
二年ほど前に読んだ 、1985年生まれの作家が書いた
小説「 同志少女よ 、敵を撃て 」を再読した 。
今日の「 お気に入り 」は 、この小説について書かれた
インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」掲
載の記事 。
引用はじめ 。
「 『 同志少女よ 、敵を撃て 』は 、日本の小説家
逢坂冬馬の小説である 。第11回アガサ・クリステ
ィー賞を受賞したデビュー作 。第166回直木三十五
賞候補に挙がり 、2022年本屋大賞及び第9回高校生
直木賞を受賞 。
あらすじ
モスクワ近郊の『 イワノフスカヤ村 』で母親と半
農半猟の生活を行っていたセラフィマは 、ドイツ軍
に村人達を惨殺され 、赤軍に家や村人の死体を燃や
された 。ドイツ軍狙撃兵と赤軍兵士イリーナへの狙
撃を誓う彼女は 、中央女性狙撃兵学校の先行的分校
へ入学し 、同様に家族を失った女性兵士たちの仲間
となる 。卒業後彼女らが投入されるウラヌス作戦 、
スターリングラード攻防戦 、ケーニヒスベルクの戦
いなどの激戦が描かれ 、独ソ戦の終結を経て物語は
終わる 。
主な登場人物
セラフィマ
1924年生まれの少女 。狩りの名手であり 、愛称は
フィーマ 。狙撃兵訓練学校に入学し 、狙撃兵を目
指す 。
エカチェリーナ
セラフィマの母親。
ミハイル
セラフィマの幼なじみ 。愛称はミーシカ 。
イリーナ
元狙撃兵 。狙撃兵訓練学校教官長 。
シャルロッタ
狙撃兵訓練学校の生徒 。モスクワ射撃大会優勝者 。
アヤ
狙撃兵訓練学校の生徒 。カザフ人の猟師 。
ヤーナ
狙撃兵訓練学校の生徒 。生徒の中では最年長 。
オリガ
狙撃兵訓練学校の生徒 。ウクライナ出身のコサッ
ク 。
ターニャ
赤軍の看護師 。
マクシム
赤軍第62軍第13師団 、第12歩兵大隊長 。
フョードル
赤軍第62軍第13師団 、第12歩兵大隊兵士 。
ユリアン
赤軍第62軍第13師団 、第12歩兵大隊狙撃兵 。スタ
ーリングラード射撃大会優勝者 。
ボグダン
第62軍第13師団 、第12歩兵大隊付き督戦隊 。
ニキータ・フルシチョフ
実在の人物 。スターリングラードにてセラフィマ
と邂逅する 。
リュドミラ・パヴリチェンコ
実在の人物 。確認戦果309名射殺という成績を残し
た史上最高の女性スナイパーである 。 」
引用おわり 。
以上の記事を読んで 、さらにジュード・ロウ主演の
2001 年の映画 「 スターリングラード 」を見た上で 、
この小説を読めば 、二倍楽しめると思う 。記事にある
ように 本屋大賞受賞作 。
数多の参考文献や資料を読み込んで 、研究者の監修 、
校閲を経てのこととは言え 、こういう物語を書ける作
家脳というか創作脳には驚嘆させられる 。
モスクワが三角形の頂点にある都市と考えれば 、スタ
ーリングラードとウクライナのキーウの二都市は 、三
角形の底辺の両端に位置する 、古来 、侵略戦争の戦場
の地 。
。 。(⌒∇⌒)! 。 。
( ついでながらの
筆者註 :「 逢坂 冬馬( あいさか とうま 、1985年10月8日 - )
は 、日本の小説家 。埼玉県所沢市生まれ 、横浜市
育ち 。
人物・経歴
父は歴史学者の奈倉哲三 。姉はロシア文学研究者の
奈倉有里 。明治学院大学国際学部国際学科卒 。 」
「 スターリングラード ( 2001年の映画 )
『 スターリングラード 』( 原題: Enemy at the
Gates )は 、2001年公開のアメリカ 、ドイツ 、
イギリス 、アイルランド合作の戦争映画 。ジャン=
ジャック・アノー監督 。
第二次世界大戦時にソビエト連邦の狙撃兵として活
躍し 、英雄となった実在の人物 ヴァシリ・ザイツェ
フを主人公に 、当時のスターリングラード( 現ヴォ
ルゴグラード )における激戦( スターリングラード
攻防戦 )を描いたフィクション 。
ロシアでも上映され 、モスクワとサンクトペテル
ブルクでは好評を得たが 、スターリングラード攻防
戦に参加したロシアの退役軍人より 、本映画はスタ
ーリングラード攻防戦の評価を不当に貶めるもので
あり 、また 、ソ連軍や将兵らの描写も 、過度に辛
辣であり 実情から離れているとして 、映画上映に
反対する意見書がロシア下院に提出された 。 」
以上ウィキ情報 。 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます