あれがあれば?あれをやれば?あれさえできれば?と無いものねだり、願望や羨ましいという気持ちでつい発する言葉だが、ビジネス社会ではタブーと言われている。奇跡でも起きない限り自力で実力以上の成果なんて出せるものではないからだ。どうこう言ってもじっと耐えしのぐしかないのだろうか。
不漁続きの84日間、漂流する中で自らに言い聞かせた・・・・『今はないものについて考える時じゃない。今ここにあるもので何ができるかを考えることだ。』(アーネスト・ヘミングウェイ)
こんな境遇に陥った時は無いものより有るものをどう活用するかを考えることだ。あらゆる概念を取っ払い知恵ふり絞るといろんな発想が浮かんでくる。目の前の有るものを最大限に活用すれば意外と秘密兵器にもなるものだ、「老人と海」の一節を引用して具体的なアドバイスをすることにした。