marieの日記帳

グラン・トリノ(ブルーレイ)

クリント・イーストウッド監督が、
自ら主演して世の中に怒れる
ガンコ老人を演じた人間ドラマ。

映画は、妻のお葬式から始まります。
妻に先立たれ、一人暮らしになったウォルト・コワルスキー
(クリント・イーストウッド)。

ウォルト自身にも息子が二人いて、
それぞれ所帯を持ち別に暮らしているのですが
息子夫婦との間に温度差があって
自分も歳をとれば、
こんな感じに偏屈老人になってしまうかもしれないと
共感してしまいました。

ウォルトがとても大切にしているグラン・トリノという車が
きっかけで、隣人のモン族(アジア系民族)と
交流を深め、心を開いていきます。

ウォルトのとる行動は、頑固者ではあるのですが、
筋が通っていて、こういう人が
近所にいてくれるといいなぁなんて思いました。




私は、この映画で、初めてモン族の存在を知りました。

ベトナム戦争の時、アメリカは、モン族を利用して
戦争をしました。
ベトナム戦争でのモン族の死亡者は、アメリカ兵よりも
多かったそうです。
ベトナム戦争で、アメリカが敗れ、
アメリカに加担したモン族は、住む場所を追われます。
その後、アメリカがモン族を受け入れることになったのですが、
作品の中にモン族を出演させるところが、
深いと思いました。

朝鮮戦争を経験し、
人の死をたくさん見てきたウォルト・コワルスキーが
どういう結末を迎えるのか・・・

観終わって、なるほどと思いました。

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