岐阜県可児市の名鉄資料館へ行ってきました。
いつもは事前予約しないと見学出来ないのですが、今日は特別開館日で予約無しで見学する事が出来るからです。
資料館は土足厳禁、スリッパに履き替え、受付で氏名の記入など手続きをしてからの入館です。
最初の第一展示室には、名鉄の歴史年表・各種記念切符・職員の制服などが展示してありました。一角に設けられた閲覧コーナーでは、各鉄道誌はもちろんの事、過去の名鉄時刻表、さらに名鉄社内報まで閲覧させていただきました。
その第一展示室の一角で、訪問目的だった企画展「知多鉄道デハ910形の軌跡」が開催されていました。
知多鉄道は現在の河和線で、デハ910は開業当初使用されていた車両です。会場内はデハ910形の解説、設計図、誕生から瀬戸線での特急車時代、福井鉄道へ移籍後の姿の写真パネルのほか、知多鉄道(河和線)建設時のしゃしん、各種切符などが展示されていました。地元の路線なので今までにも各種資料は見ていたのですが、初めて目にする写真・切符なども多く、大いに勉強させていただきました。
第二展示室は駅構内の看板・車両のサボ(行先表示板)・ヘッドマークからCTC制御器・台車・パンタグラフなどの大物まで、様々な機器・備品が展示されていました。
昨年引退した8800系パノラマDXの座席、2000系ミュースカイの座席も展示されていました。二つの座席の座り比べをしましたが、パノラマDXの座席のほうが座面も柔らかくゆったりとしていて座り心地が良いように感じました。
14時からは鉄道模型の展示解説がありました。モ750形・5500系・キハ8500北アルプスなど歴代の車両の模型を動かしながら、車両の歴史などを解説していただきました。
さすが名鉄本体が設置している施設だけあって、大変貴重な資料を拝見する事が出来ました。細かくみていると丸一日かかりそうです。時間が無くてじっくりと拝見できなかった資料も多いので、もう一度見学したいなと思いました。
数多くある展示物の中で、一番面白かったのは…
自由に行先・種別などが設定できるので、普段はありえない表示をさせて遊んでしまいました
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