湯田中駅前温泉 楓の湯

（2015.5.16再訪）
　近くにありながら1年半ぶりの訪問。これだけ間が空いたのは初めてです。忙しくて仕事帰りに寄れなくなったことと、いつも混んでいるので避けていたのが原因なんですが、それでも300円というのは、さっと入るだけでよいという時には魅力的です

　この日は土曜日の午前中に仕事があって、その帰りに訪問しました。ちょうどお昼時なのでいつもより車は少なかったのですが、中に入ると洗い場は満席相変らず人気の施設です。

　仕方ないので桶でかけ湯をした後、内湯に入浴。内湯は熱めなので最初は結構ヒリヒリきます43～44℃くらいありそうですね。湯は淡くささ濁りと言った感じで、味は微妙。今までは無味と評価していましたが、極微塩味としてもいいかもしれません。香りは少しすえた臭いが混ざっているよう。午前中ではあっても既にかなりの人数が浸かっていて、少々くたびれ気味みたいでした

　内湯は私には熱過ぎなのですぐに露天へ移動。露天は内湯より少し湯温が低く感じました。41～42℃くらいと思っていたら、施設の人が湯温を測って43℃と言っていました。湯に足だけ浸けて出て行ってしまった人もいたから、露天も十分熱めの湯です。
　今回は露天の湯の方がすえた臭いもせず、硫黄と潮（磯）臭が混ざった香りがしてよいコンディションでした味も確実に極微塩味と言ってもいいでしょうその他若干のツルスベ感ありで、浴感は今までの入浴の中で一番良かったかもしれません湯をよく観察してみると細かい湯の花が大量に舞っていて、これがささ濁りに見える原因のようです。

　さて、お湯とは直接関係ないことですが、この日は洗い場の場所取りのひどさが目に付きました5箇所しか洗い場がないのに、3箇所もお風呂セットが置かれていて使えない時がありましたおそらく常連客の仕業でしょうけど、観光客が多く訪れるこの施設で、こういったことが当たり前のように行われているのは地元民として恥ずかしいです観光が重要産業である長野県なのだから、観光客に気持ちよく利用してもらえるよう、我々県民も心掛けないといけませんね

　


（2010.6.26）
　湯田中温泉ふろの日外湯巡りの締めとして、日帰り温泉施設「楓の湯」に入湯楓の湯は長野電鉄湯田中駅に併設されていて、休憩スペースでは駅に停まっている電車を眺めることができます

　共同浴場の白樺の湯とは道路を一本挟んだだけの近さですが、源泉は違うものを使用しています。ただ浴感はほとんど同じですね

　この日は共同浴場の激熱のお湯と格闘してきましたが、ここでは加水することで適温に調整されています。通常加水は喜ばしいことではないですが、何かありがたい気がしちゃいました4箇所目にしてようやくゆっくり温泉に浸かれましたしね

　楓の湯は料金300円で内湯、露天風呂にアメニティ完備ですから、非常にコストパフォーマンスがいいです。そしてなんと言っても湯田中温泉のお湯にいつでも気軽に入れるというのがいいですよね