三洋電機が粉飾決算だってか？

昨年１２月２６日にブログネタにした三洋電機、今、大変なことに
なっています。

報道が全て真実なのかどうかははっきりしませんが、このままの流
れですと、経営陣交代は必至かと思われます。

年明けからじわじわと上昇基調にあった株価、午前中だけで一気に
３９円もダウンしました。

悲しいことこの上ありません。

将来的にみて、面白い技術をいくつも持った会社ですし、それを
見込んで株買ったというのに裏目もいいとこ。

自分の鑑識眼の無さがこれまた腹立たしい。

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三洋電機が粉飾決算の疑い　04年３月期、監視委が調査 '07/2/23

　経営再建中の三洋電機が二○○四年三月期決算（単体）で、業績
不振に陥っていた子会社の株式価値の下落などを受け、約千九百億
円の損失計上を検討していたにもかかわらず、大半の処理を先送り
した疑いがあることが二十三日分かった。

　証券取引等監視委員会が粉飾決算の疑いもあるとして調査を進め
ている。不正な会計処理が確認されれば、三洋に対して訂正報告な
どを求める見込み。

　当時、会長だった井植敏最高顧問や副社長を務めていた井植敏雅
社長、取締役だった野中ともよ会長らの経営責任は避けられないと
みられる。

　関係者によると、三洋は○四年三月期に債務超過状態にあった子
会社の株式減損処理など約千九百億円を検討したという。しかし計
上したのは計約五百億円だった。

　○四年三月期の単体の純損益は四十三億円の黒字で配当も実施し
たが、損失を処理していれば大幅赤字になっていた可能性がある。
その後、未処理だった損失は遅くとも○六年三月期には適正に計上
したという。

　この日、三洋は「当局の調査に全面的に協力している。通常の資
料提出、説明と理解している」（広報担当）とコメントした。

　○四年当時に三洋は子会社の株式評価について、短期間に収益力
の大幅な改善が可能として大半の損失計上を見送ったもようだ。会
計監査を担当していた中央青山（現みすず）監査法人もこうした処
理を認めていたが、実際には子会社の多くは業績が回復せず、○六
年三月期には関係会社の株式評価損を約千五百億円計上した。

　監視委は○四年三月期の前後数年間の決算についても調査してお
り、○五年九月中間期以降に不正な会計があった場合、金融庁が課
徴金の納付を命じるとみられる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［中国新聞ニュース］

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報道事実なら課徴金制度対象の可能性も＝三洋電機粉飾決算疑惑で
山本担当相

　［東京　２３日　ロイター］　山本有二金融担当相は２３日、閣
議後の記者会見で、三洋電機の粉飾決算疑惑で「報道の中身からす
ると、平成１７年９月期以降の有価証券報告書が対象となっている
ということなので、課徴金制度がワークする可能性があり得る」と
説明した。

　２３日付朝日新聞朝刊は、２００５年９月中間期以降の有価証券
報告書に不正が見つかれば、金融庁が課徴金の納付を命じるとみら
れると指摘している。

　課徴金制度は２００５年４月に導入。対象となる違反行為の中で、
有価証券報告書等の虚偽記載に関しては同年１２月１日に施行され
たため、これ以降に提出された有価証券報告書等が課徴金の対象と
なる。

　疑惑そのものについては「個別案件であり、また、報道の内容を
みると、独立して職権を行使する証券取引等監視委員会に関する事
項なので、コメントを差し控える」として、言及を避けた。

　三洋電機は同日、報道を受け、当局の調査に全面協力している、
とのコメントを発表している。

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野中ともよさんの進退はどーなるんでしょうか？


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