国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

11月21日(日)のつぶやき

2010年11月22日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
10:11 from Samsung Mobile
仕事でもするか…
11:21 from Samsung Mobile
イーグルスの後に、アーチー・シェップの『ライブ・イン・サンフランシスコ』を聴く。いかがだろう、この組み合わせは?
12:12 from Samsung Mobile
ブレイカー・ブラザーズの次にボビー・ティモンズと聴く。多種多様だなぁ…
13:26 from Samsung Mobile
スタバなう。コーヒーはホットに限る。
14:18 from Samsung Mobile
ショッピング・モール内でデマスクしてる人が多かった。風邪流行ってるのかな?
14:41 from Samsung Mobile
爆笑問題のラジオでフレディー・マーキュリーのこと取り上げてた。
22:07 from Samsung Mobile
ビル・エヴァンスのパリコンサートを聴く。エヴァンス、
最後のきらめき。
22:34 from Samsung Mobile
ダスコ・ゴスコヴィチの『アフター・アワーズ』。テテ・モントリューのピアノがイカすぜ。
22:54 from Samsung Mobile
カサンドラ・ウィルソンの『シルバー・ポニー』。僕の聴く今のところ数少ないジャズボーカリスト。
23:29 from goo
ジャズは聴いてなんぼ。聴き返すたびに新たな魅力が! #goo_toyokoba1030 http://blog.goo.ne.jp/toyokoba1030/e/6133c1cd5a2736ee0038db7bb517239f
23:44 from web
トミー・フラナガンの『プレイ・ザ・ミュージック・オブ・ハロルド・アレイ』。このB面が最高に好き。特に1曲目「アウト・オブ・ザ・ワールド」は聴くたびに心躍る。
23:50 from web
今日の最後はやっぱりキース・ジャレットの『フェイジング・ユー』で!
何かがつかめそうな気がいつもしているんだけど…
by Cobaaco on Twitter

アルバムを聴き返すたびに、しゃぶり足りなかったことを知り、僕は恥ずかしくなるのだ。

2010年11月21日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
このブログも早1年半を過ぎてしまったかのように思われるが、
たくさんのアルバムを勝手気ままに話してきた。
ブログネタとして取り上げるのには、日々新しいものが望ましいのかもしれないが、
再度取り出して聴いてみたりすると
それまで気づかなかったそのアルバムの別の角度の魅力が見えてくることがある。
また、何の気無しにアルバムを聴いていて、
その魅力に取り憑かれ、何度も何度も聴き返すこともある。
そうなると新しいアルバムを紹介するよりも
その新たな魅力をちょっと文章にしてみようかと思うこともある。

今日のアルバムはそんな1枚だ。
ビル・エヴァンスの『ザ・パリ・コンサート エディション・ワン』だ。
日本にはエヴァンス愛好者が数多くいるが、
一方で大半がリバーサイド4部作で終わってしまっているのも現状だ。
確かにリバーサイドの4枚は、エヴァンスを知る上で非常に重要なものであるが、
エヴァンスの前期、中期、後期とその生き様を知ってこそ
エヴァンスの魅力を吸い尽くしたと言えるだろう。

『パリ・コンサート』はエヴァンスの最晩年に近い公式アルバムだ。
ジャケットはエッチングであろうか、セーヌ川が描かれていて
モノクロの風景はただ静かなたたずまいを伝えている。

そんなジャケットを象徴するわけではないだろうが、
この中のエヴァンスは、跳ねるようなジャズ感での演奏ではない。
流れるようなというと分かりやすいだろうか?
縦に跳ねるのではなく、セーヌ川が流れなければならないように音が
涼やかに宙に流れていく。
ドラムやベースとの絡みが抑えられているような感じもあるが、
抑圧されたピアノの音と
マーク・ジョンソンのベースのぶんと振るうような音の絡みから、
インター・プレイの面白さが伝わってくるからエヴァンスはやっぱりスゴイ。

A面、B面どちらもエヴァンスの手慣れた曲の演奏であるが、僕はB面が好きだ。
「ジャズは大人の音楽」という月並みな言葉は好きではないが、
このB面を聴くと、そんなアダルティーな雰囲気が否が応でも漂ってくる。

どうぞ、私を知ってください

2010年11月20日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
映画『千と千尋の神隠し』の中で、
主人公の千尋は名前を「千」と変えられてしまう。
これは本名を知られると相手の支配下に置かれるという呪術的要素を表している。
名というのはかなり重要なもので、
日本の呪術では相手の名を知らなければかけることができないし、
中国では本名を知られないように「字」を付けていた。
呪術の世界では名を知られないようにすることが大切なのだ。

一方で「名を知られたい」という場合はどんな時だろうか?
これはやはり「有名になりたい」という願望がある場合だろう。
先日ある俳優が文学賞を取ったとかいうニュースがあったが、
もしこれが俳優という名が知られた職業でなければ、大騒ぎにならなかっただろう。
名が知られるというのは、スターダムへと駆け上がっていく大切な要素になるのだろう。

彼はまず礼儀正しく挨拶から始める。
「マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー……」
今日の1枚はアルバート・アイラーの
『マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー』である。
ご丁寧に自分のことを詳しく紹介をしている。約1分20秒だ。

このアルバムがアルバート・アイラーのデビューアルバムとなっている。
何とも初々しい始まりなのだが、内容は全く初々しくない。
初めてらしく選ぶ曲は「バイ・バイ・ブラックバード」「サマータイム」
「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」とスタンダードなものばかりだ。
だが、その誰とも違うソプラノ、テナーサックスの響きは、
当時の人々の度肝を抜いたのではないか?
すでにアイラー節が炸裂している。
線の細いソプラノのけたたましい雄叫びは、
それまでの誰とも違う新しい響きを持っている。

きっと自己紹介をしていなくても、
ライブに参加した人たちはその奇妙なサックス吹きの名は絶対に忘れなかっただろう。

マスター、新携帯事始め

2010年11月16日 | マスターの独り言(日々色々なこと)
正直言って今の携帯社会というのは、ちょっと行き過ぎだと思う。
電車に乗っていても大体の人は何かと携帯電話をいじっている。
電話という割には通話ではなく、
最近ではインターネットやゲームのたぐいが多いようだ。
日本人の大体の人は携帯電話を持っているような世の中になったのだから、
電車の中でそれをいじっていてもおかしいことではないが、
何か行き過ぎてしまっている感は否めない。

そんなことを思っていながらも、先日ある友人から「アイホーン」を見せてもらった。
なるほど、手軽にインターネットやら何やらができるようで、
見ている内に欲しくなってくるから困ったものだ。
折しも持っていた携帯電話の調子が悪くなっていて、通話ができない状況であった。

残念ながら僕の加盟している電話会社と違うため簡単には乗り換えができないし、
メールアドレスなどが変わるのは面倒くさい。
というわけで新しく出たばかりのスマートフォンを予約することにした。

そしてそれがようやく昨日に届いたのだ。
使ってみるとなるほど子どものおもちゃ箱のようにいろいろな機能が付いている。
タッチパネル式であるため、メールなどを打つのは少々大変だが、
それなりにいろいろなことができるのは面白い。
しかも、「ツイッター」が結構簡単にできるのがいい。

まだ、ちょっと慣れていない部分もあるが、
これがあるとしばらくはいろいろな面で飽きなくてすみそうだ。