わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第iニ百二十八段 (釈迦念仏)

2023-10-23 09:10:35 | 徒然草

千本せんぼん釈迦しやか念仏は、文永ぶんえいころ如輪上人によりんしやうにん」、これを始められけり。この段は、これだけです。

釈迦念仏は、『南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ』と唱える。つまり、お釈迦さんの名前を呼び続けるということです。信奉している人の名前を呼ぶことに、どんな意味があるのか考えると、アイドルの名前をファンが叫ぶようなものかとお釈迦様に失礼な連想をする。それは違うだろうと打ち消しても、その違いがよく分からない。名前を呼ぶことで、その人の顔や姿を思い浮かべ、思いを強くする効果があるのだろう。そうだとすれば、基本的には同じことかと納得してしまいます。

 

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