徳ちゃん繁昌リポート

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【現場報告】晩夏の恐怖?食中毒に御用心

2012年08月23日 | 出張先々
今年も残暑厳しくまだまだ暑い日が続いていますが体調管理は万全ですか!? 気温の高いこの時期は特に怖い食中毒?鮮度維持のためにも生鮮食品や日配品など徹底した低温管理が原則なのです。

1個のバイ菌を気温30℃下に30分間放置するとみるみる内に256個のバイ菌に増殖するのです。人の手指や唾、髪の毛には数百万個、食品類を包む容器やトレーなどにも既に百万個近いバイ菌があるのも事実。調理する包丁やマナ板、フキンなども無菌という訳ではなく常に沢山のバイ菌が付着しているのです。さあ、どうしますか?たった1個のバイ菌が256個に増殖するとなると確実に食中毒はイエローカードですよね!?ちなみに食の基準値はバイ菌の数が百万個までは食べられるが、1千万個で腐敗が始まり1億個では完全に腐敗、食べることはできないのです。身体の状態にも依りますが、それを誤って口にすると、即ち恐ろしい食中毒を起こす危険性があるのです。
昔、この業界にいた頃には夏場のクレーム?商品の傷みでよく呼び出しくったり、客の目の前で腐れかけた刺身を食べたことも、苦しむ客を救急車で搬送したこともありましたね。下痢や嘔吐、発熱、発疹だけでなく身体の痺れや意識障害、それも1人ではなく集団で起きることも。最後は死という恐怖のリスクと隣り合わせなんですよ。もちろんバイ菌の繁殖を抑えるには、低温管理だけでなく殺菌除菌や煮沸というやり方もありますが、要は目では見えないバイ菌との闘い、油断大敵ですよ。

残暑というけど恐らく日中気温は35℃?体力は消耗し疲労こんぱい、胃腸も弱体化しているこの時期は生食や生ものなど直接の飲食は避けた方が賢明かと思いますよ。いずれにしろ体験したくない晩夏につきものの恐怖であることは確かのようです。

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