団塊オヤジの短編小説goo

Since 11.20.2008・時事ニュース・雑学・うんちく・豆知識・写真・動画・似顔絵師。雑学は、責任を持てません。

「お正月に関する難読漢字」について考える

2015-01-14 11:18:02 | 漢字・文字

お正月気分もそろそろ終わったと思いますが、久々に漢字を考えてみましょう。

お正月や、年始に係る漢字を集めてみました。幾つ読めますか?

 

1.睦月

2.初鳥(焼き鳥ではありません)

3.御降

4.若水

5.初手水

6.大服茶

7.屠蘇

8.歯固

9.年賀

10.初詣

11.白朮詣(京都の人は分かります)

12.歳徳神

13.恵方

14.松の内

15.飾納

16.鏡開き

17.小正月

18.左義長

19.注連貰

20.鳥総松

21.松過

22.獅子舞

 

 

 

 

 

  

いくつ読めましたか?

 

1.睦月(むつき)

陰暦正月の異称。むつびづき。《季春》「神の磴(とう)―の蝶を遊ばしむ/風生」

2.初鳥(はつどり・はつとり)

元旦の早朝にめざめて、威勢のよい声をあげる鶏《季新年》

3.御降(おさがり)

正月三箇日に降る雪または雨の忌詞。新年。「まんべんに―受ける小家哉」(一茶)『広辞苑第六版』より引用

4.若水(わかみず)

元旦に初めてくむ水。1年の邪気を除くとされ、この水で年神への供え物や家族の食べ物を調える。《季新年》「―のよしなき人に汲まれけり/一茶」

5.初手水(はつちょうず)

元日の朝、若水(わかみず)で顔や手を洗い清めること。《季新年》「葱畑の霜雪のごとし―/風生」

6.大服茶(おおぶくちゃ)

元日に若水でたてた茶。梅干し・コンブなどを入れて飲み、縁起を祝う。福茶。《季新年》「―昆布に長寿の味を飲む/句仏」

7.屠蘇(とそ)

屠蘇散を浸したみりんや酒。延命長寿を祝って年頭に飲む。また、年頭に飲む祝い酒。「―を祝う」《季新年》「甘からぬ―や旅なる酔心地/漱石」

「邪を屠(ほふ)り、身体を蘇らせる」という意味。

8.歯固(はがため)

《「歯」は年齢の意》長寿を願って、正月あるいは6月1日に鏡餅(かがみもち)・大根・押し鮎(あゆ)・勝栗(かちぐり)など固いものを食べる行事。また、その食べ物。《季新年》

9.年賀(ねんが)

新年を祝うこと。また、その祝い。「―の客」《季新年》

10.初詣(はつもうで)

[名](スル)正月、その年初めて社寺に参詣すること。初参り。「晴れ着で―する」《季新年》「―鳥居の影を人出づる/虚子」

11.白朮詣(おけらまいり)

元旦に八坂神社(京都)の白朮祭に参詣すること。白朮とはキク科の薬草で厄除けになる。

12.歳徳神(としとくじん)

陰陽道(おんようどう)でその年の福徳をつかさどるとされる神。この神のいる方角を、明きの方・恵方(えほう)といい、万事に吉という。年によって方角が違う。年神(としがみ)。《季新年》「あばらやも―の御宿かな/一茶」

14.松の内(まつのうち)

正月の松飾りを立てておく期間。元日から7日、また15日まで。注連(しめ)の内。《季新年》「子を持たぬ身のつれづれや―/荷風」

15.飾納(かざりおさめ)

松納ともよばれ、正月飾りをとること。6日や14日に行なう地域が多い。

16.鏡開き(かがみびらき)

《「開き」は「割り」の忌み詞》正月11日(もと20日)に鏡餅(かがみもち)を下ろし、雑煮や汁粉にして食べること。武家では、男子は具足に、女子は鏡台に供えた鏡餅を手や槌(つち)で割り砕いた。町家でもこの風習をまねて行うようになった。

17.小正月(こしょうがつ)

陰暦の1月15日、またはその前後数日の称。小年(こどし)。二番正月。若年(わかどし)。《季新年》⇔大正月。

朝に小豆粥を食べましょう。

18.左義長(三毬杖/さぎちょう)

《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、はやしたてながら焼いた。民間では、多く14日または15日に野外で門松などの新年の飾り物を集めて焼く。その火で焼いた餅(もち)や団子を食べると病気をしないとか、書き初めの紙をこの火にかざして高く舞い上がると書道が上達するという。どんど焼き。さいとやき。ほっけんぎょ。《季新年》「―へ行く子行き交ふ藁(わら)の音/草田男」

19.注連貰(しめもらい)

小正月の左義長(さぎちょう)で焼くために、他の家で外した門松やしめ飾りなどを子供が貰い集めること。《季新年》「色里や朝寝の門の―/松浜」

20鳥総松(とぶさまつ)

新年の門松を取り払ったあとの穴に、その松の一枝を挿しておくもの。《季新年》

21.松過(まつすぎ)

正月、松飾りを取り払ったあと。松の内が過ぎたころ。7日過ぎ、また15日過ぎをいう。《季新年》「―のはやくも今日といふ日かな/万太郎」→松の内

22.獅子舞(ししまい)

獅子頭をかぶって舞う民俗芸能。大陸から伝わった伎楽系の二人立ちのものと、日本に古くからある風流(ふりゅう)系の一人立ちのものとがある。信仰的には五穀豊穣・悪魔祓(あくまばら)い・雨乞(あまご)いなどを目的とする。《季 新年》「吹かれつつ―とゆく伊良胡岬/林火」

 

獅子舞で、お仕舞。

意味はデジタル大辞泉等から引用

結構難しかったでしょう。今は使わない言葉もありますから・・・。

 

したっけ。

書けますか?小学校で習った漢字
クリエーター情報なし
サンリオ
コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ヤギとヒツジって何が違う... | トップ | 「お正月とお盆は、なぜ帰省... »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは^^ (きままなマーシャ)
2015-01-14 14:06:33
難しいですね!
11個しか読めません^^;
左義長はどんど焼きのことなんですね。
知りませんでした。
近くの神社の「お火焚き神事」に毎年飾り物を持って行ってます。
返信する
★きままなマーシャさん★ (都月満夫)
2015-01-14 14:25:00
難しいでしょう。
お正月言葉も薄れて来ましたからね^^
「お火焚き神事」というのですか? それは知らなかった^^
したっけ。
返信する
Unknown (みゆきん)
2015-01-14 14:46:22
10個も読めなかった
今日は私の頭が冬眠らしいわ(*^m^*) ムフッ
返信する
Unknown (ゆずぽん)
2015-01-14 15:29:21
あちゃァ~~~、書きは 簡単なものでもかなりやばいけど、 読みは 結構自信あったつもりでしたが 17個でした。(;´д`)
修行し直します。
読めても 意味がわからないものが結構ありましたが 意味まで分かって 脳みそのしわに刻まれました。。
え?顔のしわ?・・それも言えてる。゜(゜´Д`゜)゜
返信する
Unknown (こゆき)
2015-01-14 16:02:24
漢字も活字離れが激しく? なって読めなくナリマシタデッス

左義長 = どんど焼き !?

北海道神宮でのどんど焼きに行って来ましたデッス*^ ^*
返信する
★みゆきんさん★ (都月満夫)
2015-01-14 16:33:28
そうだよね。
除雪のことで頭が回らないよね^^
したっけ。
返信する
★ゆずぽんさん★ (都月満夫)
2015-01-14 16:35:53
え~~、17個はスゴイですよ。脳の皺が増えると顔のしわが減るって法則はなかったですか~^^
したっけ。
返信する
★こゆきさん★ (都月満夫)
2015-01-14 16:37:27
左義長 = どんど焼き
正確にはちょっと違うのですが、説明すると長くなります^^
したっけ。
返信する
こんばんは (まる)
2015-01-14 16:50:37
なんとなく読めても、意味までは知らないことが多いです。
俳句の季語に使えますね。まだまだ先の話ですが・・・^^;
歳時記買おうかな。
返信する
こんにちは~ (haru)
2015-01-14 17:07:33
こんにちは~

私も半分でした。
日頃使わないから難しいですねぇ。

勉強させていただきま~す。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

漢字・文字」カテゴリの最新記事