地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

年末追い込み作業の中、受注量・業務可能量等のバランスについて考えた

2006年12月25日 15時45分35秒 | 今日の東洋硬化


今年も後数日。年末へ向けて作業を追い込んでいます。


(鏡面円筒研削を終えて、梱包直前状態のロール。見ているのは城島在住のT君)


(1人で2台のCNC円筒研削盤を使い、大車輪で作業している黒木在住のI-M君)


(硬質クロムめっきを厚付した、直径500mmを超える大きな中古ラム表面を
CNC円筒研削盤で仕上げ研削し始めた、大善寺在住の機械加工部門副長のI君)


(羽根が回転方向に直角に立った不思議なファンのアンバランス補正を今から
始めます。バランシング担当は小郡在住のM君(この写真には写っていませんが))

機械加工部門は、一昨日も昨日も休日返上で出社し、作業しています。

短納期品をさばく為には致しかたありませんが、休日出勤・深夜残業で作業を
していくと、原価水準がずんずんアップしていきますので、勢いに任せて仕事
していくわけにもいきません。

年間2000時間労働の枠内で業務を抑えつつ、利益水準を最大のものとして
いく為の、受注量・労働時間・業務可能量・現業員数なんかのバランスを取る
ことの難しさと言ったら、半端なものではありません。

受注した全ての業務を、チカラまかせに大残業でこなしていくのが許されるな
らば、ある種、お気楽なものです。

実際には、現業部門従業員の精神的疲労感や、労働基準監督署からの強烈な指
導を喰らう可能性や、それにも増して、まず第一に、長時間作業に伴う危険性
の上昇、を挙げねばなりませんし、諸々のリスクを背負うことになりますので、
残業時間の増大には、ものすごくナーバスにならざるを得ません。

営業活動の頻度を上げて、売上の拡大を図ることのみを是とできるならば、現
状に比してはるかに拡大基調の道を、ただただ突っ走っていけるのですが、そ
ればかりに価値を置いておけないのも、事実です。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
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    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
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    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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