は夜遅くまで電子部品を売ってくれるお店があって重宝する.39 kΩ を基本に前後をそろえた↓.

コレだけで 100 円也.その後,横浜家系のラーメン店で夕飯を食べた.

まだ未定だが,職場の先輩からミッションが故障している PEUGEOT 405 GRDT を譲り受ける予定である.日本正規代理店では輸入されていない型式である.


タコメータの調整 #7

2010年09月20日 22時58分04秒 | type46

本日(9月20日),作業所へ行き,基盤の中に回路をつくりケースに入れて配線をつないだ↓.イグナイタの上に設置された小さな箱の様なケースの中に回路が組まれている.

エンジンキーをまわし,エンジンをかけるとタコメータの針が振れた.しかし,不安定のままであった.その後,少しアイドリングしていると安定して 1,000 rpm 程度を示した↓.

気分良く近くを走り出すと,残念なことに針が不安定になりだした.アイドリング近くの回転数で不安定になり出す様だ.2回ほど作業所近くを走り回ったが,不安定であることは事実の様だ.

自分なりに納得できなかったので,片方のコイルに入力される信号を使うことを前提に,タコメータ内の抵抗を変えることで回転数を正しく表示する事を試してみる.


タコメータの調整 #6

2010年09月19日 21時33分01秒 | type46

本日(9月19日),抵抗を買いに秋葉原へ行った.メイドカフェの呼び込みを横目にメボしい店数件に寄ってみた.

普通に 1/2 W ・ 620 Ω の抵抗が数十円で売っていた.ついでに基盤とケースも購入した.

ちょっと時間が読めなかったので,完成形ではなく簡易回路で試してみた.

タコメータにケーブルをつないで,エンジンをかけると針が振れたが安定していない. 心配になって,タコメータにつながっているケーブルの信号をオシロスコープで調べるとちゃんと欲しい信号に合成されていた↓.

明日,チャンとした回路と配線を施して,回転数を確認する予定.


タコメータの調整 #5

2010年09月18日 20時14分15秒 | type46

本日(9月18日),作業所へ出向き,回路を確認した.

タコメータをつなぐ前の信号を調べると,期待した通りの合成が得られた↓.

画像の下の波形が 2&3 のイグナイタに入力される信号で,上の波形が 1&4 と 2&3 の信号が AND で合成された信号である.

この信号でOKだと思ったが,タコメータにつないだら,針はほとんど振れなかった.

信号をオシロスコープで調べると,振幅 2V 前後の矩形波になっていた.頭の中で考えて,紙に書いて考えると,抵抗の値が大き過ぎたと思えた.

今現在 100 kΩ の抵抗を使っているが,620 Ω 程度の抵抗に変更する必要がありそうだ.

消費電力を優先的に考えて,タコメータの内部抵抗を忘れていた.明日,1/2 W の抵抗 1 kΩ, 620 Ω, 470 Ω くらいを買ってから作業所へ出向く予定だ.


ちょっと嬉しい事

2010年09月17日 18時18分36秒 | type46

Lotus Europa CentralEuropa Registry を確認したら,情報が増えていた.

自分の type46 の納品日?とエンジン番号が記載されていた.私のエンジンにはプレートがついてなくて,どんなエンジンがついていたのだろうか…と思っていたが,出荷時の情報がわかっただけでも嬉しい.

逆にミッションの番号が?/?になっていたので,現状の情報を連絡してみる予定だ.ただ心配なのは,最近プレートが何度か折れ曲がったため読めなくなっているかもしれない….


タコメータの調整 #4

2010年09月15日 22時08分51秒 | type46

まず最初に断っておきたいことがある.ブレーカコンタクト断続電流を用いるタコメータ(純正品)を用いていれば,ロードスター製・同時点火システムを用いても何の回路も用いずに正しいエンジン回転数が表示される.

しかし,今 type46 には断続電圧を用いるタコメータがついている.そのタコメータを利用したいがために,今現在試行錯誤している事を理解していただきたい.

以上を踏まえて….
今回,試した回路はコレ↓.

左から1&4シリンダの信号と2&3シリンダの信号がつながり,下から12Vの電源が供給され,右からタコメータへの信号が出力される.

過去考えていたダイオード2個の回路は,今考えれば OR 論理回路であった.結果,300V程度のヒゲと12Vだけの信号が出力されていた.そのため,タコメータがエンジン回転数を表示しなかった.

自動車ハンドブックの計器の章のエンジン回転計の節をよく読んで,電圧式の回転計は最初ブレーカコンタクトの断続電圧を信号として入力し,積分回路を通して,その後放電電流によって回転計の針を動かしているという事を理解した.300Vのヒゲがメインではなく,12Vと0Vの矩形波が重要である事を理解した(つもり…).

ということで,今回 AND 論理回路を考えた.さて,結果はどうか?今週末が楽しみだ.


タコメータの調整 #2

2010年09月15日 00時31分01秒 | type46

本日(9月14日),帰宅途中にイグナイタから出てくる信号をよく考えてみた.オシロスコープによる計測自体は8月28日に行ったモノ↓.プローブはチャンと10:1のモノを使った.最大値は300V程度で,他は0Vと12Vの矩形波の様だ.

上に見えるのが1番と4番シリンダ分の信号.下に見えるのが2番と3番シリンダ分の信号.以前はダイオード2個を使って信号を合成してみたが,ダメだった. AND 論理回路の様なアナログ回路をつくって信号を合成すれば4気筒分の信号に合成できる様な感じがしてきた.ネットで調べると,アナログ回路の AND 論理回路(0Vと12V)の例題があった.ダイオード2個と,ちょっと大きい抵抗を用意すれば可能な様だ.職場の先輩に相談だ.

ダメであれば,タコメータ内部の可変抵抗に直列につながっている抵抗の値を変更して感度を修正する予定.