国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

見つけろ! 元気の源になる音を

2009年03月04日 | マスターの独り言(アルバムのこと)
ある雑誌に載っていた2週間の星占い。
今日の蠍座は
「最悪! 気をつけて』だった。
2週間前から「うげっ」と思っていたが、
やはりその日になると「うげぇぇ」と
気分は朝から下がり気味。
とにかく何かに気をつけなければいけないと
思っていること自体が「最悪」なのかもしれない。


今日は車での通勤。
そのためCDを事前に選んでおく。
眠くなりそうもないやつがベストだ。
(これで事故ったらまさに最悪)
しかもよく聴いたことがないやつがいい。

と、いうことでハービー・ハンコックの
『EMPYREAN ISLES』を選んだ。

一時期ハービー・ハンコックを集中して買った。
そうは言っても、僕の持ってる
リーダー作はたったの3枚だけだが……
その中でもあまり有名作とは言えなものだろう。
ましてハービーのリーダー作は
あまりみんなが喜んで聴くものではない。

でもやっぱり聴いてみるもんだ。
昨年亡くなったフレディー・ハバードの
元気溌剌澄んだ力強い音が直撃してくる。

そしてドラムのトニー・ウィリアムス!
僕はトニーの叩くリズムがすごく好きだ。
単純なように聞こえて、
きっと僕なんかの想像もつかないテクニックを駆使しているに違いない。
チッチッチッと
まるで心臓の鼓動に合わせるような
リズムがなんともいえない。
いつの間にか足踏み、指叩きと全身でリズムを取りたくなる。


今日も無事おしまい。
どうやら「最悪になる予定だった1日」も
フレディー・ハバードとトニー・ウィリアムスの
元気な音に恐れをなして僕には近寄らなかったようだ。

明日の元気にたまにはジャズでもいかが?
それもとびっきりピアノの音を吹き飛ばすやつでも

なぁ~んてことを考えた。