霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

内陸旅行(7:春旅行)ー 終 ー

2018-02-19 22:36:15 | 南極の思い出
いよいよ半年間過ごしたみずほ基地を後にする日が来ました。大きな任務が終わったという安堵感と、もっと居たいという気持が入り雑じっていました。
春旅行は陽もどんどん長くなり気温がー10℃~ー20℃と暖かく、秋旅行の-30℃~-40℃と比べると雲泥の差です。雪を掘ってテーブルを作り食事を楽しむ余裕もありました。
悲劇の無人観測点(A1)にも立ち寄りました。飛散していたプレハブ小屋の残骸はほとんど雪に埋もれて、何事も無かったようにさえ見えました。
昭和基地に到着すると人が大勢いて建物も多く、何だか大都会に来たような錯覚に陥りました。