としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

白樺湖温泉 すずらんの湯

2021-01-03 01:55:18 | 長野県(南信)の温泉
 10月は土日に温泉巡りに出かけるのは難しいと思われたので、平日午後に休暇を取って温泉巡りに出掛けました。
 当初目的地は草津温泉としていましたが、当日になって国道292号が草津白根山の火山活動活発化により通行止めとなっていることを知り、急遽目的地を茅野市方面に変更です。
 まず目指したのが白樺湖温泉 すずらんの湯。名前のとおり白樺湖畔に建つ日帰り入浴施設です。平日なので空いていると思いきや、紅葉シーズン&登山シーズンということもあって、駐車場には結構車が駐まっていました。GoToトラベルで東京都民も利用可能となった影響もあるかも知れません。

 玄関をくぐると、早速新型コロナ対策で名前、連絡先、入館時間を書かされた上に検温されました。最近どこの施設も検温は必須になっていますが、名前、連絡先、入館時間まで書くのは初めて。念には念を入れてということなのでしょう。
 料金は通常700円のところ、ホームページにある割引券を印刷し提示すれば100円引きとなります。観光地、しかも標高が高い立地で600円(内湯、露天風呂、サウナあり)なら悪くないですかね。脱衣所は建物外観から予想するより広めで、浴室も広く、洗い場の数も多数。シーズン最盛期には結構客が多いのかも。


 内湯には大浴槽と小浴槽が1つずつあり、その境に噴水のような湯口があって大浴槽と小浴槽に湯が流れ込むようになっています。あまり見たことがない方式ですね。そして大浴槽にはジェットが6箇所(作動中)あり、小浴槽にはバイブラ(休止中)があります。正直ジェットやバイブラがある浴槽でお湯が良かったためしがないので、これを見るだけでお湯のレベルが知れてしまいます。
 大浴槽のお湯は無色透明、無味無臭。アルカリ性単純温泉に特徴的なツルスベ感もなく、温泉らしさは皆無でした。しかも塩素臭がかなり強め。元々特徴が少ない泉質だろうから、訪れる前から期待はしていなかったので、がっかりすることもなかったのだけれど、せめて塩素臭がもう少し抑えられていたら、それなりに入浴を楽しめたのにと思いました。広く取られたガラス張りの窓からは白樺湖の眺めが良いのでなおさらです。


 小浴槽も同じ湯口のお湯が注がれているので浴感はほぼ同じ。あえて違いを挙げれば浴槽が小さい分、大浴槽よりほんの少し熱めなくらいです。バイブラが作動していないので、あまり存在意義のない浴槽になってしまっています。
 内湯の方はあまり時間を割かずにさらりと流して、露天風呂へ移動。露天風呂への扉には「源泉露天」と書かれていたので、少し期待しての移動です。


 露天風呂は三方が壁に囲まれ屋根もあり、湖方面だけが開放されている半露天です。しかも湖方面も柵(+透明度のないアクリル板)があって湯船に浸かっていると景色がよく見えません。冬が厳しい高原の施設だから、こういう造りは仕方ないでしょう。景色を楽しむなら内湯大浴槽の方が良いですね。
 湯口からはこちらも内湯同様噴水のように湧き出したお湯が大量に注がれています。これを見ただけで強力に循環されているのが一目瞭然。やたらとお湯が澄んでいるのも気になるところ。
 湯に浸かってみると、無味無臭なのは内湯と同じですが、若干ツルスベ感が感じられました。これが「源泉露天」だからなのかは分からないですが、内湯と違うとしても加水の量が少なめとかそれくらいのことでしょう。塩素臭は内湯に負けずきつかったし、正直「源泉露天」の有難味は感じられませんでした。

 温泉マニアから言わせると、二度目はないなと思わせる典型的な施設でしたが、お湯の質を除けば、設備は整っているし広さもそこそこあるので、一般受けはする施設と思われます。登山後の汗を流すにはちょうど良い施設ではないでしょうか。

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