今日の「 お気に入り 」 。備忘の為の抜き書き 。
「 Postquam nave flumen transiit , navis relinquenda est in flumine .
ポストクァム・ナヴェ・フルメン・トゥランシート 、ナヴィス・
レリンクエンダ・エスト・イン・フルミネ
川を渡り終えたら 、舟は川に置いていかなければならない 。 」
「 川を渡り終えたのに 、すでに用済みになった舟をもったいないから
と引きずっていくなんてバカげていますよね?
この名句が示すように 、本来の長所であったものが短所になった
時点で 、思い切って手放すことが大事なのかもしれません 。私は
困難に直面して初めて 、過去の長所が逆に自分を縛りつける短所
になっていたことに気づきました 。 」
( ´_ゝ`)
「 〈 スムマ・クム・ラウデ Summa cum laude 〉という言葉 はヨーロッパの大学の
卒業証書において『 最優秀 』を表すラテン語です 。 」
「 真の教育とは 、学生自身が進んで勉強したくなる動機を与えてやることだと思う 。 」
「 ヨーロッパの大学では 、評価の仕方が地域や学校 、教授の裁量によって多少異な
るものの 、ほとんどが絶対評価を採用しています 。 」
「 また 、ラテン語を用いて成績評価がなされていますが 、その評価は次のように表
現されています 。
ラテン語の成績区分
Summa cum laude スムマ・クム・ラウデ 最優等
Magna cum laude マグナ・クム・ラウデ 最優等に次いで優等
Cum laude クム・ラウデ 優等
Bene ベネ よくできました 」
(* ̄- ̄)
( 出典:ハン・ドンイル著「 教養としての『 ラテン語の授業 』
―― 古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 」
本村凌二監訳、岡崎暢子訳 ダイヤモンド社刊 所収 )
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