新年一発目の記事がハンドメイドネタじゃなくてスミマセン。
昨年10月に依頼された、地元の民話を紙芝居にする作業。
3ヶ月もかかって、やっと完成しました。
針仕事に専念したくて何度も断った作業だった。
なんせ、ボランティアだから報酬無し。トホホ。
絵を描くための膨大な時間は、申し訳ないが針仕事に使いたかった。
が、地元の子育てサークルの若いママに懇願され、根負けして引き受けたのだった。
たいした絵を描く力もないのにね。
とりかかってみれば、割とササッとラフ案が描けたので(この写真は11月6日の記事で紹介)、
案ずるより産むが易しで、何とかなるさ~、なんて軽く考えていた。
しかし。
いざ本番、うまく描こうと思うとまったく筆が進まないのだ。
ボランティアとはいえ、いい加減な絵は描きたくない。
毎日毎日、描けなくて、どうしようかと頭を抱えた。
なんとか年内に終わらせちゃいたい!と思うのだが、
描く意欲も湧いてこない。
で、とうとう正月休みに突入。
このままでは、ママさんたちにご迷惑をかけてしまう。
人に迷惑をかけるのは大嫌いな私。
で、奮起しました!
もう、やるっきゃない。
じゃーん、完成!
それがこちらです。
文章は他の方が書かれているため、知的所有権の関係上、シーンの紹介コメントにて失礼いたします。
また、大変僭越ですが、絵のダウンロードやコピーはお控えいただけますようお願いいたします。
鎌倉時代の海辺の村。
人々は村を守る観音様に毎日お参りをしていた。
ある日、大津波が襲って来るのを村人が発見。
逃げる村人。
村は津波に流されたが、
犠牲者は一人も出なかった。
しかし、観音様は流されてしまった。
人々は、観音様が村人の身代わりになってくれたのだと話した。
月日は流れて30年後、漁に出た村人が海の底に光るものを発見。
引き上げてみると、なんと、津波で流された観音様だった。
長い年月、海の底に沈んでいた観音様には貝がびっしりついていたので、のちに貝付き観音とも呼ばれるようになった。
村人はお堂を建て、観音様を大事に祀った。
こうして海辺のこの町は発展していき現在に至っている。
現在は、○○寺に、この観音様は祀られている。
以上です。
この話は、地元に伝わる鎌倉時代の民話なのだが、さまざまな記録を調べても、大津波の記録はないのだそう。
なので、実は津波ではなくて台風なのではないか、という説もあるのだとか。
この観音様、現在はこちらのお寺に祀られていて、実物をご覧いただくことができます。
上手じゃないけど、やりゃできるじゃん、私~。
ウジウジ悩んでいないで、思うがままに描けばよかったんだよな。
これなら絵描きデビューできるんじゃね?
なーんて、調子に乗り過ぎですな。
ああ、でもホントに苦しかったな、この3ヶ月。
いまは重圧から解放されて晴々とした気持ちだよ~!
昨年10月に依頼された、地元の民話を紙芝居にする作業。
3ヶ月もかかって、やっと完成しました。
針仕事に専念したくて何度も断った作業だった。
なんせ、ボランティアだから報酬無し。トホホ。
絵を描くための膨大な時間は、申し訳ないが針仕事に使いたかった。
が、地元の子育てサークルの若いママに懇願され、根負けして引き受けたのだった。
たいした絵を描く力もないのにね。
とりかかってみれば、割とササッとラフ案が描けたので(この写真は11月6日の記事で紹介)、
案ずるより産むが易しで、何とかなるさ~、なんて軽く考えていた。
しかし。
いざ本番、うまく描こうと思うとまったく筆が進まないのだ。
ボランティアとはいえ、いい加減な絵は描きたくない。
毎日毎日、描けなくて、どうしようかと頭を抱えた。
なんとか年内に終わらせちゃいたい!と思うのだが、
描く意欲も湧いてこない。
で、とうとう正月休みに突入。
このままでは、ママさんたちにご迷惑をかけてしまう。
人に迷惑をかけるのは大嫌いな私。
で、奮起しました!
もう、やるっきゃない。
じゃーん、完成!
それがこちらです。
文章は他の方が書かれているため、知的所有権の関係上、シーンの紹介コメントにて失礼いたします。
また、大変僭越ですが、絵のダウンロードやコピーはお控えいただけますようお願いいたします。
鎌倉時代の海辺の村。
人々は村を守る観音様に毎日お参りをしていた。
ある日、大津波が襲って来るのを村人が発見。
逃げる村人。
村は津波に流されたが、
犠牲者は一人も出なかった。
しかし、観音様は流されてしまった。
人々は、観音様が村人の身代わりになってくれたのだと話した。
月日は流れて30年後、漁に出た村人が海の底に光るものを発見。
引き上げてみると、なんと、津波で流された観音様だった。
長い年月、海の底に沈んでいた観音様には貝がびっしりついていたので、のちに貝付き観音とも呼ばれるようになった。
村人はお堂を建て、観音様を大事に祀った。
こうして海辺のこの町は発展していき現在に至っている。
現在は、○○寺に、この観音様は祀られている。
以上です。
この話は、地元に伝わる鎌倉時代の民話なのだが、さまざまな記録を調べても、大津波の記録はないのだそう。
なので、実は津波ではなくて台風なのではないか、という説もあるのだとか。
この観音様、現在はこちらのお寺に祀られていて、実物をご覧いただくことができます。
上手じゃないけど、やりゃできるじゃん、私~。
ウジウジ悩んでいないで、思うがままに描けばよかったんだよな。
これなら絵描きデビューできるんじゃね?
なーんて、調子に乗り過ぎですな。
ああ、でもホントに苦しかったな、この3ヶ月。
いまは重圧から解放されて晴々とした気持ちだよ~!