twins*mamaのハンドメイド生活

布小物、刺繍などのハンドメイド、ときどき着物と日々の生活を綴った日記です。

絵描きデビュー?

2015年01月08日 16時32分40秒 | 未分類
新年一発目の記事がハンドメイドネタじゃなくてスミマセン。



昨年10月に依頼された、地元の民話を紙芝居にする作業。
3ヶ月もかかって、やっと完成しました。


針仕事に専念したくて何度も断った作業だった。
なんせ、ボランティアだから報酬無し。トホホ。
絵を描くための膨大な時間は、申し訳ないが針仕事に使いたかった。


が、地元の子育てサークルの若いママに懇願され、根負けして引き受けたのだった。
たいした絵を描く力もないのにね。



とりかかってみれば、割とササッとラフ案が描けたので(この写真は11月6日の記事で紹介)、
案ずるより産むが易しで、何とかなるさ~、なんて軽く考えていた。


しかし。
いざ本番、うまく描こうと思うとまったく筆が進まないのだ。
ボランティアとはいえ、いい加減な絵は描きたくない。


毎日毎日、描けなくて、どうしようかと頭を抱えた。
なんとか年内に終わらせちゃいたい!と思うのだが、
描く意欲も湧いてこない。


で、とうとう正月休みに突入。


このままでは、ママさんたちにご迷惑をかけてしまう。
人に迷惑をかけるのは大嫌いな私。


で、奮起しました!
もう、やるっきゃない。



じゃーん、完成!

それがこちらです。
文章は他の方が書かれているため、知的所有権の関係上、シーンの紹介コメントにて失礼いたします。
また、大変僭越ですが、絵のダウンロードやコピーはお控えいただけますようお願いいたします



鎌倉時代の海辺の村。
人々は村を守る観音様に毎日お参りをしていた。



ある日、大津波が襲って来るのを村人が発見。



逃げる村人。



村は津波に流されたが、



犠牲者は一人も出なかった。
しかし、観音様は流されてしまった。
人々は、観音様が村人の身代わりになってくれたのだと話した。



月日は流れて30年後、漁に出た村人が海の底に光るものを発見。



引き上げてみると、なんと、津波で流された観音様だった。



長い年月、海の底に沈んでいた観音様には貝がびっしりついていたので、のちに貝付き観音とも呼ばれるようになった。



村人はお堂を建て、観音様を大事に祀った。



こうして海辺のこの町は発展していき現在に至っている。



現在は、○○寺に、この観音様は祀られている。



以上です。



この話は、地元に伝わる鎌倉時代の民話なのだが、さまざまな記録を調べても、大津波の記録はないのだそう。
なので、実は津波ではなくて台風なのではないか、という説もあるのだとか。

この観音様、現在はこちらのお寺に祀られていて、実物をご覧いただくことができます。



             



上手じゃないけど、やりゃできるじゃん、私~。
ウジウジ悩んでいないで、思うがままに描けばよかったんだよな。
これなら絵描きデビューできるんじゃね?
なーんて、調子に乗り過ぎですな。

ああ、でもホントに苦しかったな、この3ヶ月。
いまは重圧から解放されて晴々とした気持ちだよ~!



             




にほんブログ村 ハンドメイドブログ 布物・布小物へにほんブログ村 ハンドメイドブログ 刺繍へにほんブログ村 ハンドメイドブログ ミシンへ