わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第五十五段 (暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり)

2021-10-16 09:11:15 | 徒然草

「暑きころわろき住居すまひは、堪へ難き事なり」、住宅は暑さに堪えられる造りが良いということでしょう。昔はクーラーが無かったので暑さを凌ぐといえば、水を打つか、風を通すかくらいでした。それも気休めにしかならなかったのかもしれません。一方、寒さは暖房具、火鉢、湯たんぽ、暖炉と色々あり、着込めばそれなりに寒さは我慢でます。やはり暑さをどう凌ぐかが課題だったのでしょう。

地球全体の温暖化の原因は温室効果ガス、その代表格が二酸化炭素だと、気候変動モデルを開発した真鍋叔郎氏がノーベル物理学賞を受賞されました。一般に、惑星は誕生以降、どんどんと冷えていき極寒の死の世界になるそうです。それは、宇宙空間に放出されるエネルギーが、恒星(太陽系では太陽)あるいは惑星内部から供給されるエネルギーより多いからです。地球は、大気があり、エネルギーの供給と放出の微妙なバランスをとっているので、一定温度に保つことができています。これは将に奇跡です。それをバカな人類がバランスを崩そうとしています。このまま温暖化が続けば、地球は灼熱の惑星になるのか、それとも海水が蒸発して厚い雲に覆われ氷河期が来るのか。いずれにしても、暑いの、寒いのといってる場合ではなくなります。

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