
ベーリック・ホール

べーリック・ホールは、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅で
第二次世界大戦前まで住宅として使用され昭和31(1956)年に宗教法人カトリック・マリア会に寄付され。
平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎だったところだそうです。
設計者は、アメリカ人建築家J.H.モーガン氏です。
不思議の国のアリスをイメージした装飾が施されていました。

テーブルに大きな帽子が置かれていて帽子屋がはじめて登場する
三月ウサギ(March Hare)の庭園で催された「気違いのお茶会」のワンシーンが
再現されていました



ハート・ダイヤ・スペード・クラブの形をしたお皿が用意され
こんな可愛い食器もあるんですね。
今の時代は、一人スマホでゲームを楽しむ機会が増え
トランプをする時間が減ってしまいましたが
たまには、お茶を飲みながらトランプゲームもゆったりした時間が楽しめて
いいなぁと思いました。

アイアンワーク(金属素材を曲たり溶接加工して装飾的形状にすること)がされた
階段の手すりや窓の外枠、そこに箒にまたがった魔女が飛んでいて
壁の色にもマッチしていてハロウィンの雰囲気たっぷりでした。
クワットレフォイルの窓は、この建物の特徴です。

(10月28日撮影)