国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

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そんな仮想の音楽喫茶

日々の演奏に生きる人たち

2011年04月10日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
ジョン・コーツというピアニストを知っているだろうか?
この人を知っているならば相当にジャズ通と言えるかもしれない。
普通にCDショップでジャズアルバムを探している人にはなかなか出会えない人だ。
まぁ、かく言う僕もいろいろな本を読んでこの人のことを知ったので
偉そうに語ることができるわけではないが、
この人、キース・ジャレットに影響を与えたピアニストとして有名である。

『ディア・ヘッド・イン』という小さなクラブでコーツが演奏をしていると
時々キースがその演奏にドラムやサックスで加わっていたという。
現にキースは『アット・ザ・ディア・ヘッド・イン』という
自身のライブアルバムも作っている。
それだけ『ディア・ヘッド・イン』という場所への思い入れもあったのだろう。

さて、その『ディア・ヘッド・イン』で演奏をすることを
生業としていたのがジョン・コーツだ。
正式名にはジョン・コーツ・Jrという。
そして今日紹介するのはそのコーツのアルバムでも有名な
『ザ・ジャズ・ピアノ・オブ・ジョン・コーツ,Jr.』だ。
その演奏はキースに影響を与えたといわれるだけあって
美しい旋律を基本に、激しく燃え上がっていくソロが聴き所だ。
ただ残念なことにLPでしか出ていないため、
その存在もあまり取りざたされないのだろう。
本人もキースに影響を与えたということを吹聴するわけではなく、
ただ『ディア・ヘッド・イン』での演奏に真摯に取り組んでいた。
まさにジャズを職業とするプロの演奏家で、録音アルバムも僅かしかない。

B面の1曲目「ディープ・ストリングス」は、
まさにキースとのつながりが感じられるかのような演奏だ。
気持ちの盛り上がりが直演奏に出て、グイグイと引っ張っていく。
2曲目がビートルズの「イエスタディ」を取り上げていて、
まさにジャズバーでの演奏者という趣がある。

僕たちがジャズを語る時、そのほとんどは著名になった人だ。
だが、日々の演奏を生業にしているミュージシャンたちも多くいる。
名が残るのはほんの一部の人なのだ。

4月9日(土)のつぶやき

2011年04月10日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
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曇天で小雨。せっかくの桜の季節も静かな感じだ。
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『キリマンジャロの娘』のオリジナル盤をゲット!
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スタバで一服
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目をつむるごとに眠気が襲ってくるのは何故だろうか?
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電源ケーブルを変えてみたのでいろいろと聴きくらべ。スピーカーの位置をちょこちょこ動かして、調整中。
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今日の『美の巨人たち』は、ゴッホだ!
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「悩みはつきないなぁ」と相田みつをは言っているがそのとおりである。 #goo_toyokoba1030 http://blog.goo.ne.jp/toyokoba1030/e/5fe52b84d50b7e2ceebaa7383e96b9e4
23:44 from Twitter for Android
そんなわけでチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーの『ミズーリの空高く』を聞いてる。やっぱりいいもんだ。でも、もっと低音が効いてくるといいんだけど…
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