先月から通い始めた日本刺繍教室。
今日は3回目のレッスン。
3回目にして、ようやくこれだけ刺せました。
日本刺繍、ものすごく手間暇かかります。
根気がいります。
まるで修行のようです。
糸を買ってきてすぐ刺せるフランス刺繍と違って、
日本刺繍は糸をよるところから自分でやらなければなりません。
これがまた悲しくなるほど上手くできないのだ。
たったこれだけ刺すのに何メートル無駄にしてしまったことか…。
日本刺繍をやるまで、自分のことを「ちょっとは手先が器用な方?」
なんて思っていたが、とんでもない思い上がりだったことを痛感している。
糸は均一によれていないといけないのだが、
私のはご覧の通りボコボコです。
初回で、枠に布地を張り、
前回、2回目のレッスンで初めて刺繍糸を刺したのだが、
これがまた心が折れてしまいそうな経験だった。
日本刺繍は布目にきちんと沿って刺さなければならないのだが、
布目が全く見えないのだ。
私、自分がこんなにも老眼が進んでいたとは思いもよらなかった。
目を凝らせど凝らせど、まったく見えない。
一体コレ何の拷問なんだ、という気持ちになってしまった。
ええい、適当に刺してしまえ~、と刺そうとしたら、
先生から「目分量ではダメですよー」と注意が入った。
ああ、先生、ごめんなさい。
結局、刺せたのは、面積にして1センチ四方程度だけだった。
朝から軽い頭痛がしていたのだが、
目を凝らしすぎて頭痛MAXになり、
這うようにして家路についたのでした。
日本刺繍がこんなにも骨の折れるものだとは思ってもみなかった。
私、とんでもない世界に足を踏み入れてしまったのかも…。
2回目にして日本刺繍挫折。
となりそうだっだが…
これではいかん、何か対策を立てねばと、
このメガネ式拡大ルーペをネットで購入。
(このパッケージのシニアの方々と自分が同類だなんて…ガックリ…)
で、今日のレッスンでこれをかけたら、
なんとまあ、布目がよく見えるではありませんか!
拷問のようにつらかった前回とはうって変わって、
今日は「楽しい」と感じながら刺繍を進めることができました。
100才で人間国宝になることを目標に(笑)、
日本刺繍を極めたいという気持ちが蘇りましたよー!
がんばれー、私!
始めるきっかけとなったのは、たまたま目にした、
刺繍作家の浅賀菜緒子先生のブログ「Maison de Pontomarie」でした。
日本刺繍のあまりの美しさに心を奪われました。
刺繍を見て感動したのは初めてかも。
ブログの最初に遡って、過去の作品を全部拝見しました。
自分でもこの美しい刺繍を刺してみたい!という気持ちと、
こんなにも美しい刺繍を刺す方にぜひ直にお会いしてみたいという気持ち、
そして、私の師はこの方以外には考えられない!という気持ちで
浅賀先生の教室の門をたたいたのでした。
浅賀先生はフランス刺繍も教えていらして、
日本刺繍の図案も、コテコテの古典柄だけではなく、
現代のニュアンスが感じられる作品が多く、
そこが私が大好きなところなのです。
先生は予想していた通り、優雅でおやさしく美しい方で、
そして予想に反して、私よりもずっとお若い方でした。
刺繍のノウハウ以外に、ブログをしているメリットなど、
レッスンで先生から伺うお話しは、どれも興味深いことばかりで、
先生とお会いするのも、レッスンの楽しみのひとつになっているのです。
今日は3回目のレッスン。
3回目にして、ようやくこれだけ刺せました。
日本刺繍、ものすごく手間暇かかります。
根気がいります。
まるで修行のようです。
糸を買ってきてすぐ刺せるフランス刺繍と違って、
日本刺繍は糸をよるところから自分でやらなければなりません。
これがまた悲しくなるほど上手くできないのだ。
たったこれだけ刺すのに何メートル無駄にしてしまったことか…。
日本刺繍をやるまで、自分のことを「ちょっとは手先が器用な方?」
なんて思っていたが、とんでもない思い上がりだったことを痛感している。
糸は均一によれていないといけないのだが、
私のはご覧の通りボコボコです。
初回で、枠に布地を張り、
前回、2回目のレッスンで初めて刺繍糸を刺したのだが、
これがまた心が折れてしまいそうな経験だった。
日本刺繍は布目にきちんと沿って刺さなければならないのだが、
布目が全く見えないのだ。
私、自分がこんなにも老眼が進んでいたとは思いもよらなかった。
目を凝らせど凝らせど、まったく見えない。
一体コレ何の拷問なんだ、という気持ちになってしまった。
ええい、適当に刺してしまえ~、と刺そうとしたら、
先生から「目分量ではダメですよー」と注意が入った。
ああ、先生、ごめんなさい。
結局、刺せたのは、面積にして1センチ四方程度だけだった。
朝から軽い頭痛がしていたのだが、
目を凝らしすぎて頭痛MAXになり、
這うようにして家路についたのでした。
日本刺繍がこんなにも骨の折れるものだとは思ってもみなかった。
私、とんでもない世界に足を踏み入れてしまったのかも…。
2回目にして日本刺繍挫折。
となりそうだっだが…
これではいかん、何か対策を立てねばと、
このメガネ式拡大ルーペをネットで購入。
(このパッケージのシニアの方々と自分が同類だなんて…ガックリ…)
で、今日のレッスンでこれをかけたら、
なんとまあ、布目がよく見えるではありませんか!
拷問のようにつらかった前回とはうって変わって、
今日は「楽しい」と感じながら刺繍を進めることができました。
100才で人間国宝になることを目標に(笑)、
日本刺繍を極めたいという気持ちが蘇りましたよー!
がんばれー、私!
始めるきっかけとなったのは、たまたま目にした、
刺繍作家の浅賀菜緒子先生のブログ「Maison de Pontomarie」でした。
日本刺繍のあまりの美しさに心を奪われました。
刺繍を見て感動したのは初めてかも。
ブログの最初に遡って、過去の作品を全部拝見しました。
自分でもこの美しい刺繍を刺してみたい!という気持ちと、
こんなにも美しい刺繍を刺す方にぜひ直にお会いしてみたいという気持ち、
そして、私の師はこの方以外には考えられない!という気持ちで
浅賀先生の教室の門をたたいたのでした。
浅賀先生はフランス刺繍も教えていらして、
日本刺繍の図案も、コテコテの古典柄だけではなく、
現代のニュアンスが感じられる作品が多く、
そこが私が大好きなところなのです。
先生は予想していた通り、優雅でおやさしく美しい方で、
そして予想に反して、私よりもずっとお若い方でした。
刺繍のノウハウ以外に、ブログをしているメリットなど、
レッスンで先生から伺うお話しは、どれも興味深いことばかりで、
先生とお会いするのも、レッスンの楽しみのひとつになっているのです。