ジャズとヒップホップとのつながりという興味深い提案を
音楽評論家の中山康樹氏が提示してから
後追い学習ではないが、ヒップホップも聴くようになった。
そもそもジャズ以外の音楽はあまり聴かないため、
ヒップホップと言っても何をどう聴けばいいのかというのは分からない。
ただ、どうも活気に欠けるジャズに一石を投じるものであるならば、
それを学んでいくことは必要なことだろう。
今回の「いーぐる」での講演は「ビバップとヒップホップの親和性」ということで
どこにつながりがあるのかも分からないもの同士の
つながりを探っていくものであった。
講師は中山氏と大谷能生氏である。
大谷氏は自らがミュージシャンであり、その知識を生かした著書も多い。
今回の講演は大谷氏が中心となり話題が進んだ。
「いーぐる」の連続講演は2時間半が目安であるが、
今回はそれを大幅に越えるほどの内容の濃さであった。
肝心要のヒップホップが出てくる前に、
つながりがあるとされるビバップについて分からないと話にならない。
チャーリー・パーカー、チャーリー・クリスチャンなどビバップの名手達の演奏を始め、
その前のスウィングやジャンプ・ジャイブという種類の曲をとにかく聴きまくった。
これはかなり効果があった。
普段ビバップやスウィングを比べながら聴いたりはしない。
ビバップと言葉上は知っていても、その本質的な理解というのは結構できていない。
大谷氏が言うには
①ビートが一定である。
②ツートップでかつ小編成
③テーマの合奏とそこからソロへの展開(ソロは即興演奏)
④既存の曲をアレンジして、もしくはコードだけを取り出しての演奏
といった特徴が挙げられた。
また、場所やそこに集まる人によって演奏の内容や質が異なることも言及していた。
もともとスウィングはダンスミュージックでもある。
今でこそコンサート会場でジャズを聴くことも多いが、
元はダンスの伴奏として演奏されていた音楽でもある。
しかし高速でかつ力強く、ここのソロに注目が浴びやすいビバップも
実は黒人のダンス用音楽であったというのが大谷氏の話である。
踊り難そうなビバップであるが、それを踊りこなしてこそ娯楽につながる。
おぼろげながらヒップホップとのつながりが見えてきたかのようだ。
音楽評論家の中山康樹氏が提示してから
後追い学習ではないが、ヒップホップも聴くようになった。
そもそもジャズ以外の音楽はあまり聴かないため、
ヒップホップと言っても何をどう聴けばいいのかというのは分からない。
ただ、どうも活気に欠けるジャズに一石を投じるものであるならば、
それを学んでいくことは必要なことだろう。
今回の「いーぐる」での講演は「ビバップとヒップホップの親和性」ということで
どこにつながりがあるのかも分からないもの同士の
つながりを探っていくものであった。
講師は中山氏と大谷能生氏である。
大谷氏は自らがミュージシャンであり、その知識を生かした著書も多い。
今回の講演は大谷氏が中心となり話題が進んだ。
「いーぐる」の連続講演は2時間半が目安であるが、
今回はそれを大幅に越えるほどの内容の濃さであった。
肝心要のヒップホップが出てくる前に、
つながりがあるとされるビバップについて分からないと話にならない。
チャーリー・パーカー、チャーリー・クリスチャンなどビバップの名手達の演奏を始め、
その前のスウィングやジャンプ・ジャイブという種類の曲をとにかく聴きまくった。
これはかなり効果があった。
普段ビバップやスウィングを比べながら聴いたりはしない。
ビバップと言葉上は知っていても、その本質的な理解というのは結構できていない。
大谷氏が言うには
①ビートが一定である。
②ツートップでかつ小編成
③テーマの合奏とそこからソロへの展開(ソロは即興演奏)
④既存の曲をアレンジして、もしくはコードだけを取り出しての演奏
といった特徴が挙げられた。
また、場所やそこに集まる人によって演奏の内容や質が異なることも言及していた。
もともとスウィングはダンスミュージックでもある。
今でこそコンサート会場でジャズを聴くことも多いが、
元はダンスの伴奏として演奏されていた音楽でもある。
しかし高速でかつ力強く、ここのソロに注目が浴びやすいビバップも
実は黒人のダンス用音楽であったというのが大谷氏の話である。
踊り難そうなビバップであるが、それを踊りこなしてこそ娯楽につながる。
おぼろげながらヒップホップとのつながりが見えてきたかのようだ。
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