中日新聞 台風被害の名松線一部廃止へ 三重県、JR東海 社会CHUNICHI Web
三重県のJR名松線が台風18号の被害で復旧が困難になっているとして、JR東海は29日、家城―伊勢奥津(17・7キロ)の運行廃止を検討していると発表した。 JR東海によると、名松線は8日、台風災害で土石が流入したほか、線路の盛り土が崩落するなどの被害に遭い、同区間は現在も不通で、代行バスの対応が続いている。 復旧にはさらに時間と多額の費用を要するため、JR東海は鉄道輸送を廃止し、バスで代行する方向で地元と調整を進めている。 名松線は1935年、松阪―伊勢奥津の43・5キロが開通。JR発足の87年、利用者は1日当たり約1670人だったが、昨年は約6割減の約700人。運行も日に上下15本だけ。線区の保守管理や人件費は年間約8億円かかるが、収入は約4千万円にとどまっている。(中日新聞ホームページより引用)
JR東海が台風18号により被災した名松線(松坂~伊勢奥津)のうち、被害の大きい家城~伊勢奥津の廃止を検討していると発表しました。
名松線は国鉄時代に第二次特定地方交通線として廃止対象になるものの、沿線道路未整備によりバス転換困難として、廃止を見送った経緯があります。
しかしそれから約30年が経過し、沿線道路の整備が進んだ事、利用者もJR発足時の半分以下になっている事から、JRも経費をかけて復旧するより廃止という選択肢を選んだものと思います。
鉄道ファンとしてはどんな路線でも廃止されるのは寂しく思いますが、すでに鉄道を維持するレベルにない路線を「会社は新幹線で黒字なんだから、ローカル線の赤字は我慢しろ」とは言えません。
むしろ「今までよく路線を維持してきた」と褒めたいくらいです。
記事を見ると、もし廃止になった場合でもバスは鉄道路線の一部とし、運賃は鉄道と通算になるように思えますが、どうなるのでしょうか。
名松線の廃止について詳しくは下記ページ参照(JR東海ホームページ)
【名松線の今後の輸送計画について】
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000410.html
三重県のJR名松線が台風18号の被害で復旧が困難になっているとして、JR東海は29日、家城―伊勢奥津(17・7キロ)の運行廃止を検討していると発表した。 JR東海によると、名松線は8日、台風災害で土石が流入したほか、線路の盛り土が崩落するなどの被害に遭い、同区間は現在も不通で、代行バスの対応が続いている。 復旧にはさらに時間と多額の費用を要するため、JR東海は鉄道輸送を廃止し、バスで代行する方向で地元と調整を進めている。 名松線は1935年、松阪―伊勢奥津の43・5キロが開通。JR発足の87年、利用者は1日当たり約1670人だったが、昨年は約6割減の約700人。運行も日に上下15本だけ。線区の保守管理や人件費は年間約8億円かかるが、収入は約4千万円にとどまっている。(中日新聞ホームページより引用)
JR東海が台風18号により被災した名松線(松坂~伊勢奥津)のうち、被害の大きい家城~伊勢奥津の廃止を検討していると発表しました。
名松線は国鉄時代に第二次特定地方交通線として廃止対象になるものの、沿線道路未整備によりバス転換困難として、廃止を見送った経緯があります。
しかしそれから約30年が経過し、沿線道路の整備が進んだ事、利用者もJR発足時の半分以下になっている事から、JRも経費をかけて復旧するより廃止という選択肢を選んだものと思います。
鉄道ファンとしてはどんな路線でも廃止されるのは寂しく思いますが、すでに鉄道を維持するレベルにない路線を「会社は新幹線で黒字なんだから、ローカル線の赤字は我慢しろ」とは言えません。
むしろ「今までよく路線を維持してきた」と褒めたいくらいです。
記事を見ると、もし廃止になった場合でもバスは鉄道路線の一部とし、運賃は鉄道と通算になるように思えますが、どうなるのでしょうか。
名松線の廃止について詳しくは下記ページ参照(JR東海ホームページ)
【名松線の今後の輸送計画について】
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000410.html
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