まい・すぺーす

更新放置中(-_-;)

ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」最終回

2009-12-13 17:21:00 | テレビ・ラジオ
日本テレビのドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」が9日に最終回を迎えました。

見たきっかけはドラマの内容に引かれた訳ではなく、藤原紀香・上地雄輔の二人が目当てでした。
役者目当てでもドラマのテーマが「過酷な現状の産婦人科を、いま描かなければ手遅れになると思う。崩壊寸前の産科医療の問題と誰もが向き合う時がきた」
とあったので、医者の側から見た問題点を描いてくれるドラマだと期待してました。

しかし実際のドラマの内容は「なんだこりゃ?」(゜Д゜ )ハァ?でした。
藤原紀香演じる医師は人格異常。自分が生まれた時に母親が亡くなったトラウマがあってという設定は強引すぎる。
上地も演技は悪く無かったけど、普段のイメージもあって医者に見えなかった。
原作は読んでないけど、原作では妊婦が亡くなった事の裁判がメインだったらしいが、ドラマでは大した掘下げもなく2話であっけなく終わり。
さらに上地と本仮屋がいきなり婚約していたかと思えば、最終回であっけなく別れたりなど、どうでもいいエピソードを盛り込んだかと思えば、子宮摘出した女子高生が訴訟を起こしたのに、上地が腕を刺されて終わりなど肝心なエピソードの掘下げが甘く、何が言いたいのか分かりませんでした。

また演出で現実ではあり得ないと思えるシーンが満載だったのも不満でした。緊迫した場面を演出する目的だったとは思うのですが、運動会のごとくストレッチャーを全速力で引き回す、医者が廊下を全速力で走るのはやり過ぎです。医者や看護師は周りの患者に余計な不安を与えないために、病院内では極力走ったりしないと聞いた事があるだけに、余計に違和感を感じました。

日テレ水曜10時のドラマは「赤鼻のセンセイ」から立て続けに見てるけど、2連続で何が言いたかったドラマなのか分からない作品が続きました。
自分の中でテレビ朝日は“ドラマが駄目な放送局”なのですが、日テレもテレビ朝日と同類になりそうです。