ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

栄根寺廃寺跡

2008-10-09 05:10:00 | 大阪にて
川西池田駅を降りて、花屋敷荘園へ向かうには幾つかのコースが考えられるのですが、いろいろ歩いているとこんな所へ辿り着きました。

       

ここらは紛れもなく川西市なのでしょう。
奈良時代に建てられた栄根寺(えいこんじ)の跡だそうです。

       

何故か加賀の銭屋五兵衛の碑がこのような所にありました。

銭屋五兵衛は質流れの古船を使って、海運で富を築いた人ですが、河北の干拓事業を請け負い、干拓が進まぬ地域の魚が腐死したり、漁民に死人が出たりしたので、藩に検挙され牢死した人です。干拓を進めるために海に毒を投げ入れたという嫌疑のあるような人を顕彰しているのはどういうものでしょう。

       

左側に小さなお地蔵さんを祭ってある祠もありました。
こういうのは可愛くて、罪がないですね。

       

2枚目の写真にあったF・ナイチンゲールの像のある方へ向かったのですが、先に薬師如来でしょうか、石像がありました。

       

奥の方にナイチンゲールの像がありましたが、奥というより実は私はこの公園の裏の方から入ったようでした。

            

でも何故、日本に来たこともないようなナイチンゲールの像がこの川西の地にあるのでしょう。
岡山の福田海(ふくでんかい)という宗教法人の創始者が晩年病んで、大阪の日赤病院に入院した際、白衣の天使の献身ぶりに感激し、1936年この地に建立したそうですが、やはり川西とは関係ない。

       

これは看護婦慰霊塔だそうで、戦地に赴いて殉職した看護婦47名と、生涯を看護の道に尽くされた日赤の看護婦さんを祀っているそうです。

       

こちらがこの広場の入口から撮った写真、左にナイチンゲールの像があります。
やはりゲールさんは女性だったのですね。ナイチンですから。

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