２月２３日

昨日１０時過ぎに、僕が以前に勤務していた表面処理薬品メーカー「奥野製薬
工業」からの訪問があり、相手していました。

９月にも当社を訪問し色々と打合せをした面々です。

２０年前の傍系の上司で、現在は嘱託社員として勤務なさっているＹさん。
僕が退職する際に入れ替わりで九州営業所に配属となってからずっと親交のある
Ｏ君。さらに、昨年職についた新人のＯ君。以上３名とお話していました。

昨年来、先方で試作品開発中のクロムめっき液への添加剤のアウトラインが見え
始め、当社クロムめっき槽の中の１槽で実機テストを行なう見込みとなり、想像
されるその効果にワクワクしています。

さらに、現在進行中の無電解ニッケル-リンめっき設備新設について話ました処、
薬品メーカー推奨の設備資料があるとのこと。

日を改めて、資料持参の上、打合せにおいでいただくことになりました。

さらに、当社の「無電解ニッケル-リンめっき上イオンプレーティング」や「硬質
クロムめっき上イオンプレーティング」について話しますと、下地めっきとして
のニッケル-リン被膜としてなりにそこそこ硬度の高い無電解ニッケル-リンめっき
種があるとのご案内でした。通常は１０％前後あるリン含有率を極度に抑え、
低リン＆高硬度を実現したものなんだとか。

リン含有１０％程度の被膜の場合、ビッカース硬度Hv=500～600であるのが、
この低リンタイプのものだとHv=700前後となるらしいです。

当社は通常はこのメーカーの標準的補給タイプの薬液を使用していますが、イオ
ンプレーティング下地被膜形成用途限定で、バッチ（１建浴使いきり）で使用し
てみることも選択肢にいれるべきか、とも考え始めました。

とにかくこの「奥野製薬工業」の薬種ラインナップときたら激しく多種なわけで、
在籍していた頃も毎月社内発表される新開発薬剤名称と用途を覚えるだけでも
かなりの苦労をしたこと、鮮明に記憶しています。

ベストセラーになっていくものもあり、数箇月のうちに消え去っていくものもあ
り、でした。

来月、再々度の訪問をしてくれること、楽しみにしています。


１６時過ぎから、筑邦銀行本店３階大ホールにて「筑後中経協」の講演会＆臨時
総会が開かれました。

第１部の講演会の講師は、元財務大臣の「塩ジイ」こと塩川正十郎氏で、安部政権
の課題についてのお話を１時間ほど。

第２部、臨時総会の主要議題は今年と来年の理事選出でしたが、何と！僕も、
現在在籍している例会委員会の委員長という役職をあてがわれてしまいました。

色々と忙しくしている中での、この役職です。かなり負担で、気が重いことこの
上ありません。例会委員会ときたら、数ある委員会の中でももっとも活動量が多い
ことで評判ですので。

第３部の交流会の際、委員長を補佐していただく副委員長をお２方、スカウト活
動していました。



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