仕事が非番で、今年生まれたばかりの孫をあやしていると、携帯電話が鳴りました。慣れない手つきでスワップすると、「文芸社ですが・・・」、"あれ、何か本注文したんだっけ?"と一瞬思ったのですが、「この度、Reライフ文学賞の短編部門で入選されました」との連絡でした。
文芸社文庫が主催しているコンテストに『Reライフ文学賞』があります。昨年の夏、短編部門に短い家族の物語の作品を応募し、入選を今年の密かな目標にしていました。
本当に入選できるとは、身に余る光栄です。この喜びをすぐに誰かに伝えないと気が済まないところ、横にいたママになったばかりの娘に話し、かみさんにもLINEで報告しました。この二人と息子が、この作品の登場人物です。後になったこんなこと言ってないとかクレームをつけられては困るので、「あくまでもフィクションだから」と断りをいれておきました。
これをきっかけに小説家を目指すなんて、大それたことは考えてはいませんが、ちょっとした物書きの端くれになれたら良いなと思っています。今まで、長年、ブログを書き綴ってきたことが良かったのでしょう。
短編部門は、30作品が入選し、共同で書籍化・出版されるそうです。本になるのが楽しみです。 「こいつは春から縁起がいいわい」といった気持ちです。