オーディオ機器を改善していったとしてもやはりジャズ喫茶に通うことを止められない。
なぜならジャズの世界というのは広大で、
1人で閉じこもってしまうとある限られた範囲でしか聴くことができない。
だが、ジャズ喫茶に行くと思ってもみなかったアルバムがかかったりすることがある。
普段は目をつむって、「これは知ってるぞ」とか自己満足に浸りながら聴くのだが、
知らなかったアルバムに出会うと「うん?」と顔をしかめてしまう。
大概においてそういうアルバムほど良いアルバムのように聞こえてしまう効果もあり、
次の瞬間には飾ってあるジャケットに目をやってしまう。
これが持っているアルバムだと
「あぁ、なるほどなぁ~」とホッと息がつけるのだが、
持っていないアルバムだとますます顔が険しくなってしまう。
ジャズ喫茶という場所は一種の「虎の穴」であり、
マスターと自分との戦い、鍛え合うというマッチョな空間でもあるわけだ。
とはいえいつもそんなに厳しい戦いがあるかといえば、
そんなこともない。
根津の『Lacuji』でこのアルバムを紹介された時は、
マスターが非常にニコニコしていたし…
モンティ・アレキサンダーの『ライヴ!』
モンティー・アレキサンダーなるピアニストのことは全く知らなかった。
「これが安く手に入ったんだよ」と『Lacuji』のマスターが見せてくれた時、
「ふ~ん」という我感せずだったのが正直な心情だ。
ところがこれのB面、「ワーク・ソング」がいい。
ピアノも良いのだが、それ以上にベースのゴリゴリッとした攻めの姿勢がたまらない。
ドラムのハイハットがパシャパシャと小気味よく弾み、
そこにモンティーのテクニカルなピアノがノる。
「まぁ、見つけたら…」と思っていたら、
本当に見つかってしまい、今こうしてここにあるというわけだ。
なぜならジャズの世界というのは広大で、
1人で閉じこもってしまうとある限られた範囲でしか聴くことができない。
だが、ジャズ喫茶に行くと思ってもみなかったアルバムがかかったりすることがある。
普段は目をつむって、「これは知ってるぞ」とか自己満足に浸りながら聴くのだが、
知らなかったアルバムに出会うと「うん?」と顔をしかめてしまう。
大概においてそういうアルバムほど良いアルバムのように聞こえてしまう効果もあり、
次の瞬間には飾ってあるジャケットに目をやってしまう。
これが持っているアルバムだと
「あぁ、なるほどなぁ~」とホッと息がつけるのだが、
持っていないアルバムだとますます顔が険しくなってしまう。
ジャズ喫茶という場所は一種の「虎の穴」であり、
マスターと自分との戦い、鍛え合うというマッチョな空間でもあるわけだ。
とはいえいつもそんなに厳しい戦いがあるかといえば、
そんなこともない。
根津の『Lacuji』でこのアルバムを紹介された時は、
マスターが非常にニコニコしていたし…
モンティ・アレキサンダーの『ライヴ!』
モンティー・アレキサンダーなるピアニストのことは全く知らなかった。
「これが安く手に入ったんだよ」と『Lacuji』のマスターが見せてくれた時、
「ふ~ん」という我感せずだったのが正直な心情だ。
ところがこれのB面、「ワーク・ソング」がいい。
ピアノも良いのだが、それ以上にベースのゴリゴリッとした攻めの姿勢がたまらない。
ドラムのハイハットがパシャパシャと小気味よく弾み、
そこにモンティーのテクニカルなピアノがノる。
「まぁ、見つけたら…」と思っていたら、
本当に見つかってしまい、今こうしてここにあるというわけだ。