霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

麻雀の思い出(7:確率vs直感)

2018-02-04 21:34:37 | 思い出すまま
数学の得意な先輩と同室になり、麻雀の必勝法を教えてくれました。
先輩曰く、麻雀は決まった牌で手の内と場に晒された牌から残りの牌が分かるから、あとは確率の問題なので、確率の高い方を選択していけばやがては勝つと言うのです。人間コンピューターとも言える手法です。
その結果は、いつも勇んで部屋を出て行くのですが、毎回負けたと言って帰って来ました。
常に勝ち続けている強い先輩がいました。その先輩曰く、「麻雀は直感だよ」と…

内陸旅行(4:秋旅行)

2018-02-04 01:01:45 | 南極の思い出
天候や海氷状況が悪く、第2回内陸旅行(秋)の出発はだいぶ遅くなってしまい、昼間がどんどん短くなり寒さも厳しいものでした。野外作業は絶対に素手でやってはならず、手袋も純毛の上にミトンと二重にしているので、作業効率はとても悪くなります。
常に吹いている地吹雪の中で、少しでも肌が晒されると血流が悪くなり凍傷の危険があるので、顔が白くなっていないか、お互いに注意して教えてあげます。直ぐによくさするのですが、それでも若干凍傷になりました。
一番辛かったのは、ー40度の地吹雪の中でのトイレです。ぎりぎりまで我慢してから、少しでも風を避けるために20m程離れた橇の陰まで走って行き、また直ぐに走って戻って来るのですが、ズボンを上げている余裕が無い程の厳しいものでした。一度だけ綺麗なオーロラが頭上で舞ってました。この上ない悲惨と贅沢の入り混ざった体験でした。